昭和に生まれた名曲は、どれもどこか哀愁があり、その時代背景を感じさせてくれますよね。
そのノスタルジックな空気感は、聴いているだけで心が揺さぶられてしまうのではないでしょうか。
今回は、そんな昭和の名曲たちの中から、特に癒される楽曲をリストアップしました。
大きな愛を歌ったものから切ないものまで、メロディーやアンサンブルにフォーカスして選曲しましたので、ご自身の気分にあった楽曲を見つけていただければ幸いです。
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聴いているだけで心が浄化される…。昭和に生まれた癒しソング(1〜10)
卒業写真ハイファイセット

芳醇な香りのようなボーカルハーモニーが印象的なハイ・ファイ・セットの楽曲。
デビュー曲であり、同名のアルバムにも収録されているこの曲は、荒井由実さんが手掛けた作品で、1975年にリリースされました。
青春の思い出や人生の節目を繊細に描いた歌詞は、卒業式を迎える学生の心情を優しく包み込んでくれますよね。
洗練されたアレンジと抜群のコーラスワークが特徴的な本作は、過去を振り返りながら自己と向き合う時間を与えてくれるのではないでしょうか。
ノスタルジックな気分に浸りたい方や、大切な人への感謝の気持ちを再確認したい方にオススメの1曲です。
秋桜山口百恵

結婚を控えた娘が母への思いをつづった楽曲で、山口百恵さんの優しい歌声が心に染み入ります。
1977年10月にリリースされた19枚目のシングル曲は、さだまさしさんが作詞作曲を手掛けた名曲です。
嫁ぐ娘の複雑な心境が秋桜に重ねられ、母への感謝の気持ちが切なく表現されています。
山口百恵さんの人生とも重なる部分があり、より深い感動を呼び起こす一曲に仕上がっています。
本作は、結婚式や人生の節目に演奏されることも多く、親子の絆を感じたい方にぜひ聴いていただきたいナンバーです。
見上げてごらん夜の星を坂本九

『上を向いて歩こう』『明日があるさ』など、誰もが知る名曲を世に送り出した坂本九さんの楽曲。
1960年初演のミュージカルの劇中主題歌を坂本九さんがカバーした本作は、夜空を思い浮かべずにはいられない有名なナンバーですよね。
ピアノとストリングスのアレンジが星空に包まれたような感覚を生み出し、坂本九さんの特徴的な歌声が胸に響きます。
1963年にリリースされ、第5回日本レコード大賞作曲賞を受賞。
現在も多くのアーティストによるカバーが後を絶たないのも納得の名曲です。
夜空を見上げながら、大切な人と一緒に聴きたくなる1曲ですね。
北の国から〜遥かなる大地より〜さだまさし

北海道の広大な自然を感じさせる穏やかで叙情的なメロディが特徴的なこの楽曲。
さだまさしさんが、わずか10分ほどで基本が完成したという逸話を持つ本作は、「ア」と「ン」の二つの音だけで構成された独特の歌詞が印象的です。
1982年9月に両A面シングルとしてリリースされ、1981年放送開始のテレビドラマの主題歌として広く親しまれました。
北海道を象徴する楽曲として、バラエティ番組や物産展でも頻繁に使用されています。
日常の喧騒から離れ、心を洗われるような体験をしたい方にオススメの、癒やしの一曲です。
さとうきび畑ちあきなおみ

反戦歌として知られる本作は、さとうきび畑を吹き抜ける風の音を表現した歌詞から始まります。
沖縄戦で父を失った少女の視点から、戦争の悲劇と平和への願いを静かに、しかし力強く伝えていますね。
ちあきなおみさんの情感豊かな歌唱が、楽曲の持つ深いメッセージをよりいっそう引き立てています。
1975年4月からNHKの『みんなのうた』で紹介された際は、全11連のうち3連のみを歌うショートバージョンが放送されました。
戦争の悲惨さと平和の尊さを静かに訴えかける本作は、学校の音楽教材としても取り上げられるなど、今なお多くの人々の心に響き続けています。
言葉にできないオフコース

はかなく透きとおった歌声で多くのリスナーを魅了している、オフコースの小田和正さん。
アルバム『over』からシングルカットされた本作は、言葉にできない感情を表現した、静かで深い余韻を残すバラードナンバーです。
1982年2月にリリースされ、同年の日本武道館での10日間連続公演でも披露されるなど、オフコースの代表曲として親しまれています。
シンプルな展開と心に響く歌詞が聴く人の心を癒やしてくれるでしょう。
大切な人への思いを静かに噛みしめたい時にオススメの1曲です。
ぼくたちの失敗森田童子

透明感のある歌声と繊細な詞世界で、多くのリスナーの心を揺さぶり続けているシンガーソングライター、森田童子さん。
1976年11月にリリースされた楽曲は、春の柔らかな日差しの中で過ごした青春の一コマを切り取ったような、ノスタルジックな雰囲気漂う名曲です。
歌詞に描かれた具体的な情景描写が印象的で、この世代の方ならその様子が懐かしく思い出されるのではないでしょうか?
1993年にはドラマ『高校教師』の主題歌として起用され、約90万枚を売り上げる大ヒットを記録。
孤独や憂鬱、愛や失恋など、普遍的な感情を繊細に表現した本作は、心に何かを抱えている人の心に寄り添ってくれる、癒やしの1曲です。