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聴いているだけで心が浄化される…。昭和に生まれた癒しソング

昭和に生まれた名曲は、どれもどこか哀愁があり、その時代背景を感じさせてくれますよね。

そのノスタルジックな空気感は、聴いているだけで心が揺さぶられてしまうのではないでしょうか。

今回は、そんな昭和の名曲たちの中から、特に癒される楽曲をリストアップしました。

大きな愛を歌ったものから切ないものまで、メロディーやアンサンブルにフォーカスして選曲しましたので、ご自身の気分にあった楽曲を見つけていただければ幸いです。

聴いているだけで心が浄化される…。昭和に生まれた癒しソング(1〜10)

言葉にできないオフコース

♪言葉にできない オフコース [HD]
言葉にできないオフコース

はかなく透きとおった歌声で多くのリスナーを魅了している、オフコースの小田和正さん。

アルバム『over』からシングルカットされた本作は、言葉にできない感情を表現した、静かで深い余韻を残すバラードナンバーです。

1982年2月にリリースされ、同年の日本武道館での10日間連続公演でも披露されるなど、オフコースの代表曲として親しまれています。

シンプルな展開と心に響く歌詞が聴く人の心を癒やしてくれるでしょう。

大切な人への思いを静かに噛みしめたい時にオススメの1曲です。

大空と大地の中で松山千春

大空と大地の中で / 松山千春 (歌詞入り)
大空と大地の中で松山千春

大自然の中で自分の力で幸せをつかむ決意を歌った、松山千春さんの代表曲。

広大な大地と果てしない空を背景に、前向きな姿勢と希望を表現しています。

1977年6月にアルバム『君のために作った歌』に収録され、後にフジテレビ系ドラマ『みにくいアヒルの子』の挿入歌にも使用されました。

心温まるメロディと歌詞は、多くの人の心に響きます。

人生に迷いを感じている時や、新たな一歩を踏み出そうとしている時に聴くと勇気をもらえる一曲です。

北の国から〜遥かなる大地より〜さだまさし

北の国から2010-遙かなる大地より~螢のテーマ-
北の国から〜遥かなる大地より〜さだまさし

北海道の広大な自然を感じさせる穏やかで叙情的なメロディが特徴的なこの楽曲。

さだまさしさんが、わずか10分ほどで基本が完成したという逸話を持つ本作は、「ア」と「ン」の二つの音だけで構成された独特の歌詞が印象的です。

1982年9月に両A面シングルとしてリリースされ、1981年放送開始のテレビドラマの主題歌として広く親しまれました。

北海道を象徴する楽曲として、バラエティ番組や物産展でも頻繁に使用されています。

日常の喧騒から離れ、心を洗われるような体験をしたい方にオススメの、癒やしの一曲です。

聴いているだけで心が浄化される…。昭和に生まれた癒しソング(11〜20)

時代薬師丸ひろ子

芸能界屈指の歌唱力を誇る薬師丸ひろ子さんが歌うこの楽曲は、中島みゆきさんが作詞作曲を手掛けた名曲のカバーです。

人生の苦難や別れ、そして再会を描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。

1988年にリリースされたこの楽曲は、薬師丸さんの代表曲の一つとして広く知られています。

薬師丸さんの繊細かつ力強いボーカルが、楽曲の魅力をさらに引き立てていますよね。

昭和の懐かしさを感じながら、人生に思いを巡らせたい時にオススメの1曲です。

青春の影チューリップ

1974年6月に発表されたチューリップの楽曲は、アイドル路線から音楽性を重視する方向へ転換を図った意欲作。

メンバー変更をへて、財津和夫さんがボーカルを務めています。

結婚を決意した男性の心情を描いたリリックは、青春の終わりと大人への一歩を感じさせますよね。

当初は売り上げに苦戦しましたが、その後のチューリップの音楽性を象徴する重要な一曲となりました。

本作は、多くのドラマやCMでも使用され、幅広い影響を与えています。

新たな人生のステージを迎える方や、青春時代を懐かしむ方にオススメの1曲です。

川の流れのように美空ひばり

昭和から平成にかけて活躍した美空ひばりさんが、生前最後にリリースした珠玉の名曲。

人生を川の流れに喩え、穏やかに時代を超えて進んでいく様子を描いた歌詞が心に染みわたりますね。

1989年1月11日に発売されたこの楽曲は、若い世代へのメッセージを込めて制作されたそうです。

秋元康さんが手掛けた歌詞は、人生の雄大さと穏やかさを表現しており、困難に直面しても、やがて訪れる穏やかな時を信じることの大切さを教えてくれます。

本作は、美空ひばりさんの人生観が色濃く反映された、聴く人の心を癒やす力を持つ楽曲。

人生に悩んだ時や、ゆったりとした気分に浸りたい時にピッタリの1曲です。

悲しくてやりきれないザ・フォーク・クルセダーズ

「悲しくてやりきれない ザ」・フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)
悲しくてやりきれないザ・フォーク・クルセダーズ

切なくも美しいメロディと深い悲しみを歌った歌詞が心に染み入る、ザ・フォーク・クルセダーズの名曲。

1968年3月にリリースされた2枚目のシングルで、戦争や喪失感をテーマにしていると言われています。

白い雲や深い森の緑といった自然の情景を背景に、人間の抱える悲しみややるせなさが繊細に描かれていますよね。

多くのアーティストによってカバーされ、2016年公開のアニメ映画『この世界の片隅に』でも使用されるなど、時代を超えて愛され続けている楽曲です。

深い悲しみを抱えながらも前を向こうとする気持ちに共感したい時にオススメですよ。