【一覧】鍵盤楽器の種類まとめ【ピアノ、シンセetc…】
「楽器演奏をやってみよう」と思ったとき、みなさんの頭にはどんな楽器が思い浮かぶでしょうか?
いの一番、すっとイメージできるのは、やっぱりピアノでは。
曲を弾いたことはなくてもどなたもきっと、人生で1度は触れた経験があるはず。
さて、ピアノは鍵盤楽器の一種です。
そしてその鍵盤楽器って、かなりいろいろな種類があるんですよ!
今回この記事ではたくさんある鍵盤楽器の種類をご紹介していこうと思います!
「え!?こんなの見たことない!」という鍵盤楽器にも出会えるかも。
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【一覧】鍵盤楽器の種類まとめ【ピアノ、シンセetc…】(1〜10)
鍵盤ハーモニカ

音はハーモニカのようですが、鍵盤がついているため音を視覚化しやすい鍵盤ハーモニカは、子供の頃学校で吹いたことがある方も多いのではないでしょうか。
口で吹く楽器なので、ピアノよりも長い音を演奏することが可能でニュアンスがつけやすく、子供の教育楽器をこえた愛好者がたくさんいます。
鍵盤ハーモニカは息を吹き込むことによりリードを鳴らすのですが、代わりに内蔵された笛を鳴らすアンデスという鍵盤ハーモニカの仲間もあります。
メロトロン

60年、70年代の洋楽ロックではよく使われているので、名前は知らなくても音を聴くとあれか、と思う方もいらっしゃると思います。
見た目は白い大きな箱に3オクターブ分くらいの鍵盤がついています。
メロトロンは、楽器というよりサンプラーで、録音していた音を鳴らせる機械です。
昔の技術では録音した音をテープにしこみ、鍵盤を押すことによってテープが再生される仕組みだったので、何度も押しているとピッチが悪くなったりしたそうです。
それが逆にレトロな雰囲気をかもし出していたんですね。
トイピアノ

子供がはじめてひくピアノとして作られたトイピアノですが、その本格的なつくりが大人にもうけて、現代音楽などで楽器として演奏する人もいます。
普通のピアノは弦をハンマーでたたいて音を出しますが、トイピアノは金属の管をハンマーでたたく方式になっていて、それがオルゴールに似たかわいい音をたてるのですね。
はじめに作られたのは1872年に、アメリカでドイツからの移住者によってだそうですが、日本では2006年ごろからCMなどで人気になりました。
【一覧】鍵盤楽器の種類まとめ【ピアノ、シンセetc…】(11〜20)
電子ピアノ

グランドピアノやアップライトピアノなど、いわゆる生ピアノのように弦をハンマーで直接たたく形式ではなく、センサーが鍵盤のタッチを読み取ることによりその鍵盤の音源がなる、という仕組みのピアノです。
生ピアノと違いアクションや弦がないので、かなりの省スペースが可能です。
また、音源を使うので調律の必要もなく、スピーカーの音量を調節するだけで音量も思いのままです。
音もいわゆるピアノの音以外も選べます。
一人暮らしの社会人、マンション暮らしのお子さんにはありがたいですね。
アップライトピアノ

場所をとるというグランドピアノの欠点を補うために作られたピアノがアップライトピアノです。
省スペースのために垂直に張られた弦をハンマーで横からたたくことによって音が鳴ります。
グランドピアノより性能の点では劣りますが、電子ピアノではなく、直接指で弾いた力をハンマーで伝えるので、細かな表現が可能で、強弱もつけやすいです。
状況が許すなら、いわゆる生ピアノといわれるグランドピアノやアップライトピアノで練習することが望ましいです。
チェンバロ

チェンバロは打鍵することにより、張られている弦がプレクトラムと呼ばれる爪のようなもので弾かれて音が出ます。
ですので音は弦楽器にちょっと似ていますよね。
ピアノが一般的に使われる前、バロック音楽はチェンバロで演奏されることが多かったのです。
ピアノが表舞台に出てきたころから音も小さめのチェンバロはあまり作られなくなりましたが、この楽器にはこの楽器の独特の魅力がありますよね。
機会があれば生の音を楽しんでみられてはいかがでしょうか。
オンド・マルトノ

こちらは1928年に開発された楽器ですが、初めて見る方も多いのではないでしょうか。
構造的には、鍵盤のついたテルミンといった感じで、単音だけしかだせません。
リボン奏法といって鍵盤を弾かない奏法と、鍵盤を弾く双方の2種類があります。
音も不思議な音色で、なんとも天国のようですよね。
スピーカーが4種類あってその一つにはドラが入っているそうです。
アナログとデジタルな両方が感じられる不思議な楽器、機会があれば見てみてください。





