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松尾芭蕉 の検索結果(11〜20)
夕ざくら けふも昔に 成にけり小林一茶
小林一茶は松尾芭蕉、与謝蕪村と並ぶ江戸時代を代表する俳人のひとりであり、一茶調という独自の俳風を確立しました。
この句は現代語に訳すると、今目の前にある夕方の桜の美しさも、見ているそばから過去になりつつある。
今この瞬間は続かず、はかない美しさなのだという意味です。
忙しい日常の中でもふと立ち止まり、周りの景色や目の前にあるものを見つめる時間の大切さを感じさせてくれます。
そんな心のゆとりの大切さを教えてくれる句ですね。
ほろほろと 山吹散るか 滝の音
こちらは江戸時代の俳人松尾芭蕉が、吉野川の上流にある西河の滝で休みながら詠んだ句で俳諧紀行『笈の小文』に収録されています。
激しい音をたてて雪解け水を落としていく滝と、ソフトで温かい色合いの山吹がほろほろと音もたてずに散っていくさまの対比はとても印象的で、その瞬間が切り取られた動画のように目の前に浮かんできそうです。
芭蕉の句は動画や写真がなかった時代に、その句を見るだけでみんなにそんな風景を思いおこさせるすばらしいものですよね。
荒海や 佐渡に横たふ 天の川松尾芭蕉
松尾芭蕉が旅の途中に見た景色は、海の果てに浮かぶ佐渡島と、夜空にわたる天の川。
そのふたつが「荒波」ともに一句に並ぶことで、自然と宇宙のスケールが一気に広がります。
佐渡という島の孤絶感に、旅の孤独や人生のはかなさが重なり、夜空にかかる天の川はどこかはかなくも荘巌。
派手な言葉は使われていないのに、視界の端から端まで満たすかのような雄大さがあります。
波の音を耳にしながら、夜空を見上げていた場所のまなざしが静かに伝わってくるようです。
自然に身を任せながら読んだ、旅人らしい一句です。
初雪や かけかかりたる 橋の上松尾芭蕉
松尾芭蕉が詠んだ、冬のはじめの静かな情景を描いた俳句です。
「初雪」はその年に初めて降る雪。
まだ地面を白く覆うほどではなく、そっと空から舞い降りてきたばかりの雪です。
「かけかかりたる橋の上」とは、ちょうど橋を渡りかけたところ。
旅の途中に初雪に出会った芭蕉は、橋の上でふと足を止め、冬の訪れをしみじみと感じたのでしょう。
寒さの中にある静けさ、そして季節のうつろいを受け入れる心の落ち着きを感じます。
11月の初雪にふさわしい、旅人の感慨と自然の美しさがやさしく重なった一句ですね。
紫陽花や 藪を小庭の 別座敷松尾芭蕉
お庭といえばキレイに整えられているイメージがありますが、この俳句では、紫陽花が咲く藪と表現されたありのままの庭の美しさを感じています。
自然の風景を美しいと感じることは、心のゆとりにもつながります。
紫陽花といえば梅雨の時期に咲く花ですので、静かに雨が降る中で咲く薄紫をぼんやりと眺める風景が浮かびますよね。
もしかしたら芭蕉も庭を眺めながら、心休まる時間を過ごしたのかもしれません。
6月らしい風景と時間を届けてくれる、覚えておきたい一句です。
いざ行かん 雪見にころぶ 所まで松尾芭蕉
松尾芭蕉は、江戸時代前期に活躍した俳諧師です。
有名なので高齢者の方の中でも、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
松尾芭蕉が名古屋での雪の席で、詠んだ俳句「いざ行かん 雪見にころぶ 所まで」をご紹介します。
この俳句からは、楽しく弾んだ気持ちが感じられますよ。
雪が降ってきたから、皆の衆雪見に出かけよう。
雪ですべって転んでもそれもよし。
さあ転ぶところまで雪を見に行こう、といった意味があります。
自分の気持ちを俳句にのせて、高齢者の方にも詠んでいただきましょう。
松尾芭蕉 の検索結果(21〜30)
梅が香に のっと日の出る 山路かな
こちらは有名な松尾芭蕉の書いた俳句で、芭蕉は江戸時代に活躍した俳人です。
この句は芭蕉が亡くなる年に書かれた俳句だそうです。
朝日が梅の香りに誘われるように顔をだすのですが、のっとという擬態語の雰囲気が独特で、芭蕉のセンスを感じますよね。
梅の香りとの質感のコントラストがとても興味深く、こんな組み合わせが意外に合う、といったイメージです。
そしてこの短い句の中に嗅覚と視覚の両方が刺激されるのもおもしろいところです。

