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新潟県の雑学&豆知識。歴史や産業ほか意外な日本一も?【一般向け】

この記事では新潟県の豆知識をたくさん紹介していきますね!

産業や農業、歴史文化などはもちろん、ご当地グルメといったカジュアルなものまで、新潟県にまつわる豆知識をたくさん集めました。

記事の中ではそれぞれの豆知識に関する解説もおこなっていきます。

ぜひ参考にしていただき、知識を深めてみてくださいね!

新潟県外の方はもちろん、新潟県内にお住まいの方もこの記事で初めて知るようなものもあると思いますので、ぜひ楽しみながらご覧ください。

新潟県の雑学&豆知識。歴史や産業ほか意外な日本一も?【一般向け】

新潟県では幻の果物と呼ばれる洋梨が育てられている

新潟県では幻の果物と呼ばれる洋梨が育てられている

日本では主に新潟県で生産されているルレクチェ。

栽培方法が難かしく病気にも弱い品種のため、幻の果物と呼ばれています。

原産国であるフランスでも栽培が難しいので、現在は栽培されていません。

形はラフランスに似ていますが、酸味と甘味の両方があるラフランスに対してルレクチェは酸味がなく甘味を強く感じますよ。

甘く濃厚な香りを放つことも特徴の一つです。

新潟県へ明治36年にフランスからルレクチェの苗木が持ち込まれたのが、栽培の始まりだそうです。

当初はルレクチェの栽培方法を知らなかったので失敗が続きましたが、おいしさが評判となり本格的な栽培に取り組みました。

現在は、新潟県を代表する果物となっています。

新潟県で「イタリアン」というと、中華麺にトマトソースがかかった料理を指す

新潟県で「イタリアン」というと、中華麺にトマトソースがかかった料理を指す

一般的にイタリアンといえばピザやパスタ、リゾットを想像すると思いますが、新潟県でイタリアンといえばそれらとは異なる料理を指すんです!

それは、ソースを絡めて炒めた中華麺にトマトソースをかけた食べ物。

この新潟県のイタリアンは三日月というお店が発祥で、ちょっとかわった焼きそばとして誕生しました。

トマトソースのほかにミートソースやカレーソースをかけるアレンジもあるそうで、新潟県民に愛されているご当地グルメです。

新潟県の片貝まつりでは世界一大きい打ち上げ花火が上がる

新潟県の片貝まつりでは世界一大きい打ち上げ花火が上がる

夏の風物詩の打ち上げ花火。

新潟県小千谷市で行われる、片貝まつりではギネスにも認定されている世界一大きな花火が打ち上げられます。

片貝まつりは別名花火祭りとも言われています。

江戸時代中期から400年続いている伝統的なお祭りです。

世界最大級の正四尺玉の花火は、打ちあがると直径800mにもなるそうですよ。

花火は個人や企業が小千谷市にある浅原神社への奉納を意味しています。

健康祈願や亡くなった方の供養や子どもの誕生会など願いを込めて、花火を上げて奉納するそうです。

「燕三条市」という市はない

「燕三条市」という市はない

新潟県には新幹線の駅の燕三条駅があります。

「燕三条市があるのかな」と思った方もいるのではないでしょうか。

しかし、燕三条市は新潟県にはありません。

燕市と三条市は、300年以上も前から対立関係にあるそうです。

かつては燕市が職人の街で三条市が商人の街で、燕市で作ったものを三条で販売していたそうです。

ですが、三条市でも工芸品を作っていたので燕市の品物を安く販売していたため、関係が悪化したようですよ。

新幹線の駅の名称を決める際も、二つの市から意見があがりましたが燕三条駅に。

ちなみに新幹線よりも前にできた高速道路のインターチェンジの名称は、逆の三条燕インターチェンジだそうですよ。

へぎそばの「へぎ」とは木の器のこと

へぎそばの「へぎ」とは木の器のこと

テレビでも紹介されることもあり、最近は全国でも知名度がある、へぎそば。

へぎそばは新潟県の郷土料理で、そばのつなぎにふのりを使い、独特の風味とコシの強いつるつるとした食感が特徴です。

へぎそばのへぎの意味はご存じでしょうか。

実はへぎは、剥ぎ板を使った木の器のことですよ。

剥ぐがなまって、へぐになったと言われています。

かつて日本で盛んにおこなわれていた、養蚕業の現場で使われていたへぎを活用して作ったそうですよ。

木を剥いた板を器にしたものに、3人から4人前のそばを盛り付けます。

へぎそばをみんなで囲んで食べるのが一般的だそうです。