新潟県の雑学&豆知識。歴史や産業ほか意外な日本一も?【一般向け】
この記事では新潟県の豆知識をたくさん紹介していきますね!
産業や農業、歴史文化などはもちろん、ご当地グルメといったカジュアルなものまで、新潟県にまつわる豆知識をたくさん集めました。
記事の中ではそれぞれの豆知識に関する解説もおこなっていきます。
ぜひ参考にしていただき、知識を深めてみてくださいね!
新潟県外の方はもちろん、新潟県内にお住まいの方もこの記事で初めて知るようなものもあると思いますので、ぜひ楽しみながらご覧ください。
新潟県の雑学&豆知識。歴史や産業ほか意外な日本一も?【一般向け】(1〜10)
上越新幹線は上越市を通っていない
上越新幹線という名前なのに、実は上越市を通っていないだなんて驚きですよね。
これには明確な理由があって、上越新幹線の「上越」とは上越市や、新潟県を3つに分けた内の一つである上越地方という意味ではないんです。
というのも、上越新幹線の「上」とは現在の群馬県のあたりの地域を指す上野国を意味しています。
つまり、大宮から高崎を通って新潟までをつなぐ新幹線であることから、上野国と越後国の頭文字をとって上越新幹線と名付けられたんですね。
偶然が重なって生まれた豆知識の一つといえるでしょう。
枝豆の作付面積は日本一
新潟県が枝豆の作付面積が日本一で、枝豆の名産地だってご存じでしたか?
しかも、春から秋にかけて約半年もの間、異なる品種の枝豆が取れ続けるんだそうです。
そのため新潟県の家庭では枝豆を食べることが日常的なんだそうですよ。
ちなみに、作付面積が1位の新潟県ですが枝豆の出荷量は全国で7位。
なぜ日本一たくさん作っているのに出荷量は日本一ではないのかというと、実は収穫された枝豆の4割近くを出荷せずに自分たちで食べているんだそうです。
どれだけ新潟県の枝豆がおいしいのかがよくわかるエピソードですよね。
新潟県には原油の産地がある
にわかに信じがたい情報かもしれませんが、なんと日本国内でも原油が生産されているんです。
そして国内一位の生産量を誇るのが新潟県だそう。
新潟県内には13箇所の油田があり、そこで生産されている原油は国内生産の60%以上を占めているんだとか。
中でも新潟市秋葉区には新津油田と呼ばれる油田があり、多くの原油がとれたため石油の里と呼ばれていました。
ちなみに新津油田は1996年に採掘が終えられています。
他にも新潟県では天然ガスの生産も盛んで国内シェアの70%以上を占めています。
新潟県の電気の周波数は50ヘルツだが、佐渡島だけは60ヘルツ
普段から家庭で使っている電気には周波数というものがあり、国内でも西日本では60ヘルツ、東日本では50ヘルツと地域によって異なります。
ちょうど周波数が変わる境目に位置している新潟県の電気は50ヘルツなんですが、佐渡島は60ヘルツなんです。
その理由は佐渡の金山を開発したのが関西の企業だったため、60ヘルツ用の機材を用いており、それに合わせて佐渡島では60ヘルツの電気を使うことが定着したという説があります。
ちなみに新潟県の西の端に位置する糸魚川市は50ヘルツと60ヘルツが混在している国内でも珍しい地域です。
新潟県には日本一たくさんの神社がある
日本で最も神社の数が多いのは、新潟県です。
神社が多い理由として、明治時代には新潟県の人口も日本で一番多く、さらに農家も多かったことが挙げられます。
作物の豊作祈願を願い、集落ごとに神社ができたために多くなりました。
ほかにも、増えすぎた神社を減らす政策が明治時代に行われた際に、新潟県は消極的だったそうです。
そのため多くの神社が残ったといったといった、新潟県に神社が多い理由は諸説あります。
新潟県を訪れた際には、神社を巡ってみるのも面白そうですね。
新潟県では幻の果物と呼ばれる洋梨が育てられている
日本では主に新潟県で生産されているルレクチェ。
栽培方法が難かしく病気にも弱い品種のため、幻の果物と呼ばれています。
原産国であるフランスでも栽培が難しいので、現在は栽培されていません。
形はラフランスに似ていますが、酸味と甘味の両方があるラフランスに対してルレクチェは酸味がなく甘味を強く感じますよ。
甘く濃厚な香りを放つことも特徴の一つです。
新潟県へ明治36年にフランスからルレクチェの苗木が持ち込まれたのが、栽培の始まりだそうです。
当初はルレクチェの栽培方法を知らなかったので失敗が続きましたが、おいしさが評判となり本格的な栽培に取り組みました。
現在は、新潟県を代表する果物となっています。
新潟県は錦鯉発祥の地
華やかな絹織物のような美しい柄からその名が付けられ、日本だけでなく世界中の愛好家を魅了している錦鯉。
実は新潟県が発祥の地だったんです!
その歴史は江戸時代にまでさかのぼり、現在の小千谷市や長岡市のあたりが発祥の地といわれています。
もともとは普通の鯉が突然変異した個体を養殖していったそうですよ。
その後も新潟県内で錦鯉の養殖は盛んにおこなわれ、昭和のはじめ頃からは海外にも輸出されていたんだとか。
現在では130種類もの錦鯉がいるそうです。






