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大人の初心者がピアノ教室に通うときの効果的なレッスン回数と時間は?

以前、ピアノの練習時間に関する記事を書きましたが、ピアノ教室でレッスンを受ける場合、そのレッスン内容や回数によって練習に割く時間が変わってくると思います。

現在私は、週1回のペースでクラシックピアノのレッスンを受けています。

また、一番最初にレッスンを受けたポピュラーピアノのレッスンは月3回、現在もレッスンを受けているポピュラー・ジャズピアノのレッスンは月2回です。

上記のように私自身、さまざまなレッスン回数を経験していることより、大人の初心者がレッスンを受ける場合のレッスン回数について、私なりの考えを書いてみようと思います。

趣味には「いいとこ取り」の月2回

月2回(隔週)レッスンのメリット・デメリット

メリット

その時の自分の環境に合わせられる柔軟性があること

デメリット

隔週でレッスン枠を確保していただく必要がある(例えば、今月は第1週と第2週の2回、来月は第3週と第4週の2回といった不規則な日程になってしまう場合には、月2回のメリットが打ち消されることになりますので注意が必要です。

良い意味では次のレッスンまで余裕がありますが、悪い意味ではそれで気が緩んでしまい、練習を先延ばしにしてしまう

練習せずにレッスンに行くことも可能ですが、上達はある程度練習量に比例しますので、「レッスンを受けている割には上達しないなぁ」といったジレンマに陥る

私の経験上、初心者にとって60分のレッスン時間は思っている以上に長い(時間を持て余してしまう可能性がある。

補足

特定の1曲を仕上げたいとか、ある程度弾けるようになって、ピアノの練習時間に縛られることなく続けていきたいといった方に向いているかと思います。

自己管理が求められる月3回

最後に月3回ですが、このケースではレッスン時間は週1と同じことが多いかと思います。

月3回レッスンのメリット・デメリット

メリット

デメリット

補足

プライベートでピアノに比重を置くことができるものの仕事が忙しいといった方、またはプライベートの時間を十分に取れるもののピアノ以外の趣味にも多くの時間を割きたいといった方に向いているかと思います。

レッスン回数を決める要素は……

以上が、レッスン回数に関する現時点での私の考えです。

よく、

レッスンを続けられることが大切

といった意見を聞くことがありますが、私の考えは少し違います。

自分の環境に合わせて通える範囲でレッスン回数を決めることは大切なことですが、レッスンに通うことが目的になってしまうのは避けたいところだと思います。

(もちろんピアノを習う目的にもよりますが・・・。

「上達すること」を目的としてレッスンに通っているのであれば、「上達を感じられること」がレッスン回数を決めるうえで一番重要視すべきことではないかなと私は思っています。

月2回レッスンのデメリットでも少し触れましたが、私の場合は月3回レッスンを受けていた時に、「レッスンを受けているのに上達しない」ことがかなりのストレスになりました。

よって、環境に加えてレッスンを受ける目的や目標も考慮したうえで、レッスン回数を決めるのが適しているのではないかと思っています。

ライタープロフィール

HIRNES

音楽ユニット

HIRNES

2015年1月結成しました。

主にハウス、テクノなどのダンスミュージックを制作・配信しています。

ウェブサイト:https://soundcloud.com/duo_hirnes

ブログ:http://hirnes.blog.so-net.ne.jp

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【自作曲(ピアノソロ)】Recollection (Piano Solo)

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