映画「男はつらいよ」のさくら役のイメージが強い倍賞千恵子さん。
2005年には紫綬褒章を受章するなど、日本を代表する女優さんとして活躍されています。
倍賞さん、実は歌手としても長年活動されています。
アニメソングの主題歌を多数歌われているので、ご存知の曲が見つかるかもしれません。
倍賞千恵子の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
世界の約束倍賞千恵子1位
ジブリのアニメ映画「ハウルの動く城」のエンディングテーマとして起用された楽曲です。
ピアノとバイオリンなどのストリングスがメインで構成されており、映画の最後の幸せさをとても上手に表現している美しい曲です。
かあさんの歌倍賞千恵子2位

母親がどんな状況でも家族のことを一番に考えている様子が伝わる『かあさんの歌』。
作詞家の窪田聡さんによって手がけられたこの曲は、ペギー葉山さんや倍賞千恵子さんなどさまざまなアーティストに歌われたほか、NHKの『みんなのうた』でも放送され、注目を集めました。
母親の強さ、家族への愛情の深さ、そうしたものが曲を通してひしひしと伝わってきます。
この曲を聴いて、自分もお母さんにいろんなことをしてもらったな、苦労をかけたなとと感じた方は、ぜひお母さんに感謝を伝えてくださいね。
おはなはん倍賞千恵子3位

おだやかなサウンドにのせてタイトルにもある、おはなはんのけなげに生き抜いていく姿が歌われています。
1966年から放送されたNHK連続テレビ小説『おはなはん』のイメージソングで作られた楽曲ですね。
どんな状況にあっても笑顔をたやさないところが印象的で、未来に向けて歩んでいく意志の強さも伝わってきますね。
季節が過ぎていく様子もあわせて描かれており、意志を持って長い道のりを歩んでいく姿は人生を振り返るきっかけにもなりそうですね。
さよならはダンスの後に倍賞千恵子4位

倍賞千恵子が1965年に発売した楽曲で、本曲を題材とする歌謡映画が、1965年1に松竹系で公開されました。
150万枚を超える大ヒットを記録し、作曲者の小川寛興は本曲で第7回日本レコード大賞作曲賞を受賞しました。
1990年には東海テレビ制作昼の帯ドラマ「ラストダンス」の主題歌として使用されました。
月よりの使者倍賞千恵子5位

1930年代~1950年代にかけての映画で主題歌は1949年に映画のタイトルと同じで発売されました。
映画の舞台は長野県の高原で、「月よりの使者」は主人公の看護師である道子が類稀な美貌の持主という事からです。
主題歌は主演男優と女優のデュエットなどでもレコード化されましたが、この時代の方には倍賞千恵子さんの歌が一番、印象に残っているようです。
忘れな草をあなたに倍賞千恵子6位
忘れな草の花言葉はそのまま「わたしを忘れないで」です。
この曲の歌詞はとても深いです。
恋愛とも取れますし、戦争の悲しさとも取れます、友達や両親とも取れます。
歳を重ねていけば悲しい別れと、嬉しい出会いをたくさん経験なさると思います。
そんな時にこの歌を歌うと、心が癒やされるのではないでしょうか?
歳を重ねてなければ歌えないオススメの1曲です。
下町の太陽倍賞千恵子7位

昭和の下町情緒が詰まった楽曲で、庶民の暮らしを優しく包み込むような温かい歌声が魅力です。
輝く太陽のように前を向いて生きる人々の姿を描いた歌詞と、ロシア民謡を思わせる哀愁漂うメロディが心に響きます。
1962年に倍賞千恵子さんのデビュー曲として公開された本作は、翌年の第4回日本レコード大賞新人賞を受賞。
同名の映画も制作され、山田洋次監督のもと倍賞さんが主演を務めました。
山の手とは違う、人情味あふれる下町の雰囲気を懐かしむ高齢者の方におすすめです。
昔の思い出話に花を咲かせながら、皆様でゆっくりと歌を楽しんでいただけたらと思います。