2002年にデビューし、独特な歌声と美しいメロディで大きな話題となった元ちとせ。
彼女の歌唱法は、「島唄」と呼ばれる奄美民謡を取り入れたものでした。
こちらでは、そんな彼女の人気曲をランキングにしてご紹介します。
元ちとせの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
ワダツミの木元ちとせ1位

奄美群島の伝統音楽を歌い継ぐ唄者としての顔も持つシンガー、元ちとせさんのデビューシングル曲。
「ある女性が、人を好きになるあまり花になってしまう」というストーリーの歌詞と、民謡の空気感を色濃く反映した独特のアレンジは当時のJ-POPシーンに衝撃を与えました。
この楽曲は2002年2月に世に出て、発売から約2ヶ月後にオリコン1位を獲得しています。
奄美民謡の特徴である独特の節回しと神秘的な歌声は、まさに日本古来より伝承されてきた和の旋律を感じられるのではないでしょうか。
壮大な自然や神話の世界に深く浸りたい時に聴きたい、唯一無二の名曲です。
感謝元ちとせ2位

『感謝』という題名の通り、日々の生活の中で感じるささやかな幸せや、それを共有できる大切な人への感謝の気持ちを歌っているのが、元ちとせさんの楽曲です。
2022年7月6日にリリースされたアルバム『虹の麓』に収録されているこの曲は、長府製作所のCMソングとしても起用されました。
本作は、普段は当たり前と思っているような何気ない瞬間や、人との出会いに光を当て、そこに隠れている幸せを見つめ直すきっかけをくれます。
人生の中で支えとなってくれる人の存在に気づかせてくれるこの曲は、大切な人への感謝の気持ちを伝えるのにピッタリ!
ぜひ、両親や恋人、親友など、あなたの心の支えになっている人に聴かせてあげてください。
死んだ女の子元ちとせ3位

奄美民謡歌手としての顔も持ち、その心に訴えかけるような歌声でファンを魅了しているシンガー、元ちとせさん。
3rdアルバム『ハナダイロ』に収録されている楽曲『死んだ女の子』は、映画『キャタピラー』の主題歌として起用されたナンバーです。
トルコ出身の詩人であるナジム・ヒクメットさんが作詞した広島原爆を題材としたリリックは、戦争の悲惨さと戻らない命の尊さが胸を締め付けますよね。
プロデュースを務めた坂本龍一さんと広島原爆ドーム前で共演したことも話題となった、世界中で歌われている反戦歌です。
腰まで泥まみれ元ちとせ4位

静かに、しかし鋭く胸に突き刺さる、物語のような1曲です。
本作は、アメリカのフォークソング歌手、ピート・シーガーさんが1966年に書き上げた楽曲。
指導者の誤った判断によって部下たちが犠牲になるという、アメリカで実際に起きた事件を基にした悲しい物語が歌われています。
奄美のシマ唄をルーツに持つ元ちとせさんの、深く静かな怒りすら感じさせる歌声と、戦争の非合理性を淡々と綴る歌詞が見事に融合していますね。
2015年7月に発売された名盤『平和元年』に収録されたこの楽曲。
物語に描かれた理不尽な現実に、平和の尊さを改めてかみしめる方もいらっしゃるかもしれません。
虹の麓元ちとせ5位

元ちとせさんのおよそ14年ぶりとなるオリジナルアルバム『虹の麓』は、2022年7月6日にリリースされた記念すべき作品です。
アルバム全体的に元ちとせさんの混迷する世の中に対する切実な平和への「祈り」が込められているのですが、特に表題曲である『虹の麓』という曲には、人間としての痛みや喜び、共感や愛を描く力があります。
リスナーの心にそっと寄り添い、誰かと手をつなぎながら明日への希望を描くことをオススメします。
辛い時に、元気がほしいときに、ぜひ聴いてみてくださいね。
Birthday元ちとせ6位

ちょっと特殊なバースデーソングをお探しの方にオススメなのが、元ちとせさんが歌う『Birthday』。
この曲はアイスランドのシンガーソングライター、ビョークさんが在籍したバンド、シュガーキューブスのカバーソングです。
元ちとせさんが2010年にリリースした洋楽カバーアルバム『Occident』に収録されています。
誕生日を迎えたある女の子について歌詞には描かれているのですが、その内容がなかなかエキセントリック。
とはいえ、描かれる独特な世界観には聴けば聴くほどずるずると引き込まれていきます。
歌詞にはびっくりしますが、元ちとせさんのまったりとした歌声は、誕生日をゆったりと包み込むBGMにオススメですよ。
いつか風になる日元ちとせ7位

『いつか風になる日』は2003年に発表された元ちとせさんの楽曲。
au by KDDI「それぞれの夏」篇のCMソングに起用されたので、記憶に残っている方も多いでしょうか?
たゆたう広い海に包まれているような、やさしくいやされる1曲。
きっとどんな年代の方でもご自身の懐かしい夏の景色や記憶と結びつけて聴ける曲だと思います。
夏といえば盛り上がるダンスナンバーというイメージですが、正反対の夏のいやしソングでカラオケを楽しみたい方はぜひこちらを選曲してみてください!






