元ちとせの人気曲ランキング【2025】
2002年にデビューし、独特な歌声と美しいメロディで大きな話題となった元ちとせ。
彼女の歌唱法は、「島唄」と呼ばれる奄美民謡を取り入れたものでした。
こちらでは、そんな彼女の人気曲をランキングにしてご紹介します。
元ちとせの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
ワダツミの木元ちとせ1位

奄美群島の伝統音楽を歌い継ぐ唄者としての顔も持つシンガー、元ちとせさんのデビューシングル曲。
「ある女性が、人を好きになるあまり花になってしまう」というストーリーの歌詞と、民謡の空気感を色濃く反映した独特のアレンジは当時のJ-POPシーンに衝撃を与えました。
この楽曲は2002年2月に世に出て、発売から約2ヶ月後にオリコン1位を獲得しています。
奄美民謡の特徴である独特の節回しと神秘的な歌声は、まさに日本古来より伝承されてきた和の旋律を感じられるのではないでしょうか。
壮大な自然や神話の世界に深く浸りたい時に聴きたい、唯一無二の名曲です。
感謝元ちとせ2位

奄美民謡特有の節回しを前面に出したボーカルで、デビュー当時から異彩を放っていたシンガー、元ちとせさん。
メジャー12thアルバム『虹の麓』に収録されている楽曲『感謝』は、厚みと奥行きのあるコーラスワークで幕を開けるオープニングが印象的ですよね。
特別なことはない日常への感謝を描いたリリックは、意識するだけで心を豊かにしてくれるようなメッセージを感じられるのではないでしょうか。
アコースティックなアンサンブルが心を癒やしてくれる、優しい気持ちになれるナンバーです。
Birthday元ちとせ3位

ちょっと特殊なバースデーソングをお探しの方にオススメなのが、元ちとせさんが歌う『Birthday』。
この曲はアイスランドのシンガーソングライター、ビョークさんが在籍したバンド、シュガーキューブスのカバーソングです。
元ちとせさんが2010年にリリースした洋楽カバーアルバム『Occident』に収録されています。
誕生日を迎えたある女の子について歌詞には描かれているのですが、その内容がなかなかエキセントリック。
とはいえ、描かれる独特な世界観には聴けば聴くほどずるずると引き込まれていきます。
歌詞にはびっくりしますが、元ちとせさんのまったりとした歌声は、誕生日をゆったりと包み込むBGMにオススメですよ。
いつか風になる日元ちとせ4位

au by KDDI「それぞれの夏」篇のCM曲として使用されました。
5枚目のシングルです。
「ワダツミの木」が有名な元ちとせですが、いつか風になる日はかなり名曲です。
三線の音と独特な歌声、包まれるような歌詞、すべてが印象的な曲です。
奄美大島の風景が浮かんでくるようです。
くるだんど節元ちとせ5位

鹿児島県の民謡で奄美大島、喜界島、徳之島で歌われる定番の民謡です。
元は雨乞いの歌として誕生しましたが、即興で島々の暮らしの様子を歌っています。
祝いの言葉や、恋人への詞などに変えて歌われることもあり、今もなお島民に愛されているそうです。
死んだ女の子元ちとせ6位

奄美民謡歌手としての顔も持ち、その心に訴えかけるような歌声でファンを魅了しているシンガー、元ちとせさん。
3rdアルバム『ハナダイロ』に収録されている楽曲『死んだ女の子』は、映画『キャタピラー』の主題歌として起用されたナンバーです。
トルコ出身の詩人であるナジム・ヒクメットさんが作詞した広島原爆を題材としたリリックは、戦争の悲惨さと戻らない命の尊さが胸を締め付けますよね。
プロデュースを務めた坂本龍一さんと広島原爆ドーム前で共演したことも話題となった、世界中で歌われている反戦歌です。
虹の麓元ちとせ7位

元ちとせさんのおよそ14年ぶりとなるオリジナルアルバム『虹の麓』は、2022年7月6日にリリースされた記念すべき作品です。
アルバム全体的に元ちとせさんの混迷する世の中に対する切実な平和への「祈り」が込められているのですが、特に表題曲である『虹の麓』という曲には、人間としての痛みや喜び、共感や愛を描く力があります。
リスナーの心にそっと寄り添い、誰かと手をつなぎながら明日への希望を描くことをオススメします。
辛い時に、元気がほしいときに、ぜひ聴いてみてくださいね。