ちあきなおみの人気曲ランキング【2025】
「喝采」で日本レコード大賞を受賞し、演歌からジャズまで幅広いジャンルを歌いこなしてきたちあきなおみさん。
デビュー以来、歌芝居と呼ばれる独特の表現力で観客を魅了し続けてきました。
特に、深い感情を込めた歌声と卓越した歌唱力は、多くのファンの心に響き続けています。
今なお色褪せることのない名曲の数々を、ファンの皆様からお寄せいただいた思い出とともにご紹介します。
もくじ
ちあきなおみの人気曲ランキング【2025】(1〜20)
喝采ちあきなおみ1位

昭和を代表する名曲『喝采』。
ちあきなおみさんを代表する楽曲で、戦争で恋人を亡くした女性の悲痛な歌詞が印象的な作品です。
本作は演歌というよりは、歌謡曲の要素が非常に強く、演歌にありがちな難しいこぶしはほとんど登場しません。
サビのラストでやや強めのこぶしが入るものの、難所という難所はそれくらいのものなので、イージーな作品と言えるでしょう。
今回、紹介している作品のなかでも、特に簡単なので、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
夜へ急ぐ人ちあきなおみ2位

昭和の怪談話を思わせるような、不気味でミステリアスな雰囲気を持つこの曲。
ちあきなおみさんの『夜へ急ぐ人』は、1977年9月に発売されたシングルです。
人間の心の闇を鋭く描いた歌詞と、ちあきなおみさんの独特な歌唱力が相まって、聴く人の心に強烈な印象を残します。
特に、1977年の『第28回NHK紅白歌合戦』でのパフォーマンスは、多くの視聴者の度肝を抜きました。
夜の街を歩きながら、人間の本性について考えたくなったときにぴったりの1曲です。
夜間飛行ちあきなおみ3位

しっとりとした雰囲気が魅力のこの曲は、異国の地に旅立つ女性の切ない心情を描いた名曲。
ちあきなおみさんの深みのある歌声が、物語性豊かな歌詞の世界観を見事に表現しています。
1973年にリリースされたこの楽曲は、静かなメロディとともに、哀愁漂う歌詞が心に染み入ります。
フランス語の機内アナウンスが入るなど、異国情緒あふれる演出も魅力的。
高齢者の方々にとっては、青春時代の思い出と重なる曲かもしれません。
大切な人を思い出しながら、ゆったりと歌ってみてはいかがでしょうか。
紅い花ちあきなおみ4位

女優や歌手として輝かしい功績を残している、ちあきなおみさん。
彼女が過去を懐かしむ女性の心境を歌うバラードソングが『紅い花』です。
本作は彼女が夫である郷鍈治さんとの死別を経て芸能活動を休止する前にリリースした、事実上のラストシングルとしても印象深いですよね。
こうした背景を知ってから聴くと、歌声からよりいっそう深い悲しみを感じられます。
もしくは、シンプルに聴いて過去の美しい思い出を振り返るのもすてきだと思いますよ。
冬隣ちあきなおみ5位

この時代は「ちあきなおみ」さんが41歳の頃で、1978年に俳優の宍戸錠さんの弟さんの故郷鍈治さんと結婚して充実した歌手生活を送っていた頃なんです。
ご主人の郷さんはちあきさんに「もう、無理に歌わなくていいんだよ」との言葉で、ご夫婦で事務所を開き、ちあきさんの希望に沿ったお仕事を選んでいた芸能生活でした。
きっと今はこの歌は歌えないと思います。
雪ちあきなおみ6位

1969年にデビューし、歴史に残る名曲を手掛けてきた、ちあきなおみさん。
彼女が歌う、雪をテーマにした切ないバラードソングが『雪』です。
こちらは2000年にリリースに収録された1曲で、ある女性のドラマチックな一場面を描いています。
多くは語られていないのですが、どうやら元恋人の住むアパートを訪ねたところ、すでに新しい恋人と暮らしていたというストーリーのようですよ。
その時の心境を雪と重ねて描いているのが見事です。