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坂本龍一の人気曲ランキング【2025】

クラシックから電子音楽まで、ジャンルの境界を軽やかに超えた音楽の巨人・坂本龍一さん。

YMOではテクノポップの革新者として、ソロではオリエンタルな美しさと西洋の調和を追求し、『戦場のメリークリスマス』や『energy flow』など、心震える名曲を生み出しました。

世界が認めた日本が誇る音楽家の魂が込められた珠玉の楽曲の数々を、ファンの声とともにお届けします。

坂本龍一の人気曲ランキング【2025】(21〜40)

fullmoon坂本龍一31

Ryuichi Sakamoto – “fullmoon” (from “async”)
fullmoon坂本龍一

「教授」こと坂本龍一さんは、今さら説明するまでもなく、日本が世界に誇る偉大な音楽家ですよね。

今回、現代音楽というテーマで坂本さんの楽曲を取り上げたのは、いわゆる基本的な音楽理論を身に付けた上で、それらのフォーマットを用いた素晴らしい名曲を多く生み出しながらも、10代で現代音楽に目覚め、既存の形式やルールにとらわれない作曲活動を続けてきたという経緯を踏まえたことが理由としてあります。

こちらの『fullmoon』は、2017年にリリースされたソロ名義としては8年ぶりとなったオリジナル・アルバム『async』の収録曲で、ヴォーカル入りの楽曲。

坂本さんが映画音楽を手掛けた小説『The Sheltering Sky』から引用された文章、というのも興味深いですね。

アルバム自体に「架空のアンドレイ・タルコフスキー監督の映画音楽」というコンセプトがあり、非常に映像的なイメージを感じさせる作品なのです。

音楽というものの先入観をできる限り取っ払って、無心で向き合ってみてください。

koko坂本龍一32

坂本龍一さんが2008年にリリースした楽曲『koko』は、初の自主レーベル「commmons」で発表されたシングル曲。

もともとは『ココロ』という曲名にしようとしていたそうですが、なんだか恥ずかしくて最終的に『koko』となった、というエピソードも印象的ですね。

この作品が収録されたCDは、温室効果ガス削減活動の一つであるカーボンオフセットを取り入れた「カーボンオフセットCD」としてレコーディング、生産が行われました。

時代を先取りし、新しいことに果敢にチャレンジする坂本さんの姿勢は、私たちにも勇気を与えてくれます。

self portrait坂本龍一33

self portrait (Playing The Piano 2009 Japan)
self portrait坂本龍一

坂本龍一さんが手掛けた『Self Portrait』は、アルバム『音楽図鑑』のプロモーションビデオとしてリリースされたインストゥルメンタル曲です。

坂本さんはこのアルバムで、自身の音楽的アイデアを2年間かけてスケッチのように書き留め、バラエティ豊かな作品を生み出しました。

シンセポップの要素を取り入れたこの曲は、山下達郎さんや高橋幸宏さんなど豪華アーティストとのコラボレーションも話題に。

坂本さんの内省的な音楽性と実験的な試みが反映されたこの作品は、ピアノソロでの演奏も非常に印象的。

爽やかなメロディは、ふと物思いにふける瞬間にピッタリです!

戦場のメリークリスマス – Piano Solo Feature坂本龍一34

弾いてみたいピアノソロ曲といえば、坂本龍一さんの『戦場のメリークリスマス』は外せません。

ペンタトニックスケールという5音の音階を中心としたメロディーが、とても切なく美しい名曲ですよね。

『戦場のメリークリスマス』を聴いてピアノを始めたという人も多いのではないでしょうか。

1983年に公開された映画『戦場のメリークリスマス』のメインテーマとして書き下ろされ、英国アカデミー賞作曲賞を受賞しています。

数々のピアノ教本にも収録されている、坂本さんの最も知られた1曲です。

音羽坂本龍一35

さまざまな活動を精力的におこなっている世界的な音楽家、坂本龍一さん。

アウディのスポーツカー、R8スパイダーのCMテーマとして起用されたのがこの『音羽』です。

未発売のリリース音源を集めたコンピレーションアルバム『Year Book 2005-2014』に収録。

日本語の古い語感や羽の持つイメージからタイトルを命名したそうです。

音とスピード感の調和にトライしたと語っていて、都会、自然、さまざまな光景が浮かび上がってくるような美しさと軽やかさ、優美さにグッとくるナンバーです。

上質な時間を過ごしたいときにとてもマッチすると思います。