「荒城の月」「花」「お正月」など、日本人の心に深く刻まれた名曲を生み出した瀧廉太郎さん。
わずか23年の生涯で、西洋音楽の技法と日本の繊細な情緒を見事に調和させた珠玉の作品を残しました。
童謡から唱歌まで幅広いジャンルで活躍し、その清らかな旋律は今なお私たちの心に響き続けています。
皆様から寄せられた思い入れ深い楽曲の数々を、愛着のこもった声とともにご紹介します。
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もくじ
瀧廉太郎の人気曲ランキング【2025】
お正月作詞:東くめ/作曲:滝廉太郎1位

「あと何回眠るとお正月になるのかなあ」とワクワク感満載の歌詞で有名なこの曲。
作詞は童話作家の東くめさん、作曲は日本が誇る大作曲家、滝廉太郎さんです。
日本の伝統的なお正月遊びにも触れられているので、馴染みのない子供たちと一緒に歌ってどのような遊びか学んでみてはいかがでしょうか。
お正月を楽しみに待つ歌詞、ゆったりと親しみやすいメロディーは年末になると聴きたい曲ですね。
元気いっぱいに歌って楽しいお正月を迎えましょう。
花作詞:武島羽衣/作曲:滝廉太郎2位

日本を代表する作曲家、瀧廉太郎さん。
彼が1900年にリリースしたのが『花』です。
タイトルでピンとこない方も、春の隅田川の情景を歌う曲といえば伝わるのではないでしょうか。
1番では朝の、2番では昼の、3番では夜と、時間の経過を取り入れているのも特徴的ですね。
実はこの歌詞、源氏物語から着想を得て作られたものなんですよ。
ぜひこの機会に、美しい歌詞もじっくり味わってみてください。
それから、音程は比較的高めなので、合唱などで歌う場合は、パート分けするとよいでしょう。
箱根八里瀧廉太郎3位

日本の音楽史に大きな足跡を残し、今も歌い継がれる様々な名曲を世に残した瀧廉太郎さん。
明治時代の西洋音楽導入期に活躍し、日本語の歌詞と西洋音楽のメロディを融合させた楽曲で知られる瀧さんですが、実はお正月の時期にぴったりな曲をリリースしていることをご存じでしょうか。
こちらの楽曲は1901年に「中学唱歌」に掲載された日本の唱歌で、鳥居忱さんによる詩に瀧さんが曲をつけています。
歌詞には、昔と今の箱根の山の厳しさ、それを越える武士の勇猛さが描かれており、箱根の自然の美しさと厳しさ、そして人々の生活や歴史を伝えています。
お正月といえば箱根駅伝、という方はぜひこの曲をBGMとしてお正月を過ごしてくださいね。
お正月瀧廉太郎4位

お正月の代表曲と言ってもいい、瀧廉太郎作曲、東くめ作詞の『お正月』。
もういくつ寝るとお正月、と指折り数え、新年を迎えるワクワクとした気持ちをあらわした日本の伝統的なお正月ソングです。
たこあげやこま回し、まりをついたりはねつきをしたりと、日本のお正月の風習や遊びが描かれています。
子供たちのお正月を待ち望む気持ちは、今も昔も変わりません。
だからこそ、この『お正月』という童歌が今もなお、広く親しまれ歌われるのでしょうね。
荒城の月瀧廉太郎5位

哀愁を帯びたメロディーと和の雰囲気が特徴的な、滝廉太郎さん作曲の『荒城の月』。
日本で初めて作曲された西洋音楽の歌曲とされています。
教科書に掲載されているため、日本人なら誰もが知っている名曲ですが、楽器で演奏したことのある方はおそらく少ないはずです。
記憶に深く刻まれた歌をあたらめて思い出しながら、歌ではなくピアノで演奏してみるという作業は、高齢者の方にとってもいい刺激になるでしょう。
子どもの頃を思い出すきっかけにもなるかもしれませんね。
憾み瀧廉太郎6位

童謡で有名な滝廉太郎の遺作。
日本人で初めてピアノ独奏曲を作曲した人でもあり、この曲もピアノ曲です。
タイトルは恐ろしい感じがしますが、曲は病に冒された無念を昇華したかのような悲しくも美しいメロディが奏でられます。