瀧廉太郎の人気曲ランキング【2025】
「荒城の月」「花」「お正月」など、日本人の心に深く刻まれた名曲を生み出した瀧廉太郎さん。
わずか23年の生涯で、西洋音楽の技法と日本の繊細な情緒を見事に調和させた珠玉の作品を残しました。
童謡から唱歌まで幅広いジャンルで活躍し、その清らかな旋律は今なお私たちの心に響き続けています。
皆様から寄せられた思い入れ深い楽曲の数々を、愛着のこもった声とともにご紹介します。
もくじ
瀧廉太郎の人気曲ランキング【2025】
みずあそび作詞:東くめ/作曲:滝廉太郎7位

夏の子供たちの楽しみといえばプールや海などの水遊び!
水の流れる音からはじまるこの曲は水遊びの楽しさが満載の1曲で、夏の水遊びのひんやりとした気持ちのいい心地よさがあります。
とても短い曲で、歌詞も覚えやすく、水遊び前の準備運動やシャワーの時に歌うのにもぴったりかもしれません。
大人も水遊びしたくなる楽曲です。
荒城の月作詞:土井晩翠/作曲:滝廉太郎8位

美しい日本の春に思いを寄せた名曲は、明治時代に土井晩翠さんと滝廉太郎さんによって生み出されました。
月光に照らされた城跡を舞台に、春の宴の華やかな情景と移りゆく世のはかなさを切なく歌い上げています。
懐かしい思い出とともによみがえる本作は、映画やドラマでも頻繁に使用され、情感豊かなメロディーで多くの人々の心に残り続けています。
長い歴史のなかで大切に歌い継がれてきた本作は、ゆったりとした時間の流れのなかで、豊かな感性と深い情緒に触れることができる楽曲です。
静かな夜のひとときに、心落ち着く音楽として、ぜひご一緒に楽しんでいただきたいと思います。
荒城の月作詞:土井番翠/作曲:滝廉太郎9位

戦前から長く歌い継がれてきた日本の名曲は、土井晩翠さんが作詞、滝廉太郎さんが作曲を担当しました。
空高くそびえ立つ城の栄枯盛衰を美しく歌い上げ、月光に照らされる城の姿を通じて、人生の移ろいやはかなさを優美に表現しています。
本作は1900年の発表以来、その美しい旋律と詩情豊かな歌詞が人々の心に深く響き続けています。
懐かしい思い出とともに口ずさんでいただけるこの曲は、高齢者の方々のレクリエーションにピッタリです。
皆さんで一緒に歌うことで、楽しい会話も弾みますよ。
ひばりはうたひ作詞:東くめ/作曲:滝廉太郎10位

この曲は春のうららかな様子を感じられる、まさに5月頃の季節にぴったりな童謡です。
また、タイトルや歌詞にあるヒバリも春を告げる鳥と言われています。
そんな春がたくさんつまった曲を歌えば、ヒバリを見つけに行きたくなったり、春に咲く花を見に行きたくなったりしてきますね。
ちなみにヒバリは都市化が進んだことで原っぱなどの緑の場所が減ってきたこともあり、今ではなかなか見られません。
ゴールデンウィーク中に自然の多い場所でこの曲を歌いながら頑張って探してみるのもいいかもしれませんね。
かちかち山瀧廉太郎11位

童話『かちかち山』をモチーフにした歌。
作ったのは日本を代表する音楽家、滝廉太郎です。
本来の童話の冒頭部分は入っていません。
なぜ、うさぎがこのようなひどいことをしたかというと、お世話になっていたおばあさんを、いたずらたぬきが殺してしまったため。
そう、この曲は報復の一部始終を切り取った曲なのです。
そう考えると怖いですね。
ちなみに、かちかち山とは山梨県の河口湖の近くにある、天王山が舞台と言われています。
気になる方は一度行ってみてはいかがでしょうか。
花瀧廉太郎12位

滝廉太郎の「花」も古くから愛され、日本人には深く知られている楽曲です。
フルートの演奏にもとても映える曲調といえるでしょう。
メロディー部分だけでも十分に聴きごたえのある曲に仕上がります。
間奏のアドリブソロはステップアップとして練習するのも良いですね。