2018年度ロックの殿堂入り!The Carsの人気曲ランキング
全員が車好きという理由からグループ名が名付けられた、アメリカ出身のロックバンド、カーズ。
デビュー直後からプラチナディスク獲得、全米アルバムチャート最高3位、グラミー賞新人賞へのノミネートなど、着実にその地位を築き上げてきたことでも知られています。
また、アルバムごとに音楽性を変化させる実験的な活動も魅力の一つです。
今回は、そんなカーズの人気曲ランキングをご紹介しますので、どの時代の楽曲が好きか選んでみても楽しいですよ!
2018年度ロックの殿堂入り!The Carsの人気曲ランキング
DriveThe Cars1位

1984年にリリースされた『Heartbeat City』に収録されたこのバラードは、優美なシンセサイザーが心に染み入る名曲です。
青春時代に耳にしていた方も多いのではないでしょうか。
本作はベンジャミン・オールさんの感情豊かな歌声が魅力で、ゆったりとしたテンポと起伏の少ないメロディーラインが特徴です。
歌詞は問いかけの形で綴られており、悩みを抱えた誰かへの共感と励ましが込められています。
1985年のライヴ・エイドで使用されたことでも知られ、チャリティー活動にも貢献しました。
カラオケでは二次会など喉が疲れた場面でも無理なく歌える作品として、ぜひレパートリーに加えてみてください。
You Might ThinkThe Cars2位

80年代のポップロックとニューウェーブが見事に融合した楽曲で、The Carsのキャリアの中でも最高傑作とされる名盤『Heartbeat City』からのリード曲です。
1984年当時にリリースされ、Billboard Hot 100で最高7位を記録しました。
本作の魅力は、シンセサイザーとギターが織りなすキャッチーなサウンドと、リック・オケイセックさんの独特なボーカルスタイルにあります。
歌詞のテーマは、相手から変わり者だと思われても構わないという一途な想いを描いた恋愛模様。
クールでありながらどこかユーモラスな視点が心地よく響きます。
また、初開催となったMTVビデオ・ミュージック・アワードで最優秀ビデオ賞を受賞したミュージックビデオも話題となりました。
青春時代に聴いた懐かしさと、今聴いても色褪せないポップセンスが同居する本作は、カラオケで盛り上がること間違いなしの1曲です。
My Best Friend’s GirlThe Cars3位

ロカビリー風のギターリフと手拍子から始まり、キャッチーなメロディとアイロニカルな歌詞が印象的な、アメリカのThe Carsが1978年10月に発売したシングルです。
バンドのデビューアルバム『The Cars』に収録された本作は、ビルボード・ホット100で35位、イギリスでは3位を記録する大ヒットとなりました。
親友の現在の恋人が実は自分の元カノだという切ない状況を描いた普遍的なテーマが魅力的で、ニュー・ウェーブとパワー・ポップを融合させた革新的なサウンドも相まって、今なお多くのリスナーを惹きつけています。
1979年の映画『Over the Edge』のサウンドトラックにも使用された本作は、切ない恋心を抱える人はもちろん、ドライビング・ミュージックとしてもおすすめです。
Shake it upThe Cars4位

フロントマンのリック・オケイセックさんによって書かれたパーティー・ソング。
シンセサイザーとドラムマシンのサウンドを特徴としています。
アメリカのロック・バンドであるカーズによって、1981年にリリースされたアルバムのタイトル・トラックです。
Bye Bye loveThe Cars5位

アメリカのニューウェイブ・ロック・バンド、The Carsの1978年のデビュー・アルバムに収録されている曲。
シンガー・ソングライター兼バンド・リーダーのRic Ocasecが制作、ベーシストのBenjamin Orrによって歌われています。
Let’s GoThe Cars6位

1970年代後半から1980年代にかけて活躍したロックバンド、カーズ。
日本でも一部では熱狂的なマニアがいますよね。
そんなカーズの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『Let’s Go』。
ニューウェーブを代表するバンドの1つだったカーズですが、こちらの作品は彼らの楽曲のなかでも、まだ親しみやすい部類に入る楽曲です。
もちろん、ニューウェーブの奇怪な雰囲気はただよっていますが、プログレのような急な転調などはないため、ロックに詳しくない方でも大いに楽しめると思います。
Just What I NeededThe Cars7位

パンクロック・ブームから入れ替わるように、1970年代後半から1980年代前半にブームとなった「ニュー・ウェイヴ」と呼ばれるジャンルは、サブ・ジャンルも多くその定義は曖昧ながら、その名の通り従来のロックやポップスに電子音楽やディスコ、ワールド・ミュージックから現代音楽に至るまで、多くの要素を内包する新しい音楽スタイルです。
今回取り上げているザ・カーズは、そんなニュー・ウェイヴの時代にデビューを果たし、CD音源と変わらないと言われるほどのライブにおける高度な演奏能力と革新的な音楽性で世界的なヒットを飛ばしたアメリカのバンドです。
1978年にリリースされたデビュー・シングル『Just What I Needed』は、日本では『燃える欲望』というなかなかインパクトのある邦題でリリースされたバンドの代表曲にして王道の大名曲!
ベーシスト兼ボーカリストの美青年ベンジャミン・オールさんによる甘い歌声、抜群にキャッチーなメロディ、ラウドなギターと鳴り響くキーボードのフレーズは、まさにありそうでなかった新しいスタイルとして驚きをもって迎え入れられました。






