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小学生でも覚えやすい!頑張る気持ちを表す四字熟語

「頑張っているのに、なかなか成果が出ない…」そんな気持ちを胸に抱えている小学生も多いのではないでしょうか。

きっと周りの大人たちも、そんな姿を見守りながら適切な言葉をかけたいと考えているはずですよね。

そこでこちらの7記事では、子供たちの「頑張りたい」「頑張る」気持ちを表現する四字熟語を紹介していきます。

小学生でも理解しやすく、日常生活で使える言葉ばかりですので、由来も学びながら勉強や部活動の励みにしてくださいね!

小学生でも覚えやすい!頑張る気持ちを表す四字熟語(41〜50)

奇奇怪怪

不思議で怪しい様子、常識では考えられないようなできごとに対して使われる四字熟語です。

不思議なことをあらわす「奇怪」のそれぞれの漢字を繰り返した構成で、そこに込められた意味を強調しています。

同じ文字が繰り返されているという独特な見た目、か行が続く軽やかな音の響きで、意味に反してコミカルさも感じてしまいます。

奇怪の領域におさまらないほどの不思議なものを表現するという点で、恐怖の感情が込められている印象ですね。

抱腹絶倒

どのような瞬間をおもしろいと感じて笑うのかは人によって違うもので、そのリアクションにも個性がありますよね。

そんな笑いのリアクションのひとつである、腹を抱えて倒れそうになるほど大笑いする様子を表現した四字熟語です。

古代中国の歴史書『史記』に由来する言葉で、笑いにも長い歴史があるのだというところがこの由来から感じられます。

大きなリアクションで笑いを表現するというところで、幸せも伝わってくるような言葉ですね。

時時刻刻

時を追って次々と何かが起こる様子や、その過ぎていく時間そのものを表現した四字熟語です。

「時刻」のそれぞれの漢字を繰り返すというおもしろい構成で、それによって元の言葉の意味を強調しつつ、奥行きを伝えています。

また繰り返しによる言葉の響きもポイントで、軽やかさがありつつも時間を少しずつ刻んでいく様子もイメージされますね。

時間の経過によって状況がどのように変わっていくのかという期待感も込められたような言葉ですね。

有頂天外

「有頂天外」はあまり耳にしないかもしれませんが、「有頂天」なら聞いた事があるのではないでしょうか?

有頂天とは、物事がうまくいって、喜びのあまり周りが見えなくなる状態を指します。

つまり有頂天外とは、有頂天以上の喜んだ姿なのです。

うまくいって喜ぶのは無理ありませんが、周りを見ないと事故にあったり、ケガする事があるかもしれません。

有頂天外になる時は、安全を確保してからにしてくださいね。

また、自分の喜ぶ姿を見て周りがどう思うのかも考えられたら、すばらしいと思います。

竜頭蛇尾

はじめは勢いが盛んなのに、終わりになると振るわなくなる様子のたとえとして使われる四字熟語です。

頭は竜のように立派で力強いのに、尾は蛇のように細く貧弱であるというたとえで、勢いの変化を表現していますね。

これだとどのような姿になるのかを考えてみるのもおもしろそうです。

仏教の禅宗の言葉が由来で、禅僧の陳尊者が別の禅僧を批判する意味で使った言葉と語られています。

最後まで勢いを維持するべきだという、取り組みの姿勢を考えさせる言葉ですよね。

起死回生

絶望的な状態から立て直すことや、死にかけているものを生き返らせることを表現した四字熟語です。

危機的な状況を乗りこえる様子というところで、努力を積み重ねて壁を乗りこえていく力強さがこの言葉をとおして伝えられますね。

「起死」と「回生」のどちらも、中国の逸話や詩が由来で、古くから親しまれている言葉として語り継がれています。

生死の文字が入っている言葉なので、全力で取り組んでいる様子が見えるのもポイントですね。

雲外蒼天

「うんがいそうてん」と読み、漢字の意味をそのまま解釈すると「雲を抜けた先には、青く美しい空が広がっている」という意味となり、そこから「苦しみや失敗を乗り越えながらも努力を続ければ、すばらしい景色や世界が待っている」といった意味で使われるようになったそうです。

楽な道を選び、その道を歩んでいくのは簡単です。

しかし、努力の先にすばらしい世界が待っているのならばもう少し頑張ってみようと心が励まされますよね。