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小学生向け!春の季語を使ったオススメ有名俳句集

春は自然が芽吹き、生き物が動き出す美しい季節ですね。

そんな春の風景を五・七・五のリズムで表現する俳句は、小学生にとって言葉の楽しさに触れる絶好の機会です。

桜やチューリップ、入学式やお花見など、身近な春の出来事を題材にすれば、子供たちも親しみやすく取り組めますよ。

今回は、小学生向けの春の俳句をたっぷりとご紹介します。

季語の使い方や作り方のコツも一緒にお伝えしますので、ぜひお子さんと一緒に春の俳句を楽しんでみてはいかがでしょうか?

小学生向け!春の季語を使ったオススメ有名俳句集(1〜10)

毎年よ 彼岸の入りに 寒いのはNEW!正岡子規

毎年よ 彼岸の入りに 寒いのはNEW!正岡子規

まるでドラマか映画のセリフのような俳句、そう思った人もいますよね。

実はこれは正岡子規さんのお母さんがふと口にして言葉を元に子規さんが俳句に整えたとされているのです。

だからどことなくセリフってぽいのです。

お彼岸は春分の日辺りと秋分の日辺りに2回ありますが、この俳句に登場する「寒い」という言葉によってこの俳句が春のお彼岸のことを表していると分かるんですね。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあります。

微妙な季節の変わり目を感じられるのも俳句の楽しみの1つです。

空をゆく ひとかたまりの 花吹雪NEW!高野素十

空をゆく ひとかたまりの 花吹雪NEW!高野素十

高野素十さんは「たかのすじゅう」と読みます。

的確な情景描写に定評のあった高野さんはまたお医者さんでもあったんですよ。

花吹雪は普通はバラバラと花びらが飛んでゆきますよね。

でもこの花吹雪はまるで意志があるかのようにまとまって飛んで行く、そこに過ぎてゆく春をおしむ気持ちを感じるのです。

桜の花が散るのはもう春も終わりの頃、「ああ、春が終わるなあ」という気持ちがこの俳句にあります。

桜に関してはお花見も春の季語です。

「お花見は楽しいな」とい気持ちをグッと抑えて作るといい俳句ができるかも!

野に出れば 人みなやさし 桃の花NEW!高野素十

野に出れば 人みなやさし 桃の花NEW!高野素十

桜の花に比べればどこか派手さのある桃の花。

淡い色合いの桜に比べると桃の花は濃いピンク色というイメージもあります。

浮世離れした夢のような世界を「桃源郷」と表す言葉もあるくらいです。

あなたは桃の花にどんなイメージがありますか?

厳しい寒さもゆるみ暖かい春がやってきた。

どことはなしに行き交う人の表情も楽しげだと、春の到来で人がなごんでいる様子を俳句にしました。

「人みなやさし」の「やさし」は単に「優しい」という意味だけではないのですね。

その人のなごやかさのイメージがまた桃の花を呼び起こします。

小学生向け!春の季語を使ったオススメ有名俳句集(11〜20)

ゆさゆさと はるがゆくぞよ のべのくさNEW!小林一茶

ゆさゆさと はるがゆくぞよ のべのくさNEW!小林一茶

野原の草が風にゆらゆらと揺れながら、春がやってきたことを教えてくれる、春の季節という様子をえがいています。

「ゆさゆさと」という言葉で、草の揺れや春のやさしい動きを感じられます。

「はるがゆくぞよ」は、春がのんびりと野原に広がっていく楽しさを表していますよ。

自然の中で、春を感じるワクワクした気持ちや、草と春の関わりをやさしく伝える俳句で、小学生にも春の訪れが目に見えるようにイメージできる一句ですね。

はるさめや ふたばにもゆる なすのたねNEW!松尾芭蕉

はるさめや ふたばにもゆる なすのたねNEW!松尾芭蕉

静かで心地よい春の夜。

過ごしやすい季節です。

その夜、桜をながめながらゆったり過ごしていると、楽しさや美しさに夢中になり、あっという間に夜が明けて朝になってしまった、という様子をえがいています。

「しまひけり」という言葉には、楽しい時間が終わってしまった少しだけさびしい気持ちもこめられています。

桜の美しさや春の夜のやさしい雰囲気が伝わり、自然に心がつながる楽しさを感じられる一句です。

小学生にも春の夜や桜のすてきさがよくわかる俳句です。

ゆく春や とりなきさかなの めはなみだNEW!松尾芭蕉

ゆく春や とりなきさかなの めはなみだNEW!松尾芭蕉

「ゆく春や」と始まることで、春がもうすぐ終わることを知らせています。

その春の終わりを、鳥や魚の目に涙があるように感じることで、少しだけさびしい気持ちや自然のいとおしさを表しています。

「とりなきさかなのめはなみだ」は、自然の小さな生き物までもが春の終わりを感じているように思える描写で、春の終わりのはかなさや、やさしい気持ちを伝えています。

小学生にも、春が過ぎていく名残惜しさや自然の美しさが伝わる俳句です。

春の夜は 桜に明けて しまひけりNEW!松尾芭蕉

春の夜は 桜に明けて しまひけりNEW!松尾芭蕉

春の夜はあたたかく、心地よく過ごせる季節です。

その夜、桜を眺めながらゆったりしているうちに、楽しさのあまり時間を忘れ、気がつけば夜が明けて朝になってしまった、という様子をえがいています。

「しまひけり」という言葉には、楽しい夜が終わってしまった名残惜しい気持ちもこめられています。

桜の美しさと春の夜のやさしい静けさを、短い言葉でしずかに伝える一句で、小学生にも春のワクワクした気持ちや、自然の美しさが感じられる俳句です。