小学生向け!春の季語を使ったオススメ有名俳句集
春は自然が芽吹き、生き物が動き出す美しい季節ですね。
そんな春の風景を五・七・五のリズムで表現する俳句は、小学生にとって言葉の楽しさに触れる絶好の機会です。
桜やチューリップ、入学式やお花見など、身近な春の出来事を題材にすれば、子供たちも親しみやすく取り組めますよ。
今回は、小学生向けの春の俳句をたっぷりとご紹介します。
季語の使い方や作り方のコツも一緒にお伝えしますので、ぜひお子さんと一緒に春の俳句を楽しんでみてはいかがでしょうか?
小学生向け!春の季語を使ったオススメ有名俳句集(11〜20)
春風に ふき出しわらう 花もがな松尾芭蕉
あたたかい春風が吹くと、花が一斉に咲き出し、まるで声を出して笑っているように見える、そんな春の明るい景色を表しています。
「ふき出しわらう」は、思わず笑ってしまうほど楽しい様子のたとえです。
「花もがな」は「花よ、咲いてほしいな」という願いの気持ち。
自然を人の心のように感じ取り、春のうれしさや希望をやさしく伝える俳句で、小学生にも春の楽しさが伝わります。
ぜひ外に出かけて春のあたたかさを感じてくださいね。
うぐいす

「ホーホケキョ」という鳴き声を聞くと春を感じる、という方も多いのではないでしょうか。
そんなうぐいすを入れた俳句は、松尾芭蕉や正岡子規など、多くの方に詠まれています。
その美しい鳴き声に耳をすませたり、うっとりしたりと、うぐいすの魅力を感じさせてくれるとともに、春の景色が目に浮かぶような句がたくさんあります。
うぐいすの鳴き声が聞こえ、春の美しくうららかな光景を詠みたいときに、季語として使ってみてはいかがでしょうか。
うらら

春の様子を表現できる言葉の一つに、うららがあります。
旧暦の1月と2月と3月の春の3カ月間をさす、三春の時期全てで使える季語です。
うららからは、春の日に晴れわたった空から、陽の優しい日差しがのどかに照らしている様子が浮かびます。
唱歌『花』の歌詞の中にも出てきますが、春の日の穏やかな隅田川や桜の美しさといった情景も感じますね。
作文や俳句に加えると、春の陽気に包まれたあたたかな雰囲気が出ますよ。
新学期や新生活といった、スタートの時期の華やかさにもピッタリな季語ですね。
たんぽぽ

たんぽぽを見ていると、黄色のイメージから暖かさや、春の陽気を感じますよね。
春の季語としても、そういった意味合いがあるようですよ。
校庭や公園など身近な場所に咲いていることが多いたんぽぽ。
遊んでいるときに、ふと咲いているところも子供たちは、目にすることもあるのではないでしょうか?
たんぽぽなら、日常生活と合わせた俳句も作れそうですね。
春の訪れを感じたり、小さいながらも華やかさもあるたんぽぽは、元気も与えられる俳句にもなりそうです。
つくし

地面からひょこっと頭を出したつくしからは、かわいさも感じますね。
ユニークな形をしたつくしは、漢字で書くと土筆と書きます。
たしかに土から筆が出ている様にみえますよね。
そういった面白い形を俳句にしてもいいかもしれません。
今まで有名な俳句でもたくさん詠まれてきたつくしは、春の野遊びや味覚として登場することが多いそうですよ。
また、花言葉は、向上心と意外と驚きです。
空に向かって突き進むように伸びる姿から、向上心となったそうです。
また、意外と驚きは土の中から突然出現するところからきているのでしょうね。
ひな祭り

ひな祭りは、春を代表する行事の一つですよね。
昔から親しまれている行事のため、春を題材にした句を詠みたいときに取り入れやすい季語ではないでしょうか。
与謝野蕪村や小林一茶など、多くの俳人もひな祭りを季語に俳句を詠んでいます。
ひな祭りの行事そのもののことを詠んだり、ひな祭りの思い出を詠んだり、さまざまな形で一句詠めそうですね!
ひな祭りは昔の結婚式の様子を表しているため、将来を想像しながら詠んでみるのもおもしろいかもしれませんよ。
小学生向け!春の季語を使ったオススメ有名俳句集(21〜30)
カエル

カエルというと、雨が降る梅雨の季節を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は春の季語です。
カエルは冬の間は冬眠していて、春になると鳴き始めることから春の季語として使われています。
松尾芭蕉の句にもカエルが登場しており、そのときは「カエル」ではなく「カワズ」と読まれています。
カワズは、カジカガエルというカエルのことを指しているそうですよ。
冬眠から目覚め、元気に鳴き始めるカエルに思いをはせる春に、カエルを使った句を詠んでみてはいかがでしょうか。


