小学生向け!春の季語を使ったオススメ有名俳句集
春は自然が芽吹き、生き物が動き出す美しい季節ですね。
そんな春の風景を五・七・五のリズムで表現する俳句は、小学生にとって言葉の楽しさに触れる絶好の機会です。
桜やチューリップ、入学式やお花見など、身近な春の出来事を題材にすれば、子供たちも親しみやすく取り組めますよ。
今回は、小学生向けの春の俳句をたっぷりとご紹介します。
季語の使い方や作り方のコツも一緒にお伝えしますので、ぜひお子さんと一緒に春の俳句を楽しんでみてはいかがでしょうか?
小学生向け!春の季語を使ったオススメ有名俳句集(21〜30)
チューリップ

春になるとさまざまな色の花が咲き誇るチューリップは、晩春の季語として使われています。
現在はチューリップという名前をそのまま利用した俳句を詠む方が多いですが、和名の「鬱金香」で詠まれることもあります。
和名での読み方は「うこんこう」「うっこんこう」。
ちょっとかっこよく、風情のある雰囲気で一句詠みたい方はこちらの名称を使うのもオススメですよ。
色鮮やかな春の光景、春の思い出を思い浮かべながらチューリップで一句詠んでみてくださいね。
梅

梅は他の花よりも早い早春に咲き始めることから「春告げ草」とも言われます。
俳句の世界では春の季語として知られる梅ですが、「早梅」や「寒梅」は晩冬、冬の季語ですので間違いのないように注意が必要です。
そして単に「梅」と詠むだけで梅の花を指すそうですよ。
日本の春を象徴する梅の花は、私たちにとって身近な花のひとつですよね。
そんな梅を使って、春の訪れを感じる一句を詠んでみましょう。
梅の名所を訪れたときの感想や庭に咲いた梅の木、うぐいすとかけ合わせた情緒溢れる姿など、美しい情景を俳句に残してみてはいかがでしょうか。
草の芽

草の芽とは暖かい春に地面からひょっこりと姿を見せるさまざまな草の若芽を指し、春の季語として用いられます。
つくしやオオイヌノフグリ、たんぽぽといった名前のあるものだけに限定されず、雑草を含むすべての芽を指す春の季語です。
春になるとお散歩に出かけたくなる人も多いのではないでしょうか。
暖かい気候のなか、小さな緑の若葉を見て春の訪れや大地の息吹を感じることもあるでしょう。
日常の中で感じた小さな春を俳句にしてみませんか?
新しい発見や出会いに気付くすてきな時間になりますよ。
藤

4月中旬から5月上旬ぐらいに見ごろを迎える藤の花。
小学校に藤棚が設置しているところもあるかもしれませんね。
季節的に晩春の季語として、春の終わりを告げる植物として俳句では詠まれていますよ。
小学生にも大人気のアニメ『鬼滅の刃』でも、藤の花は重要なアイテムとして出てくるので、知っている子供たちもいることでしょう。
そういった身近なテーマと藤の花を絡めて作文や俳句を作るのも楽しそうですね。
薄紫の小さな花房から感じる、優雅さといった雰囲気をいかした作品もすてきですよ。
品も感じる植物なので、藤を入れるとセンスを感じる作文や俳句が作れそうです。
遠足

子どもたちにとって何よりも楽しい行事、春の遠足。
お弁当を入れたリュックを背負って、友達と手をつないで走った記憶がまざまざと思い出されます。
聞くだけで何だか楽しい気持ちになる「遠足」、実は春の季語であるということをご存じでしたか?
暖かい春の日に楽しそうな子供たちの様子が目に浮かぶような季語ですね。
懐かしい記憶を辿るとき、遠足を楽しみにする子供たちのお弁当を作るとき、駅ではしゃぐ幼児の列を見かけたとき……遠足をテーマに楽しい様子で一句詠んでみましょう。
3月

一般的に春の季節とされている三月は、そのまま春の季語としても使われる言葉です。
三月は徐々に温かさが増し、花が芽吹いたり、生き物が冬眠から目覚めたりしていく季節ですよね。
ただ、地域によってはまだまだ冬の寒さや雪が残っているところもあります。
二つの季節が同居したような三月は、詠む場所によってさまざまな句ができあがりそうですね。
季節の変わり目という貴重なタイミングに、三月を季語にした一句を詠んでみてはいかがでしょうか。
凧

暖かい気候の春は外出するのが楽しくなる季節ですね。
公園で走り回ったり、凧をあげて楽しむ子どもを見かけることもあるでしょう。
この凧、昔は紙の尾を垂らしながら空を飛ぶ様子がイカに似ていたことから「イカ」や「イカノボリ」と呼ばれていたそう。
江戸時代にいかのぼり禁止令が出された際にイカから「タコ」に変化した説があります。
そんな凧は俳句の世界では春の季語として親しまれています。
風に乗って空高く飛ぶ様子や子どもたちが楽しく遊んでいる様子、木に引っかかってしまったシーンなどを俳句にしたためてみても面白そうです。


