秋を待つ9月に関する雑学&豆知識まとめ
まだまだ残暑は厳しくとも、少しずつ秋の気配が漂い始める9月。
運動会や文化祭などの学校行事がおこなわれたり、お月見があったり、敬老の日があったりと、少し前の夏にも負けない楽しみが待っていますよね!
この記事では、そんな9月に関する雑学&豆知識を紹介します。
9月の行事や味覚、記念日に関することを始め、さまざまなトピックスを集めました。
これを知れば、もっと9月を楽しめるはず!
雑学&豆知識を通して、9月の旬に触れてみてくださいね。
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秋を待つ9月に関する雑学&豆知識まとめ(1〜10)
運動会は明治時代から始まった

9月、10月に開催されることが多い運動会。
今では残暑を考慮して5月、6月に開催されることも多いですよね。
そんな運動会は、実は明治時代から始まりました。
日本で初めての運動会とされているのが、明治7年に海軍士官を養成する場所で開催された「競闘遊戯会」と言われています。
当時の海軍の方は、体を動かすような授業がほとんどなかったそう。
それを見たイギリス海軍顧問団の団長が、ストレス発散を目的に開催したのが日本初の運動会でした。
その後、全国の学校にも広まり、現代でも大会が続けられています。
9月はがん征圧月間

9月は「がん征圧月間」。
期間中は、がん予防に対する意識啓発を目的としてがん征圧全国大会や、適切な予防や早期発見、早期治療を呼び掛けるさまざまなイベントが開催されています。
がんは、日本人の死亡原因の第1位。
2022年には38万人以上もの人々が、さまざまながんで命を落としています。
早期発見や適切な治療で、寛解につながることもあるがん。
征圧月間の存在を知ったこの機会に、検診に行ってみてはいかがでしょうか?
サンマは江戸時代には人気がなかった

秋の味覚の代表格「サンマ」。
「サンマを食べないと秋を感じられない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな日本人が愛してやまないサンマですが、意外にも江戸時代にはほぼ無名だったのです。
その証として、江戸時代に活躍した俳人や作家の作品にサンマが登場することはなく、サンマに関する記録もほとんど残されていないのだそう。
日本人の間で親しまれるようになったのは第二次世界大戦後。
1950年代に一気に漁獲量が増え、日本の食卓に欠かせない食材となりました。
秋を待つ9月に関する雑学&豆知識まとめ(11〜20)
月見だんごは来年の豊作を願う意味で供えられる

月見だんごには、来年の豊作への願いが込められています。
十五夜におだんごを供えるようになったのは江戸時代のこと。
それ以前は、ちょうど収穫時期が重なる里芋が供えられていましたが、稲作が盛んになったことで、収穫時期が近い米をひいた米粉で作った団子を供え、豊作を願うようになったのだそうです。
ちなみに、お供えしたあとのだんごを食べると、神様から力を分け与えてもらえるのだとか。
「お供え物だから」と遠慮せず食べてよいと知ると、安心して味わえますよね。
干し柿は砂糖の1.5倍の甘さ

まるで和菓子のようなほうじゅんな甘さの「干し柿」。
干すことで渋柿に含まれる渋タンニンが水溶性から不溶性に変質し、渋みが抜けた柿の糖度は、砂糖の1.5倍になるともいわれています。
糖分の摂取をひかえている方にとっては耳が痛い話ですが、干し柿は食物繊維やβカロテン、ビタミンA、カリウムなどを含む栄養価の高い食材でもあるため、適量であれば最高の栄養食!
よくかんで食べれば満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防げますよ!
秋分の日とは昼と夜の長さが同じになる日

秋分の日は、昼と夜の長さが同じになる日。
太陽がほぼ真東から上がってほぼ真西に沈むことから、このように言われていますが、本当のところは「ほぼ等しくなる」というのが正しい表現!
実際には数分の違いが生じるのだそうです。
これには、昼と夜の定義や観測所からの見え方など複雑な事情が……。
ですが、季節の節目であることには変わりありません。
これから訪れる冬に思いをはせつつ、穏やかな秋を感じながら過ごしてみてはいかがでしょうか?
9月を旧暦で「長月」というのは夜が長くなっていくから

9月は旧暦で「長月」です。
これは、秋が深まり、だんだん夜が長くなっていくことからこのように名付けられました。
そのため、もともとは「夜長月」とも言われており、それが短くなって「長月」となりました。
そもそも旧暦での9月は、今の月に直すと10月頃です。
そのため、昔はより一層この時期は今の9月よりも秋が深まっていたと言えます。
また、このほかにも長月の由来はいくつかあり、長雨が続きやすい季節から「ながめ」と呼んでいたところから、稲を刈る季節に入ることから「稲刈月」とも呼ばれていたところからからなどとも言われています。