昭和の街を駆け抜けた名車たちには、今の車にはない独特の魅力がありました。
流れるフォルムのフェアレディZ、愛らしい丸いヘッドライトのカローラ、存在感抜群のセドリック。
当時は日常の風景だったこれらの懐かしい車たちが、今振り返ると時代の象徴として心に深く刻まれています。
家族でのドライブ、恋人とのデート、通勤の相棒として共に過ごした日々。
昭和という時代が生み出した名車たちの魅力を、当時の思い出とともにじっくりとお届けします。
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昭和時代のなつかしい車たち。街角で見かけた思い出の名車特集(1〜10)
トヨタ カローラNEW!
日本の大衆車の代名詞といえる「カローラ」は、1966年に初代モデルが発表されました。
一足先に発表された日産「サニー」の対抗馬として、1リッターエンジンが主流だった時代に「プラス100ccの余裕」をコピーにトヨタが売り出した車でした。
それまでの小型車の簡素で実用的な印象に一線を画す、低価格でありながらも優れた運動性能と快適性を備えたカローラは多くに支持を集めます。
その後もトヨタの看板車種として販売され、2021年には世界累計販売台数5000万台を達成したそうです。
トヨタ ランドクルーザーNEW!
世界的に有名なクロスカントリー車「ランクル」の愛称でおなじみのトヨタ「ランドクルーザー」は、1951年「トヨタ・ジープBJ型」として開発され、1954年に「ランドクルーザー」と改名されました。
今日まで一つの車名で継続して生産されている日本の自動車としては最長の歴史があります。
当時、海外のクロスカントリー車で頭角を現していた英国ローバー社の「ランドローバー」に対抗し、ROVER(海賊船)を駆逐するという意気込みで、CRUISER(巡洋艦)と名付けられたそうですよ。
日産 フェアレディZNEW!
日本を代表するスポーツカーとして知られる日産「フェアレディZ」は、1969年に初代モデルが登場しました。
海外市場を意識して作られ、ヨーロッパのGTカーに匹敵する性能と「貴婦人」のような美しいスタイルを持ちながら安価なこの車は特に北米市場で大ヒット、日本のスポーツカーを世界に広めることとなりました。
日本では「Z “ゼット”」の愛称で呼ばれますが、海外では「Z-Car ”ズィーカー”」と呼ばれるそうですね。
いすゞ ベレットNEW!

いすゞ「ベレット」は1963年から1973年まで販売された小型乗用車で、卵の殻をモチーフにした丸みを帯びたコンパクトなボディが特徴です。
1964年にはスポーツモデルの2ドアクーペ「ベレット1600GT」が登場。
通称「ベレG」と呼ばれたこの車は、日本で初めて”GT”を名乗ったモデルとして知られています。
GTの名にふさわしく強力なエンジンを搭載した「ベレG」は、モータースポーツでも活躍、スカイラインが登場するまではサーキットを席巻していたそうですね。
トヨタ セリカNEW!

日本の「スペシャリティカー」という新しいジャンルを切り開き、当時の若者の人気を集めたライト感覚の高性能クーペ、トヨタ「セリカ」は、1970年に初代モデルが登場。
外観がダルマのように丸みを帯びたデザインで、正面から見るとバンパーがダルマのひげのように見えることから、通称「ダルマセリカ」と呼ばれていました。
最上級モデルの「1600GT」にはトヨタ2000GTに搭載されたヤマハ製の高性能DOHCエンジンが搭載。
国内のラリーやレースで活躍していますね。
トヨタ センチュリーNEW!

「センチュリー」は1967年から製造・販売しているトヨタの最高級乗用車です。
センチュリーという名称は、初代モデルが発表された年が「明治100年」にあたり、またトヨタの創始者の生誕100年であることに由来しているそうです。
官公庁の公用車、企業の社用車といえば「センチュリー」、天皇陛下が使用される御料車も現在はこの車ですね。
無駄を徹底的に排除し、効率的に生産する「トヨタ生産方式」とは真逆の職人による手間と技術で作られています。
マツダ ファミリアNEW!

「ファミリア」は1963年から2003年まで販売していたマツダの小型乗用車で、長年マツダの主力車種の座を担っていました。
1980年に発売された5代目は特に若い人たちから熱狂的な支持を受け、「赤いファミリア」でルーフキャリアにサーフボードを載せるスタイルが「陸サーファー」という流行語を生むなど、一世を風靡しましたね。
売れに売れたこの車は、発売から2年3カ月で100万台を達成、王者「カローラ」の販売台数を上回る月もあったそうです。