昭和のファッションには、時代を映し出す鏡のような魅力が詰まっています。
ミニスカートに憧れた60年代、ボディコンで踊った80年代など、一瞬一瞬が輝かしい記憶として心に刻まれています。
当時を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮な驚きとなる昭和ファッションの変遷を、写真や映像とともにお届けします。
まるでタイムマシンに乗って、ファッションの歴史を巡る旅に出かけましょう。
- 昭和の懐かしい食べ物。心に残る味と思い出を辿ってみよう
- 昭和世代必見!懐かしい昔の人気お菓子
- 昭和映画のなつかしい世界。心に残る名作を振り返る
- 昭和のなつかしい雑誌特集。当時の人気雑誌を振り返り
- 懐かしの昭和家電まとめ。今では見かけない珍しい家電も!
- 80代の方にオススメの青春ソング。懐かしの名曲まとめ
- 平成レトロファッションが令和で再ブーム!Y2Kスタイルの魅力
- 懐かしさにほっこり。思い出をよみがえらせる昭和の街並みの風景
- 昭和時代のなつかしい車たち。街角で見かけた思い出の名車特集
- 【高齢者向け】懐かしい!回想法にオススメな昭和クイズ
- 80代の方にオススメの恋愛ソング。昭和を彩った名ラブソングまとめ
- 昭和の遊びで楽しもう!シンプルだけど奥が深い昔の遊び
- 【70代の方にオススメ】懐かしの名曲。青春ソングまとめ
【懐かしの昭和ファッション】懐かしくも新鮮な流行の移り変わり(1〜10)
アイビー・ルック

メンズのファッションスタイルではよく聞くアイビールック。
アイビールックは、1950年代にアメリカで誕生したファッションです。
アメリカの名門大学のスタイルである、アイビーリーグが由来とされています。
1960年代には日本でアイビールックが大流行しました。
ネイビーのブレザーやボタンダウンシャツやコットンパンツなど、シンプルでありながらも細部にこだわったスタイルとなっています。
現在でも、王道のスタイルやアイテムとして服装の基本になっていますよ。
トンボめがね

サイケやヒッピーが流行した1960年代、丸い大きなレンズのサングラスが流行しました。
また小顔効果があると、特に女性に好まれました。
顔の半分が隠れてしまうほどのめがねがトンボの目に似ていることが名前の由来だそうです。
1970年代には日本の歌謡界席巻をした沖縄の兄弟グループ「フィンガー5」のボーカル、アキラさんがこのサングラスをかけていたので一気にブームとなりました。
みんなトンボめがね姿にハイトーンボイスで歌っていましたね。
ホットパンツ

股下が極端に短いショートパンツのことで、1970年代初めに世界的に大流行、日本では1971年の夏に若い女性の間でホットパンツをはくことが流行のファッションとなりました。
ホットパンツの「ホット」の由来は、1971年のパリ・コレで発表された際にファッション誌が「男性の視線が熱く(ホット)なった」という説がありますが真偽のほどはいかに。
1960年代後半はミニスカートが大流行していたので、ホットパンツも若い女性たちを中心に流行すべくして流行したのでしょうね。
真知子巻き

昭和28年に公開された映画『君の名は』の主人公の氏家真知子さんが劇中で披露したスカーフの巻き方がそのまま、真知子巻きと言われ使われるようになりました。
真知子さんが身につけていたファッションやスカーフは当時大ブームだったそうです。
スカーフを羽織りみぞおちあたりで肩むすびをします。
後ろから頭を覆うように被せ最後は先端を首の後ろで結んだら完成です。
顔を隠したり風を防いだりする効果がありますのでぜひ挑戦してみてくださいね。
ニュー・ルック
1947年、戦後にクリスチャンディオールが発表した新しい女性のスタイルのことです。
戦争が終わり、ミリタリー調の洋服とは打って変わって女性的な体のラインを強調したエレガントな服が多く、バザール誌の編集長カーメル・スノウさんがそのスタイルの名付け親だそうです。
当時の人気女優、オードリー・ヘップバーンさんはこのスタイルを取り入れ広めた女優としても有名です。
彼女が映画ではいたパンツはサブリナパンツと呼ばれ大流行しました。
パンタロン
アメリカのヒッピー文化の代表的なファッションスタイルのベルボトム。
日本では、ベルボトムのことをパンタロンと言い、1960年代後半からヒッピー文化と一緒に爆発的な人気となったそうです。
パンタロンという言葉の発祥先は、フランスで長ズボン全体をさす言葉でした。
日本では膝から裾にかけて広がったシルエットのパンツのことを指しますよ。
また、ラッパズボンと言う方もいたようです。
当時の芸能人も、パンタロンをはいていた方も多く、山本リンダさんもパンタロンのイメージがありますね。
ちなみに、一部ではファッションがお好きだった越路吹雪さんが、日本でパンタロンをはやらせたとも言われているそうですよ。
太陽族
太陽族は1950年代半ばに流行しました。
男性は慎太郎刈りと言って作家の石原慎太郎さんの髪形をマネして自由でワイルドな髪形はとても人気がありました。
アロハシャツや当時では下着の代わりに着ることが多かったTシャツをアウターとして着ることが太陽族の中では流行していました。
サングラスやスリッポンなどもワイルドな雰囲気が高まり太陽族の中で流行していました。
また、女性も男性ほどではありませんがAラインのスカートやフラットシューズ、サンダルなどがはやっていました。
太陽族は戦後の日本の若者を象徴する役割がありました。






