【2025】月曜にまつわる洋楽の名曲まとめ
月曜日が嫌い、なんて思ったことはありませんか?
仕事や学校の始まりである月曜日をテーマにした楽曲は、世界中のミュージシャンたちによって数多く生み出されてきました。
力強く背中を押してくれる曲から、月曜日の憂鬱な気分に寄り添う曲まで、その表現方法は実に様々。
この記事では、現代のヒット曲から往年の名曲まで、月曜日にまつわる洋楽の名曲を集めました。
あなたの「月曜日」が少し特別な一日になるような、珠玉の楽曲との出会いをお届けします。
【2025】月曜にまつわる洋楽の名曲まとめ(1〜10)
Jobless MondayNEW!Mitski

月曜日の憂鬱さえ贅沢に思えるほど、どうしようもない無力感に襲われた経験はありませんか?
アメリカで活動する日系シンガーソングライター、ミツキさんは「失業した月曜日」といったようなタイトルを用いながらもある種の比喩として、関係の終わりへのやるせなさをエモーショナルなサウンドで描いています。
愛されていたのは、自分が役に立つ存在だったからなのかもしれない、と考えてしまうんですよね。
この楽曲は2014年11月にリリースされた、彼女の3枚目のアルバム『Bury Me at Makeout Creek』に収められた一曲です。
どうにもならない孤独を抱えた夜、ただ隣でその痛みに寄り添ってくれるような、そんな作品です。
Monday (ft. Mac Miller)NEW!EARTHGANG

アメリカ、アトランタ出身のヒップホップ・デュオ、アースギャングによる、週の始まりの憂鬱を塗り替える痛快なナンバーです。
月曜日を週末のパーティーのような熱気に変えてしまおうという、遊び心と反骨精神にあふれた歌詞が魅力的。
ファンキーでどこか懐かしいビートの上を、二人の滑らかなラップが駆け巡り、気だるい気分を吹き飛ばしてくれます。
故マック・ミラーさんを客演に迎えたこの楽曲は、2015年3月に曜日をテーマにしたミックステープ『Torba』の一曲として公開された作品。
同年には彼のツアーに参加したことも話題になりました。
気分が上がらない月曜の朝に聴けば、「今週も楽しもう」と最高のスタートを切れるかもしれませんよ。
It’s a MondayNEW!LOLNEIN

音楽とアニメーションを融合させたユニークな作品を手がけるドイツ出身の個人アーティスト、ロルネインさん。
2021年12月に公開された本作は、週の始まりの憂鬱な気分をテーマにした、思わずクスッと笑えるダンサンブルなエレクトロポップナンバーです。
誰もが共感する月曜日の気だるさを、彼ならではの風刺とブラックユーモアを交えて描き出すことで、見事にエンターテインメントへと昇華させています。
重い気分を吹き飛ばすというよりは、その憂鬱さごと笑い飛ばしてくれるような、独特の魅力を持った一曲。
シングルをコンスタントに制作する彼のディスコグラフィーの中でも、特に共感を呼ぶ作品と言えるでしょう。
【2025】月曜にまつわる洋楽の名曲まとめ(11〜20)
Mondays (ft. Chloe Hotline)NEW!Ethel Cain

アメリカ出身で、独自の世界観を持つシンガーソングライター、エセル・ケインさん。
彼女がChloe Hotlineさんと共に生み出した作品には、月曜日の憂鬱さを衝撃的な角度から描いたものがあります。
2021年4月に公開された本作は、1979年に起きた事件の加害者が発した言葉に着想を得たのだとか。
単なる気怠さではなく、抑えきれない怒りや混乱した感情が、ドリームポップとスローコアのサウンドに乗って渦巻いています。
伝統的な嘘や暴力に翻弄されるやるせなさは、あなたの心にも覚えがあるのではないでしょうか?
どうしようもなく気分が落ち込む月曜日に、あえてこのダークな世界観に身を委ねてみるのもいいかもしれませんね。
Magic City Monday (ft. Future, 2 Chainz)NEW!JEEZY

週明けの気だるさを吹き飛ばす、超攻撃的なパーティーチューンです。
手がけたのは、グラミー賞に4度ノミネートされた経歴を持つ、アメリカ・アトランタのラッパー、ジージーさん。
2016年6月に公開された本作は、現地の伝説的なクラブで月曜夜に繰り広げられる熱狂をテーマにしています。
重厚なトラップビートの上で、成功者が月曜から派手に夜を楽しむ様が描かれており、憂鬱な気分など微塵も感じさせません。
フューチャーと2チェインズという豪華客演も、その雰囲気を加速させます。
週の始まりから最高潮のテンションでスタートを切りたい時に、これ以上ないほど最適な一曲と言えるでしょう。
Monday MorningNEW!Melanie Fiona

新しい週の始まりに、何かを変えたいと心に誓った経験はありませんか?
カナダ出身のシンガーソングライター、メラニー・フィオナさんのデビューアルバム『The Bridge』に収められた一曲は、まさにそんな決意の朝に聴きたくなるナンバーです。
軽快でレトロなサウンドとは裏腹に、歌われているのは恋愛関係にピリオドを打ち、新たな一歩を踏み出す強い意志。
憂鬱になりがちな月曜の朝を「解放の象徴」として描く歌詞と、彼女のソウルフルな歌声が絶妙にマッチしていますよね。
2009年10月にはスイスのチャートで1位を獲得するなど、ヨーロッパで広く支持された本作。
何かを断ち切って新しい自分になりたい、そんなあなたの背中を力強く押してくれるかもしれません。
Except for MondayNEW!Lorrie Morgan

月曜日だけは強がっていられる、そんな失恋の歌はいかがでしょうか。
アメリカ、ナッシュビル出身のカントリー歌手、ローリー・モーガンさんによる作品です。
彼女の持ち味であるドラマチックで感情豊かな歌声が、主人公の複雑な心境を見事に表現しています。
この楽曲は1991年10月に、彼女のキャリアを代表する名盤『Something in Red』からシングルとして世に出て、全米カントリーチャートで4位に輝きました。
憂鬱な一日の始まりに、あえて本作を聴いて元気を出すのも素敵ですね。