【2025】月を歌った洋楽の名曲。おすすめの人気曲
空を見上げれば目に入るお月様は、私たちにとって身近でありながらも限りなくミステリアスで興味の尽きない存在ですよね。
太陽光の影響で満月や新月といった形へ変化し、目にする人を魅了したり惑わせたりもする「月」という星を、感受性豊かなアーティストたちが曲の題材として取り上げないわけがありません。
今回の記事では、そんな魅惑的な月をテーマとした洋楽の名曲を一挙ご紹介します。
ずばり月について歌った曲からメタファーとして月や月光が使われている曲など、時代やジャンルを問わずバラエティ豊かなラインアップでピックアップされた、さまざまなタイプの楽曲をぜひお楽しみください!
【2025】月を歌った洋楽の名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
Moon Undah WaterPuma Blue

ロンドンを拠点として独自の美学を貫くシンガーソングライター、プーマ・ブルーさんの幻想的なバラード曲。
水面に映る月のような儚さを感じさせるメロディと、失恋の痛みを歌った歌詞が印象的です。
デビューEP『Swum Baby』に収録された楽曲で、ジャズやソウルの要素を取り入れた独特のサウンドが魅力。
夜のドライブや、静かな時間を過ごしたい時にぴったりの一曲ですよ。
ぜひ歌詞の世界観に浸りながら、プーマ・ブルーさんの繊細な歌声をお楽しみください。
To The MoonMeghan Trainor

メーガン・トレイナーさんが2024年5月に発表した新曲は、1960年代のトーチソングスタイルを取り入れつつ、ポップやドゥーワップ、クラブビートを融合させた斬新な作品となっており、月の魅力を独特の視点で描いた楽曲です。
アメリカ出身の彼女らしい、キャッチーでメロディックな要素が詰まった本作。
歌詞には宇宙やロケット船がテーマとして登場し、愛の力で日常から非現実的な体験へと誘う内容となっているんです。
メーガンさんの息子さんの宇宙への興味からインスパイアを受けたという逸話もあるそうですよ。
rises the moonliana flores

月の魅力を静かに歌い上げる名曲が、イギリス出身のシンガーソングライター、リアナ・フローレスさんから届けられました。
彼女の2019年4月のEP『Recently』からの楽曲は、フォークやアコースティック・ポップの要素を取り入れた穏やかな曲調が特徴的。
アコースティック・ギターと柔らかなボーカルが、聴く人の心に深く染み入ります。
歌詞は、日々の困難や心の闘いを詩的に表現しながら、月の出を希望と変化の象徴として描いています。
まるで月の光が心を照らすかのような、癒しと安らぎを与えてくれる本作。
夜空を見上げたくなるような、心温まる一曲です。
MoonKid Francescoli

フランス・マルセイユ出身の音楽プロデューサー、キッド・フランチェスコリさんが2017年3月にリリースした楽曲です。
シンセポップとアンビエント・ハウスを融合させた、メロディックでリラックスした雰囲気が魅力的ですね。
アルバム『Play Me Again』に収録されたこの曲は、シンプルな言葉と印象的なハミングが特徴的。
月の神秘性や、恋愛や別れの感情を抽象的に表現しているようです。
映画的な雰囲気も持つ本作は、静かな夜に一人で聴くのがおすすめですよ。
MoonKanye West

「どこか遠くへ行って現実逃避したい」、「イヤなことをずっと避けていたい」と思ったことはありませんか?
そんな気持ちを抱いている男性が「月に行きたい」と願う様子を描いているのが『Moon』です。
こちらを手掛けるのは、カニエ・ウェストの名でも知られるイェさん。
彼の語り掛けるようなフロウもあり、心がいやされます。
まったりしたい時に、月を見ながら聴いてほしい1曲ですね。
ちなみに、コーラスを担当しているのはドン・トリヴァーさんなんですよ。
MoonlightKali Uchis

TikTokでバズったことでも知られているのが『Moonlight』です。
こちらはシンガソングライターのカリ・ウチスさんがリリースした楽曲。
妖艶な雰囲気のサウンドにのせて、男性をほんろうする女性が描かれています。
そして、月に関するワードをちりばめることで、お互いの感情の変化を表現しているのが聴きどころですね。
ちなみにMVは満月の下でカリ・ウチスさんがパフォーマンスする内容です。
合わせてチェックしてみましょう。
Marquee MoonTelevision

イントロにおける単音のギターリフのとてつもないインパクト、突出した独創性が作り上げた楽曲の素晴らしさは、いつまでも色あせるものではないでしょう。
いわゆるポスト・パンクと呼ばれる音楽ムーブメントの代表的な存在の1つとして活躍した、ニューヨーク出身のテレヴィジョンが1977年に発表した大名曲です!
この楽曲を構成するソングライティングの方法論に影響を受けたミュージシャンは数知れず、絡み合うツイン・ギターとタイトかつしなやかなビートを刻むリズム隊が織り成すバンド・アンサンブルの妙は、いつ聴いても刺激的ですよね。
ソングライターであり、ギターとボーカルを担当しているトム・ヴァーレインさんのいかにもニューヨーカーらしい文学的かつ独自の詩情を感じさせる歌詞、そしてタイトルの意味についても正解とされる解釈はなく、真実を知るのはおそらくヴァーレインさん本人だけというのも楽曲のミステリアスな魅力を助長させる要因ですね。
妖しい光を放つ月に心を惑わされそうな夜、ぜひこの曲に耳を傾けてみてください。