【世界の子守唄】子供がやすらぐ海外の名曲、人気曲
世界中の子守唄を紹介します。
日本にもたくさんの子守唄があり、ご両親に歌ってもらった曲を覚えている方も多いのではないでしょうか。
その中には、日本の曲だと思っていた海外の子守唄もあるかもしれませんね。
この記事では、世界中で歌い継がれてきた海外の子守唄の中から、子供がやすらぐオススメの名曲・人気曲を紹介します。
日本の子守唄とはまた違ったメロディ、雰囲気の曲が多くあり聴いていると新鮮な気持ちになると思います。
意外にもお子さんが眠ってくれる曲が見つかるかもしれませんね。
【世界の子守唄】子供がやすらぐ海外の名曲、人気曲(11〜20)
コサックの子守唄ロシアの子守唄

ロシアの作家ミハイル・レールモントフが流刑地で採譜した子守歌。
1838年に流刑地であったカフカスで老婆が歌っていた子守歌を採譜し、ロシア語詩に直した楽曲です。
また、後に作曲家アレクサンドル・グレチャニノフにより、歌詞にもとづいて製作された歌曲『子守歌』として作曲され、現在も広く歌われています。
日本の子守唄とはまた違った独特の哀愁を含んだメロディーは、普通の子守唄では寝付けなくなってしまった赤ちゃんにもオススメです。
Aaija Nidariネパールの子守歌

古くから歌われている短い子守歌をベースに、ネパールのアーティストによって歌われている子守歌。
歌詞には赤ちゃんが喜ぶような言葉が使われており、楽しい気持ちで眠りにつける子守唄として親しまれています。
民族音楽を感じさせる特徴的なメロディーも、心に安らぎを与えてくれますよね。
日本語で「愛情」と聴こえる言葉が多く登場し、他の言葉がわからなくても気持ちを乗せて歌えるのもオススメポイントです。
なかなか寝付けない赤ちゃんを夢の世界に誘ってくれる、ぜひ一度聴かせてあげてほしい子守唄です。
Rock A Bye Babyマザーグースの子守歌

18世紀後半のイギリスで出版されたマザーグースの子守歌。
現代では平和的な歌詞として歌われることが多い楽曲ですが、原曲ではマザーグースらしい痛々しさを感じる歌詞が印象的です。
これは野心がすぎると足場が崩れて落ちてしまうという警告にも似た教訓と考えられている説があり、赤ちゃんの時から母による教えを伝える意味もあるのかもしれませんね。
歌詞に反して優しさを感じるメロディーですので、赤ちゃんの寝かしつけにもオススメの子守唄です。
Ninna Nanna Ninna Ohイタリアの子守唄

その優しいメロディーに反した歌詞の内容が衝撃的なイタリアの子守唄。
世界中にある子守唄の中で「早く寝ないと怖いことがあるよ」という内容の歌詞は数多く存在しますが、同曲では母親自らが怖い存在に対して「この子を誰にやろう」と歌っており、他の子守唄とは違った緊張感を生み出しています。
日本人が聴く分にはイタリア語がわからないと意味が通じず優しいメロディーの子守唄ですが、実は怖いことを言っているということに驚きますよね。
なかなか寝てくれない赤ちゃんに、一時のストレス解消として歌ってあげるのもいいかもしれませんが、本心から歌わないように注意しましょう。
Heidschi Bumbeidschiチロルの子守歌

オーストリア西部のチロル州に伝わるオーストリア民謡で、ワルツ調が優しい響きが特徴的な子守唄。
曲名の『Heidschi Bumbeidschi』には意味はなく、日本で言うところの「ねんねんころりよ おころりよ」といった子供を寝かしつけるためのフレーズとして使われています。
日本語訳では省かれていますが、歌詞の中には母親との別れを思わせる一説もある、子守唄としては珍しい内容ですよね。
その反面、キャッチーで心地いいメロディーは赤ちゃんの気持ちも鎮めてくれるのではないでしょうか。
優しい旋律が寝かしつけにちょうどいい、親子で聴いてほしい子守唄です。
The Dream Passes by the Windows(夢は窓辺を過ぎて)ウクライナの子守唄

ウクライナの伝統的な子守唄であるこちらの曲は、ロシア圏内独特の物悲しく幻想的なムードが漂う曲です。
アメリカの作曲家ガーシュウィンさんの作った有名な子守唄『サマータイム』がこちらの曲に似ていますが、ちょうどこの曲が作られたころウクライナ国立合唱団がカーネギーホールでこちらの曲を演奏しており、ガーシュウィンさんがそれを聴いてインスピレーションを得たかもという話もあります。
もし本当なら興味深い話ですね。
【世界の子守唄】子供がやすらぐ海外の名曲、人気曲(21〜30)
媽媽好(ママホー)中華人民共和国の子守歌

「世界で一番ママが好き」という意味の童謡だそうです。
微笑ましくて、しっかり母親に愛されている様子が分かります。
ゆったり穏やかな曲調が広大な中国のイメージとして浮かびます。
子供の歌声がいっそうのどかに感じます。