子守唄の童謡・民謡・わらべうた。なつかしい寝かしつけの歌
子守唄は古くからどんな国にもある、子供をあやす歌のことですね。
NHKの教育チャンネルで流れていたようなものから、外国の民謡をアレンジしたものまで、たくさんの子守唄をリストにしました。
子供のころ、みんなで一緒に歌った曲もあるのではないでしょうか?
子供に戻った気持ちで今あらためて聴いてみると、新しい発見があるかもしれません。
「子供の寝かしつけに毎回苦労している」という方はぜひ一度聴いて、歌ってあげてみてくださいね。
子守唄の童謡・民謡・わらべうた。なつかしい寝かしつけの歌(1〜10)
ゆりかごのうた作詞:北原白秋/作曲:草川信

歌詞を見てみると、カナリヤが歌ったりネズミがひもを揺らしたり、びわが咲いているような描写がありますね。
昔は子供がお外でお昼寝をするのが当たり前だったのかもしれません。
赤ちゃんが眠るときの子守唄にぴったりです。
江戸の子守唄

江戸から始まり各地に伝えられ、子守唄のルーツになったとも言われている日本の伝統的な子守唄です。
みなさんもきっとご存じですよね。
この落ち着いた囁くような旋律には眠たくなってしまいます。
子供でも簡単に歌える子守唄です。
モーツァルトの子守唄

こちらの曲は『モーツァルトの子守歌』と呼ばれ長年モーツァルトが書いたものと思われていましたが、最近の研究により、ハンブルクの図書館にあった資料から、医師であり作曲家でもあったベルンハルト・フリースがつくったとわかり、『フリースの子守歌』と言いかえられていることもあるようです。
作詞はフリードリッヒ・ヴィルヘルム・ゴッター。
日本語の訳詞は堀内敬三さんのバージョンが最も知られ、歌われています。
ゆったりとした三拍子がすてきな曲です。
シューベルトの子守唄

こちらの子守歌はその名の通りシューベルトが作曲した子守歌です。
なんと彼が19歳の頃に書いたといいますから、転載はやはり違いますよね。
ドイツ語の詞は今のところ誰が書いたかわからないそうです。
今後研究が進み作詞者がわかる日が来るかもしれませんね。
シューベルト自身は15歳の時に母を亡くしており、亡くなった母をなつかしんで作ったかもしれませんね。
日本ではフランス文学者内藤濯さんの訳や、訳詞家近藤朔風さんの訳で歌われることが多いです。
夢のなか作詞:日暮真三/作曲:渋谷毅

日本のジャズピアニストとしてよく知られている渋谷毅さん。
1980年代からは作曲家としてNHKの『おかあさんといっしょ』などの子供番組に作品を提供していて、こちらもその中の1曲です。
覚えやすい曲ながら、ジャズミュージシャンならではのオシャレな要素もところどころにちりばめられたステキな曲ですよね。
『おかあさんといっしょ』ではけんたろうお兄さん、あゆみお姉さんがよく歌っていました。
この曲を聴いて育った人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ママのこもりうたマユミーヌ

ゾウの親子を題材にした、優しいメロディをバックにした子守唄です。
前半は読み聞かせのように優しく物語を語りあげ、イントロが始まり、歌のパートに入ります。
やはり子守唄、とてもおだやかで暖かみのあるメロディが魅力で、優しく子供を見守るお母さんのまなざしが思い浮かぶようです。
ゆったりとしたテンポに合わせて体をさすったり、ゆりかごのように揺らしてあげられる楽曲です。
ゾウの親子のようにしあわせに眠りにつけそうですね。
蛍の光

スコットランド民謡『オールド・ラング・サイン』を原曲とした、日本の唱歌です。
学校の下校時刻になると流れる曲の定番ですよね。
寂しげな印象のある曲ですが、ゆったりとした旋律は安心でき、子守唄にぴったりです!