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素敵な子供の歌
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子守唄の童謡・民謡・わらべうた。なつかしい寝かしつけの歌

子守唄は古くからどんな国にもある、子供をあやす歌のことですね。

NHKの教育チャンネルで流れていたようなものから、外国の民謡をアレンジしたものまで、たくさんの子守唄をリストにしました。

子供のころ、みんなで一緒に歌った曲もあるのではないでしょうか?

子供に戻った気持ちで今あらためて聴いてみると、新しい発見があるかもしれません。

「子供の寝かしつけに毎回苦労している」という方はぜひ一度聴いて、歌ってあげてみてくださいね。

子守唄の童謡・民謡・わらべうた。なつかしい寝かしつけの歌(21〜40)

竹田の子守歌

赤い鳥 竹田の子守歌 (Takeda no Komoruita by Akai Tori
竹田の子守歌

現在の京都府にあった、被差別集落で伝えられてきた子守歌です。

赤い鳥などのフォークグループ、歌手が歌ったものの、長いあいだ放送禁止とされてきており、ラジオやテレビで紹介されるようになったのはけっこう最近のこと。

そのためか、曲の歌詞そのものも、原曲と大きく変更されています。

ねんねしなされ

ねんねしなされ (豊後の子守歌) 大分県地方わらべうた
ねんねしなされ

大分県、豊後に古くから伝わる子守歌です。

まだ夜が明けないうちに目が覚めてしまい、なかなか寝付けない赤ちゃんに歌います。

「眠りなさい、まだ朝になっていませんよ……朝になったら、お寺の鐘がなりますから」という内容の歌詞です。

まあるいたまご

まあるいたまご【手遊びうた】
まあるいたまご

『まあるいたまご』は、たまごをテーマにした手遊び歌で、擬音語、擬態語に合わせての手の動きがなんとも楽しい印象を与えてくれます。

まず手を合わせて丸いたまごを表現します。

そして、その卵が割れる様子、中からひよこが出てくる様子を表現します。

子供が好きとされる擬音語や擬態語ががたくさん登場するので、より興味を持ってもらいやすいでしょう。

また卵から現実にはいない生き物が生まれてくるのもおもしろいポイントですね。

おわいやれ

野外コンサート柏の葉公園 篠笛 オワイヤレ
おわいやれ

この子守歌は、山形県、赤湯地方のものです。

タイトルはオノマトペのような謎めいた語感がおもしろいですよね。

背負うという言葉に語源があるようです。

そういったあやし表現を研究している研究者もいらっしゃるようなので、興味がある方は調べてみてください。

日本全国、いろいろな子守歌がありますが、よく出てくるのが子守についての記述です。

農家の子供などが、子守として裕福な商家などに子守奉公に出されることはよくありました。

ねんねの風

ねんねの風(宮崎の子守歌)
ねんねの風

こちらの曲は宮崎県の子守唄とありますが、昔から歌われていたものではなく、平成元年に宮崎市教育委員会が心のふるさと創生として募集され、新しい宮崎の子守歌の最優秀作品に選ばれたものです。

内儀盛さん、永六輔さんが作詞し、いずみたくさんが作曲した曲で、夕方の宮崎県の風景についても歌われています。

なんと非売品で、出生届を出しに行くともらえるものなんだそうです。

デュークエイセスの声が美しく響く、すてきな出生プレゼントですね。

一匹ほえれば

岩手の子守歌 ~ ねさせ歌 ~
一匹ほえれば

岩手県に伝わる子守歌がこちらです。

地方によって部分的に歌詞が違いますが、大体は同じ内容となっています。

野犬や野良犬など、現在都会では見かけることはありませんが、昔はたくさんいて、子供にとってはちょっと怖い存在だったのかもしれませんね。

子守歌としては珍しい歌詞が逆に魅力的な1曲です。

三橋美智也さんの録音なども残っていますが、今はもうほとんど歌われなくなってしまったそうです。

日本の良き歌が失われていくのは悲しいですね。