もみじの歌。秋の童謡・唱歌・わらべうた
秋といえば、紅葉シーズンですね。
みなさんも一度は紅葉スポットに足を運び、その美しさに時間を忘れたことがあるのではないでしょうか。
この記事では、紅葉の主役とも言える「もみじ」を歌った曲を紹介します。
もみじの歌といえば、高野辰之作詞、岡野貞一作曲の唱歌『もみじ』が有名ですが、他にももみじを歌った曲があるんですよ。
なかには手遊びができる子供向けの曲もあります。
ぜひ秋の歌として、もみじの歌をお楽しみください。
もくじ
もみじの歌。秋の童謡・唱歌・わらべうた
もみじ作詞:吉村徹三/作曲:不詳

もみじの葉っぱの形を赤ちゃんの手の形に重ね合わせた、かわいらしい曲『もみじ』。
童謡作家や日本画家として活動した古村徹三さんが、作詞しました。
赤ちゃんがパーの形に開いた手をよくもみじの葉っぱに例えたりしますが、その例えをそのまま歌詞にしたのがこの曲です。
情緒豊かなやさしい歌詞は、秋の爽やかな風にマッチした心地よさを届けてくれますね。
高野辰之さん作詞の『もみじ』とはまた違った味わいを感じさせてくれるので、こちらの『もみじ』もぜひ一緒に楽しんでくださいね。
あのね、あきはね作詞:もりちよこ/作曲者:SHIKAMON

NHKの番組『おかあさんといっしょ』の2004年9月の月の歌です。
当時うたのおにいさんおねえさんを務めていた、今井ゆうぞうさんとはいだしょうこさんが歌っていました。
子どもの目線で、秋の色や秋の食べ物、秋を感じる景色などが歌詞につづられています。
子ども目線での秋の面白さ、そして家族との温かい時間が描かれている歌詞は、落ち着くメロディも相まって、とても心がホッとしますね。
家族で聴いていただきたいオススメの1曲です。
まっかな秋作詞:薩摩忠/作曲:小林秀雄

NHKの『たのしいうた』で初披露された秋の童謡の一つです。
薩摩忠さんと小林秀雄さんが作り上げたこの曲は、1963年10月に放送されて以来、多くの人に親しまれてきました。
秋の赤い景色を歌った歌詞は、子供の目線で自然の美しさを描いています。
つたやもみじ、からすうりなど、次々と登場する赤いものを探す楽しさが伝わってきますね。
夕日に照らされた子供たちの姿も印象的です。
季節の移り変わりを感じたいときや、子どもと一緒に秋の散歩を楽しむときにピッタリの曲。
『みんなのうた』でも放送された、心温まる秋の名曲です。
葉っぱ パッパ!

明るくテンポの良いリズムで、子供たちが体を動かしながら楽しめる内容となっている本作。
「葉っぱ」を主題に、自然のなかでの楽しさや季節感を感じさせる歌詞は、子どもたちの創造力を刺激し、自然とふれあう楽しさを教えてくれます。
イロハモミジの名前の由来など、豆知識的な要素が盛り込まれているところもおもしろいですよね!
YouTube上で多くの視聴者の心をつかんでいる本作は、リズム感や体の使い方を学べる効果的な手遊び歌として、保育士や幼稚園教諭の間でも高く評価されているのだそうです。
ひらひらもみじぼくときみ。

子どもたちの想像力を育む手遊び歌!
もみじが風に乗って舞い、体のあちこちにくっつくたびに、子供たちがうさぎやワニ、アヒルに変身する様子が描かれています。
2017年9月にリリースされたこの曲は、ぼくときみが作詞・作曲・振付を手がけ、幼児向けの楽曲として広く使用されています。
穏やかで優しいメロディに乗せて、体全体を使って楽しめますよ。
秋の季節感を感じながら、動物になりきる楽しさを体験できる、保育園や幼稚園での季節のイベントにピッタリの1曲といえるでしょう。
もみもみもみじぼくときみ。

秋を彩る真っ赤なもみじの手遊び歌です。
もみじの木の下を歩いていると、時々頭などにもみじの葉っぱが落ちてきますよね。
そんな頭やほっぺなど体に落ちてくっついたもみじを、もみもみ〜っともんじゃう歌です。
振り付けは、手で触って実際にもみもみ〜とやるだけととっても簡単。
実際にもみじの葉をくっつけて友達と一緒に遊べば、楽しさ2倍増しですよ!