動物を歌った童謡・民謡・わらべうた
『ぞうさん』『犬のおまわりさん』『アイアイ』など、誰もが一度は聴いたことがあるであろう童謡を集めました。
小さな子供に向けて作られているだけに、あらためて歌詞を見ると語感の良さやストーリーのわかりやすさ、そして言葉選びのうまさがよくわかりますね。
昔から歌い継がれている有名な童謡は、親子で歌うのにもぴったりです。
今回は手遊びができる歌もたくさんセレクトしたので、ぜひみんなで歌と一緒に楽しんでみてくださいね!
動物を歌った童謡・民謡・わらべうた(1〜10)
ゆかいな牧場

原題は『Old MacDonald Had a Farm』という、アメリカ民謡の日本語バージョンです。
子供のころ歌ったことがあるという方は多いのではないでしょうか?
『大阪うまいもんの歌』という替え歌も存在しています。
すずめがサンバ

いろいろな場所で踊る3羽のスズメの姿を歌っています。
かわいらしい光景が目に浮かびますね。
タイトル通り、サンバ調のノリノリな楽曲です。
作詞・作曲はシンガーソングライターや小説家として活躍する、かしわ哲です。
げんこつやまのたぬきさん

日本の童謡としてはもちろん、手遊び歌としても有名な『げんこつやまのたぬきさん』です。
簡単な手遊びなので、小さい子供とも一緒にできますし、覚えやすい曲ですよね。
じゃんけんをする遊びとしても歌われる曲です。
わにのかぞく

ワニの家族は一体どんな家族なのでしょうか。
この歌は、ワニ一家が登場します。
ワニのお父さんは、髭をそり、お母さんはお化粧。
そしてお兄さんはなにやら筋トレなどをしているようです。
なんだか人間の家族とあまり変わらないようですね。
この歌は、ワニの家族になりきって、手遊びを加えて楽しめます。
体を思い切り動かして、ユーモラスに表現するとより一層楽しめますよ。
子供たちと一緒に、ぜひ大人のみなさんも手遊びに挑戦してみましょう!
しろくまのジェンカ

フォークダンスの楽曲としても知られる『しろくまのジェンカ』。
フィンランドのダンス音楽「ジェンカ」が取り入れられている、楽しげな雰囲気の童謡です。
しろくまの親子が登場する歌詞が、かわいくてすてきですね。
ことりのうた

小鳥がお父さんとお母さんを鳴き声で呼ぶ様子を歌った、かわいい童謡です。
1954年に発表されました。
作詞は福岡県出身の児童文学者、与田凖一。
作曲者の芥川也寸志は映画『八甲田山』『八つ墓村』などの音楽を担当した人物です。
ぞうさんのぼうし

ぞうさんが忘れていった帽子の中に、子猫や子ブタ、子ダヌキが次々と入っていく、という歌です。
はじめは1匹ですがあとからどんどん増えて、帽子の中でぎゅうぎゅうになってしまう動物たちの様子が想像するだけでおもしろいですね。
それだけでなく、それぞれの動物たちの鳴き声を動物たちと同じ数だけ歌うのも、子供たちにとっては数字を覚えるのに役立ちます。
子供たちの大好きな動物とその鳴き声を使って、数字を楽しく学べるようになっているんですね。
でも、最後には子ダヌキが5匹も入ってしまったぞうさんの帽子。
一体どれほどの大きさなのでしょうか?
子供たちと歌ったあとに、イメージを膨らませてお話しするのも楽しいかもしれませんね。