動物を歌った童謡・民謡・わらべうた
『ぞうさん』『犬のおまわりさん』『アイアイ』など、誰もが一度は聴いたことがあるであろう童謡を集めました。
小さな子供に向けて作られているだけに、あらためて歌詞を見ると語感の良さやストーリーのわかりやすさ、そして言葉選びのうまさがよくわかりますね。
昔から歌い継がれている有名な童謡は、親子で歌うのにもぴったりです。
今回は手遊びができる歌もたくさんセレクトしたので、ぜひみんなで歌と一緒に楽しんでみてくださいね!
動物を歌った童謡・民謡・わらべうた(41〜50)
めんこい仔馬作詞:サトウ ハチロー/作曲:仁木 他喜雄

仔馬と子どもの暮らしを温かく描きながら、時代の影が忍び込む不思議な切なさを持つ1曲です。
濡れた仔馬のたてがみを乾かし、一緒に走り、やがて別れを迎える。
そんな情景がリズミカルな掛け声とともに展開していきます。
作詞を手がけたサトウハチローさんは童謡から歌謡曲まで幅広く活躍し、作曲の仁木他喜雄さんは映画音楽でも知られる実力派です。
本作は1940年12月に発売され、翌1941年1月にNHKの『国民歌謡』で全国放送されました。
映画『馬』とも関わりが深く、のちにアニメ映画でも取り上げられるなど長く愛されてきました。
親子で歌えば昔の暮らしに思いを馳せられ、保育の現場では仔馬の動きを真似る遊びとしても楽しめますよ。
春のまきば作詞:阪田寛夫 作曲:市川都志春

詩人で作詞家の阪田寛夫さんと、教育音楽の礎を築いた作曲家である市川都志春さんによる、牧場で駆ける子馬の姿を描いた童謡です。
春風の中で子馬が元気に駆け回り、周りには若草や花が芽吹く様子が歌われています。
低学年向けの音楽教科書に長年掲載され続けており、無理のない音域と覚えやすい旋律で、子どもたちの自然な歌声を引き出す工夫が随所に感じられます。
教育芸術社の令和2年度版や令和6年度版の小学校音楽教科書に収録され、指導用CDや初級ピアノ譜も整備されています。
春の生命感あふれる情景を、明るく軽やかなリズムで表現した本作は、新しい季節を迎える保育での合唱や、親子で一緒に歌う家庭の団らんにぴったりです。
牧場や動物が好きなお子さんと一緒に、楽しく歌ってみてくださいね!
山の音楽家ドイツ民謡

森の動物たちが音楽家になって演奏会を開く、絵本のように愛らしい作品です。
この楽曲では、リスや小鳥といった山の仲間たちが次々と登場し、得意な楽器を披露する様子が歌われています。
楽器の音色を表現した言葉が加わっていく構成で、聴いているだけで自然と体が動き出すような楽しさがありますね。
本作が日本で広く知られるようになったのは、1964年4月にNHK『みんなのうた』でダークダックスの歌唱によって紹介されたことがきっかけ。
以来、教育番組などでも長く歌い継がれています。
身振り手振りを交えながら楽しめるのも、魅力的ですよね。
ごひきのこぶたとチャールストン

1962年に歌手、森山加代子のシングルとしてリリースされた楽曲です。
「チャールストン」とは1920年代にアメリカではやったダンスのこと。
それを踊る5匹の子ブタのことを歌った、ノリの良い童謡として日本中に広まりました。
イルカはザンブラコ

ジャンプする生き物たちが登場する童謡です。
聴いたことがなくても懐かしい気持ちになれるのではないでしょうか。
作曲は慶應義塾大学出身の音楽家若松正司、詞は合唱曲「気球にのってどこまでも」の作詞でも知られる東龍男によるものです。
動物を歌った童謡・民謡・わらべうた(51〜60)
ピョンピョンカンガルー

ちょっと珍しい、カンガルーについて歌っている童謡です。
元気な曲調が、聴いているだけで楽しくなれて良いですね。
動画のアニメーションもかわいいです。
みんなで聴いて歌って、音楽に合わせて踊ってほしい動物ソングです。
あめふりくまのこ作詞:鶴見正夫/作曲:湯山昭

雨のなか、かわいい子グマがまわりを観察する様子が描かれた1曲です。
雨を喜んで小川をのぞきこんだり、お魚がいないか探してみたり、そんな子グマの無邪気な好奇心が目に浮かぶようです。
本作は1962年6月にNHKテレビ『うたのえほん』で紹介され、のちに教科書にも掲載され広く親しまれています。
また、この歌をもとにした絵本『あめふりくまのこ』も出版されているので、絵本とともに楽しむのもオススメですよ。
雨の日が待ち遠しくなるような、心温まる童謡です。
いけのこい

池を泳いでいるコイにエサをやるというおなじみの光景を歌った童謡です。
歌詞で韻を踏んでいるのがおもしろいですね。
1番に出てくるマツモは、日本全国さまざまな場所で見られる水草の一種で、キンギョモと呼ばれることもあります。
おすもうくまちゃん

おすもうくまちゃんと、くまのこちゃんが相撲をしていますね。
どちらが強いのか勝負しているようです。
この曲を聴いたら子供たちもお相撲をしたくなるのではないでしょうか?
ゆったりとしていて、赤ちゃんにも聴かせられる童謡です。
お玉じゃくしは蛙の子

『リパブリック讃歌』というアメリカ民謡をベースとした童謡です。
このメロディー、聞き覚えがありませんか?
実は『ヨドバシカメラ』のCMソングも同じメロディーなんですよね。
他にもこのメロディーを使った替え歌がいくつか存在します。


