動物を歌った童謡・民謡・わらべうた
『ぞうさん』『犬のおまわりさん』『アイアイ』など、誰もが一度は聴いたことがあるであろう童謡を集めました。
小さな子供に向けて作られているだけに、あらためて歌詞を見ると語感の良さやストーリーのわかりやすさ、そして言葉選びのうまさがよくわかりますね。
昔から歌い継がれている有名な童謡は、親子で歌うのにもぴったりです。
今回は手遊びができる歌もたくさんセレクトしたので、ぜひみんなで歌と一緒に楽しんでみてくださいね!
動物を歌った童謡・民謡・わらべうた(11〜20)
どうぶつたいそう1・2・3

動物たちも毎日の健康のために、体操をやっていたとしたらなんて考えるとおもしろいですよね。
『どうぶつたいそう』では、たくさんの動物たちの体操方法で体を動かせます。
ゾウやヘビ、アヒルなど全身をつかって体操できるので1曲を通してかなりの運動量も見込めます。
そしてなにより、動物たちになりきって思い切り体を動かすことで自然と笑顔があふれ、子供たちと一緒に楽しめるでしょう!
1日のはじまりに元気にからだを動かして、よいスタートダッシュを切るきっかけになりそうですね。
ねこふんじゃった

この歌は、幼いときに誰でも1度は聴いたことがあるかもしれませんね。
ユニークな歌詞も魅力ですが、メロディもとても個性的です。
鍵盤を習いはじめた人は、まずこの曲に挑戦する人も多いのではないでしょうか?
歌の中では猫を踏んでしまったというストーリーが展開されています。
子供たちと一緒に想像力を膨らませて曲の世界をイメージしながら歌うと楽しいですよ。
手遊びには、オリジナルのダンスも取り入れて歌ってみてくださいね。
黒ネコのタンゴ

1969年にイタリアで生まれた童謡です。
タイトルの通り、タンゴ調なのが特徴的。
日本だけでなく、世界中の国々で歌われています。
オリジナル版のレコードは900万枚以上の売り上げを記録している、名曲中の名曲です。
いぬのおまわりさん作詞:佐藤義美/作曲:大中恩

迷子になってしまった子猫を優しく助けようとする犬のおまわりさんの心温まる物語を描いた本作は、佐藤義美さんの温かな作詞と大中恩さんの親しみやすい楽曲が絶妙に融合した日本を代表する童謡です。
困った表情で「ニャン、ニャン、ニャン」と鳴く子猫の気持ちに寄り添いながら、カラスやスズメにも助けを求める犬のおまわりさんの優しさと奮闘ぶりが、聞く人の心をほっこりと温めてくれます。
1950年代から1960年代にかけて制作されたこの楽曲は、NHKの『みんなのうた』や『おかあさんといっしょ』などの教育番組で親しまれ、多くの子供たちに愛され続けています。
森のくまさん

動物が登場する童謡としては大定番の曲ですね!
森でくまに出会うというびっくりしてしまうような様子が描かれています。
しかし、くまさんはお嬢さんが落としたイヤリングを拾ってくれるという優しいくまさんでした。
かわいいくまさんを思い浮かべるような楽しい曲です。
かわいいかくれんぼ作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直

愛らしい動物たちのかくれんぼを題材にした優しい童謡です。
ひよこ、すずめ、子犬たちが懸命に身を隠そうとする姿を、サトウハチローさんが温かな言葉で描き、中田喜直さんのメロディが魅力をいっそう引き立てています。
1951年に発表された本作は、子供たちの遊び心や動物への好奇心を育むきっかけになってきました。
庭先や屋根、野原といった日常の風景の中で繰り広げられる、ワクワクドキドキのかくれんぼ。
新緑の5月、お散歩の途中で出会う動物たちに思いを馳せながら、お子さんと一緒に歌うのにピッタリです。
歌詞のリズムと親しみやすい旋律は、まさに春の喜びを表現しているかのようですね。
動物を歌った童謡・民謡・わらべうた(21〜30)
こぶたぬきつねこ作詞・作曲/山本直純

おなじみの4匹の動物たちがしりとりでつながる愛らしい童謡。
手遊び歌としても親しまれている人気作品です。
山本直純さんが作詞作曲を手がけた本作は、NHKの『おかあさんといっしょ』で放送され、多くの子供たちに愛され続けています。
1999年8月には斉藤昌子さんと杉並児童合唱団によるバージョンがリリースされ、その後もさまざまなアーティストがカバーしました。
シンプルで覚えやすいメロディと動物の特徴的な鳴き声が印象的で、幼稚園や保育園での手遊びタイムにピッタリですね!