馬が登場する!童謡・わらべうた&手遊びうたのオススメ特集
子供の頃に歌った馬の歌、思い出せますか?
「うまはとしとし」や「おうまのおやこ」など、優しいメロディに乗せて口ずさんだ童謡やわらべうたは、大人になった今でもふとした瞬間に心に浮かんでくるものですよね。
そこでこちらでは、馬をテーマにした懐かしの童謡や手遊びうたをたっぷりとご紹介します!
親子で一緒に歌ったり、保育の現場で活用したり、さまざまなシーンで楽しめる楽曲ばかりなのでぜひご覧ください。
あなたの記憶に残っているあの一曲もきっと見つかるはずですよ!
馬が登場する!童謡・わらべうた&手遊びうたのオススメ特集(1〜10)
おんまはみんなNEW!アメリカ民謡

19世紀のアメリカで生まれたフォークソングを日本向けにアレンジした一曲です。
中山知子さんによる日本語詞は、馬がぱっぱかと走る様子や、こぶたのしっぽがちょろりとしている理由を「どうしてなのか、だれも知らない」と問いかける構成になっています。
幼児にも覚えやすいオノマトペがリズムに乗せて繰り返され、替え歌も作りやすい点が魅力です。
NHKの子ども番組でも歌われてきた本作は、神崎ゆう子さんや坂田おさむさんの歌唱で多くの家庭や保育の場に届けられてきました。
手遊びや行進の動きと組み合わせて、親子で楽しむのにぴったりの童謡です。
HAPPY HONEY HORSENEW!ノーザンホースパーク

北海道苫小牧市のノーザンホースパークが制作した馬の手遊びうたは、馬と触れ合う楽しさをダンスにのせて表現した作品です。
パカパカと走る馬の様子、スリスリと親しむ姿、長い首やしぐさなど、馬の特徴をリズムに合わせて体で表現できるように工夫されています。
走る動きやジャンプを歌詞に盛り込み、子供たちがまねしやすいオノマトペを多用することで、初めて聴く子でもすぐに一緒に歌って踊れる構成になっているのが魅力です。
2023年4月に公開され、作詞はみよしななみさんとノーザンフレンズ、作曲は山内竣太郎さんとみよしななみさんが手がけました。
パークの公式サイトでミュージックビデオも楽しめます。
来園前に動画で予習してから現地で馬と触れ合うと、より思い出深い体験になりそうです。
親子で馬に親しみながら体を動かしたいときにぴったりの1曲ですね!
簡単ピアノで弾ける!くさけいばNEW!作曲:スティーブン・フォスター

19世紀アメリカで作られたこの曲は、馬が軽快に走る様子を弾むようなメロディと「ドゥーダー!」という掛け声で表現した楽しい一曲です。
1850年2月に出版されて以来、ビング・クロスビーさんやケニー・ロジャースさんなど多くのアーティストがカバーし、映画『ブレージングサドル』やルーニー・テューンズにも使われてきました。
日本では東京2020オリンピック開会式の馬術パフォーマンスでも流れ、幅広い場面で親しまれています。
ピアノ初級向けの楽譜も豊富で、白鍵中心のハ長調で書かれているため、弾き始めたばかりの方でも疾走感を味わいながら楽しく練習できます。
保育の場面やご家庭での音遊びにもぴったりの一曲です!
ちゃぐぽんダンスNEW!作詞・作曲:多田穣司

岩手の伝統行事チャグチャグ馬コをモチーフにしたこの曲は、滝沢市の公式キャラクターと共に、親子で楽しく踊れるご当地ダンスソングです。
多田穣司さんが作詞作曲を手掛け、岩手県立大学のダンスサークルが振付を担当し、2022年10月に大学祭「鷲風祭」のステージで初めて披露されました。
馬に乗るようなかわいらしい動きが取り入れられ、小さなお子さんでもマネしやすい簡単な振りが魅力です。
本作はボーカロイドの歌声に合わせて体を動かす楽しさがあり、市の公式YouTubeチャンネルで動画を見ながら家族みんなで踊れますよ。
地域のお祭りや健康づくりイベントで活用され、地元への愛着を育む一曲として親しまれています。
めんこい仔馬NEW!作詞:サトウ ハチロー/作曲:仁木 他喜雄

仔馬と子どもの暮らしを温かく描きながら、時代の影が忍び込む不思議な切なさを持つ1曲です。
濡れた仔馬のたてがみを乾かし、一緒に走り、やがて別れを迎える。
そんな情景がリズミカルな掛け声とともに展開していきます。
作詞を手がけたサトウハチローさんは童謡から歌謡曲まで幅広く活躍し、作曲の仁木他喜雄さんは映画音楽でも知られる実力派です。
本作は1940年12月に発売され、翌1941年1月にNHKの『国民歌謡』で全国放送されました。
映画『馬』とも関わりが深く、のちにアニメ映画でも取り上げられるなど長く愛されてきました。
親子で歌えば昔の暮らしに思いを馳せられ、保育の現場では仔馬の動きを真似る遊びとしても楽しめますよ。
ひびけ草原の歌NEW!作詞:久保田譲 作曲:丸山亜季

モンゴルの民話を題材にした連作の扉を開く一曲です。
詩人の久保田譲さんと作曲家の丸山亜季さんが手を組み、2000年5月に名古屋市民会館で開かれた発表コンサートで初めて披露されました。
その後、2002年9月に楽譜集『丸山亜季歌曲集〈別冊〉スーホの白い馬』の冒頭曲として正式に出版されています。
風と光が響き合う草原の情景が歌詞に織り込まれ、子供でも歌いやすい明るい旋律で構成されているのが魅力です。
学校や保育園で物語の朗読と一緒に歌ったり、発表会や音楽会の導入曲として使ったりと、幅広い場面で活躍してくれますよ。
おうまNEW!作詞:林 柳波/作曲:松島 つね

母馬に寄り添いながらぽっくりぽっくりと歩む子馬の姿を、やさしいリズムに乗せて描いた作品です。
作詞の林柳波さんは千葉の御料牧場で実際に目にした親子馬の情景をもとに詞を書いたそうで、動物の母子の情愛が素朴なことばで紡がれています。
作曲の松島つねさんは低学年でも歌いやすい音域と節回しを心がけ、鍵盤やハーモニカでも演奏しやすい伴奏に仕上げました。
1941年2月に国民学校の教科書『ウタノホン 上』へ収められたのち、戦後も継続して各社の教科書に採用され、2007年には「日本の歌百選」にも選ばれています。
幼稚園や保育園での合唱はもちろん、手遊びや器楽合奏にも取り入れやすく、親子で一緒に歌えば蹄の音をまねしながら楽しめますよ。






