動物を歌った童謡・民謡・わらべうた
『ぞうさん』『犬のおまわりさん』『アイアイ』など、誰もが一度は聴いたことがあるであろう童謡を集めました。
小さな子供に向けて作られているだけに、あらためて歌詞を見ると語感の良さやストーリーのわかりやすさ、そして言葉選びのうまさがよくわかりますね。
昔から歌い継がれている有名な童謡は、親子で歌うのにもぴったりです。
今回は手遊びができる歌もたくさんセレクトしたので、ぜひみんなで歌と一緒に楽しんでみてくださいね!
動物を歌った童謡・民謡・わらべうた(21〜30)
こぎつね

オシャレ好きのきつねさんみたいですね、女の子のきつねでしょうか?
秋は木の実や紅葉を使って楽しそうですが、冬はなかなかオシャレができないようです。
人間と同じような感覚のきつねさんがとても親しみやすいです。
コンコンクシャンのうた

動物たちが風邪を引いてしまった様子を歌った童謡です。
クシャミする動物を想像するとなんだかおもしろいですね。
作詞は絵本作家として知られる香山美子、作曲は合唱曲などを数多く生み出してきた湯山昭が担当しています。
あめのひの ぼくじょう

雨の日の牧場を舞台に、動物たちの楽しい様子を描いた親しみやすい楽曲です。
ウシやヒツジ、ニワトリたちが雨のなかで遊んだり、傘をさして歩いたりする様子が、明るく愛らしいメロディにのせて描かれています。
2024年9月にYouTubeチャンネル「LiaChaCha」のオリジナル楽曲として公開された本作は、お部屋遊びが多くなる梅雨の時期に、子供たちと一緒に歌って楽しめる6月にピッタリの1曲。
雨の日の憂うつな気分も、吹き飛んでしまいそうですね。
ぞうさん作詞:まどみちお/作曲:團伊玖磨

温かな親子の絆を描いた優しい童謡として、まど・みちおさんと團伊玖磨さんによって生まれたこの楽曲は、1952年5月にNHKラジオで初めて放送されました。
3拍子の穏やかなメロディと、自分の個性を愛おしく感じる心温まる歌詞が特徴的な本作は、教育番組や子供向けテレビ番組でも数多く取り上げられ、幅広い世代に愛されています。
山野さと子と森の木児童合唱団による2007年5月のバージョンは、今でも親しまれている代表的な演奏の一つです。
優しい春風のように心に寄り添うメロディは、親子で一緒に口ずさむのにピッタリ。
新緑の季節、お散歩しながら歌えば、さらに楽しい思い出になることでしょう。
おーいかばくん作詞:中川いつこ/作曲:中川ひろたか

穏やかで優しい雰囲気のこの楽曲は、2007年4月にCD付き絵本としてリリースされ、元旭山動物園の飼育係あべ弘士さんのイラストとともに、子供たちの生活に根付いた1曲となりました。
中川ひろたかさんと中川いつこさんが手掛けた本作は、かばを通じて動物たちへの興味を引き出す側面も持ち合わせています。
テレビ番組『ひらけ!
ポンキッキ』でも取り上げられ、多くの子供たちに親しまれてきました。
ゆったりとしたテンポで、かばののんびりとしたイメージにピッタリなメロディは、お子さんと一緒に歌うのにとても適していますよ。
春の遠足や動物園へのお出かけの際にも、楽しく口ずさんでみてはいかがでしょうか。
めだかの学校

「めだかの学校ってどんな学校だろう?」とタイトルからワクワクする曲ですよね。
1951年にNHKのラジオ番組『幼児の時間』で発表された有名な童謡のひとつです。
水の中をのぞく何が見えるでしょうか?
ぜひ歌いながら確かめてくださいね!
おうま

ゆったりとしたテンポの中に、馬の親子の仲睦まじい姿が描かれています。
「ぽっくりぽっくり」という歩く音の表現がユニークで、子供たちの想像力をくすぐりますね。
1964年にNHKの『みんなのうた』で放送され、多くの人に親しまれてきました。
親子で一緒に歌うのにぴったりの曲で、動物好きな子供たちにもオススメです。
馬の親子の愛情深い関係を通じて、家族の絆の大切さを感じられる温かな1曲となっています。