日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌
「数え歌」は文字通り数えるということを歌った歌謡、または和歌のことです。
日本においては古来より親しまれており、老若男女を問わず童謡などで一度は耳にしたことがある有名な曲も多数存在しますね。
こちらの記事では日本人にとって大切な「数え歌」をテーマとして、誰でも知っている名曲や数え歌の形式に則ったアニメソングや歌謡曲などさまざまなタイプの「数え歌」を紹介しています。
こどもたちと楽しむも良し、お遊戯などのBGMとして使うのも良し、そんな数え歌の魅力をぜひ味わってみてください!
日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌(1〜10)
ひとつとや お正月の歌

日本の伝統的な数え歌として長く親しまれてきた本作は、お正月の風物詩や祝い事を織り交ぜながら、1から12までの数を数える形式で構成されています。
ゆったりとしたテンポで歌われるこの曲は、子どもたちが楽しみながら数字や日本の文化を学べる教育的な側面も持ち合わせていますね。
江戸時代から歌い継がれてきた民謡の一つで、特にお正月の季節に歌われることが多いようです。
アニメ『鬼滅の刃』の「日の呼吸」のインスピレーション源になったという話もあり、古典的な歌詞が現代のメディアにも影響を与えている点が興味深いですね。
お正月の行事や家族団らんの場面で、みんなで歌って楽しむのにぴったりの曲といえるでしょう。
一番はじめは一の宮混声合唱団VoxMEA

数え歌の形式を取り入れた本作は、日本の伝統文化と現代的な合唱音楽が見事に融合した楽曲です。
神社仏閣を数え上げる前半と、小説『不如帰』をモチーフにした後半で構成され、日本の精神性や歴史を豊かに表現しています。
混声合唱団VoxMEAさんの美しいハーモニーが、聴く人の心に深く響きます。
フランス軍歌を基にしたメロディーに、日本の手まり歌のリズムを取り入れた独特の音楽性も魅力的です。
2023年3月、地域の春祭りで演奏され、多くの人々を魅了しました。
伝統を大切にしつつ新しい音楽表現を探求したい方におすすめの一曲です。
数え歌池田綾子

唱歌や童謡に根ざした音楽で知られる池田綾子さんが手掛けたこの楽曲は、国際的な親近感をテーマにした心温まる作品です。
日本語や英語、中国語など様々な言語で数を数える歌詞を通じて、異なる文化や価値観を持つ人々が互いに理解を深められるというメッセージが込められています。
2008年11月にリリースされた本作は、NHKの『みんなのうた』でも放送され、多くの人々の心に響きました。
子どもたちが楽しみながら数を学べるだけでなく、大人にとっても異文化理解の大切さを感じられる、まさに世代を超えて楽しめる一曲となっています。
いっぽんでもにんじんなぎら健壱

1975年のメガヒット曲「およげ!
たいやきくん」(子門真人)のB面。
歌唱はなぎらけんいち(現・健壱)。
一本・二足・三艘…と物の数が1つずつ上がると共に単位も変わる巧妙な歌詞は、子供だけでなく大人にも受けました。
かぞえうたポップしなないで

数を数えながら動物や曜日、日常の出来事を列挙する、リズミカルで親しみやすいメロディが特徴の楽曲です。
ポップしなないでさんならではのキャッチーな曲調とシンプルなアレンジが印象的で、子供たちが自然と数を覚え、リズム感を養えるよう工夫されています。
2022年8月にリリースされ、テレビ東京系の子供向け番組『シナぷしゅ』のアルバム『シナぷしゅのうた 3』に収録されました。
本作は、赤ちゃんや幼児向けの楽曲として制作されていますが、大人も一緒に楽しめる内容となっています。
子育て中の方々や保育の現場での活用はもちろん、家族みんなで歌って楽しむのにぴったりの一曲ですよ。
一合まいた

豊作を願う心と地域の連帯感を象徴する民謡として、香川県で長く歌い継がれてきた盆踊り唄です。
米の量を表す「一合」をテーマにした数え歌の形式を持ち、稲の成長や収穫を願う歌詞が特徴的ですね。
リズミカルで軽快な曲調は、盆踊りにぴったり。
江戸時代後期以降に盆踊りの一部として定着し、現在でも香川県の高松まつりなどのイベントで踊られることが多いそうです。
シンプルな歌詞とメロディーで、老若男女問わず楽しめる曲なので、夏祭りや盆踊りのBGMとしてもおすすめですよ。
地域の伝統文化に触れたい方にも、ぜひ一度聴いてみてほしい一曲です。
ポケモンかぞえうた金沢明子

日本の伝統的な数え歌のスタイルを取り入れたこの楽曲は、ポケモンたちが登場し、ダンスやリズムに合わせて数を数える内容が特徴です。
金沢明子さんの歌声とともに、ピカチュウやミズゴロウ、ヒトカゲなどの人気ポケモンが楽しく踊る様子が描かれており、親しみやすさを感じられます。
テレビアニメ『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』の第6つ目のエンディングテーマとして2005年7月から10月まで放送されました。
本作は、幅広い年齢層に楽しまれており、ポケモンの世界観をより身近に感じさせる一曲となっています。
家族や友達と一緒に歌って踊ってみるのはいかがでしょうか。
いちじくにんじん

数え歌として広く親しまれている、日本の伝統的なわらべうたの一つ。
食材や植物の名前を数字に対応させて歌う形式が特徴で、地域によって歌詞やメロディに違いがあるのも魅力の一つです。
子どもたちが楽しみながら言葉や数字を覚えられるため、昔から教育現場でも活用されてきました。
また、手遊びとしても人気があり、リズム感や手指の運動能力を養うのにも役立ちます。
世代を超えて歌い継がれてきたこの曲は、家族で一緒に楽しむのにぴったり。
懐かしさを感じる大人の方にも、新鮮な気持ちで楽しめる子どもたちにもおすすめの一曲です。
1975カープ初V/選手数え歌広島東洋カープ選手

1975年、広島東洋カープが初優勝した年にリリース。
メロディーは「大学かぞえうた」と一緒ですが、レギュラーメンバーと監督・コーチ陣が総登場して歌唱。
当時のカープ私設応援団有志までもがコーラスを務めました。
ちゅうちゅうたこかいな

日本の伝統的な数え歌として長く親しまれている本作。
「ちゅう」という音で2を表現し、タコの足を連想させる歌詞が特徴的です。
江戸時代から伝わるこの曲は、子どもたちに数え方を教える教育的な側面も持ち合わせています。
興味深いことに、地域によって歌詞や数え方が異なる場合もあるそうです。
最近では、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのアルバム『35周年記念 VERY BEST OF ROCK & BALLADS』に収録されるなど、現代の音楽シーンでも注目を集めています。
シンプルでリズミカルな本作は、お子さまとの遊び歌としてはもちろん、日本の伝統文化に触れたい方にもおすすめです。


