日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌
「数え歌」は文字通り数えるということを歌った歌謡、または和歌のことです。
日本においては古来より親しまれており、老若男女を問わず童謡などで一度は耳にしたことがある有名な曲も多数存在しますね。
こちらの記事では日本人にとって大切な「数え歌」をテーマとして、誰でも知っている名曲や数え歌の形式に則ったアニメソングや歌謡曲などさまざまなタイプの「数え歌」を紹介しています。
こどもたちと楽しむも良し、お遊戯などのBGMとして使うのも良し、そんな数え歌の魅力をぜひ味わってみてください!
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日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌(1〜10)
いちじくにんじん

数え歌として広く親しまれている、日本の伝統的なわらべうたの一つ。
食材や植物の名前を数字に対応させて歌う形式が特徴で、地域によって歌詞やメロディに違いがあるのも魅力の一つです。
子どもたちが楽しみながら言葉や数字を覚えられるため、昔から教育現場でも活用されてきました。
また、手遊びとしても人気があり、リズム感や手指の運動能力を養うのにも役立ちます。
世代を超えて歌い継がれてきたこの曲は、家族で一緒に楽しむのにぴったり。
懐かしさを感じる大人の方にも、新鮮な気持ちで楽しめる子どもたちにもおすすめの一曲です。
ちゅうちゅうたこかいな

日本の伝統的な数え歌として長く親しまれている本作。
「ちゅう」という音で2を表現し、タコの足を連想させる歌詞が特徴的です。
江戸時代から伝わるこの曲は、子どもたちに数え方を教える教育的な側面も持ち合わせています。
興味深いことに、地域によって歌詞や数え方が異なる場合もあるそうです。
最近では、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのアルバム『35周年記念 VERY BEST OF ROCK & BALLADS』に収録されるなど、現代の音楽シーンでも注目を集めています。
シンプルでリズミカルな本作は、お子さまとの遊び歌としてはもちろん、日本の伝統文化に触れたい方にもおすすめです。
1975カープ初V/選手数え歌広島東洋カープ選手

1975年、広島東洋カープが初優勝した年にリリース。
メロディーは「大学かぞえうた」と一緒ですが、レギュラーメンバーと監督・コーチ陣が総登場して歌唱。
当時のカープ私設応援団有志までもがコーラスを務めました。
日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌(11〜20)
かはッた数へ唄川田義雄とミルク・ブラザース

四人組音楽ユニット「あきれたぼういず」で一世を風靡した川田義雄が、グループ分裂後の1940年、別ユニットでリリース。
タイトルの「かはッた(変わった)」は自身の苗字「川田」から。
メロディーは尾張万歳の数え歌と同じ。
おふろのかぞえうた茅蔵人

日本の子供たちの記憶に深く刻まれた数え歌ですね。
茅蔵人さんが作曲し、高田ひろおさんが作詞したこの曲は、お風呂の時間を楽しく過ごすためのユニークな楽曲です。
歌詞には、お湯の温度をママに確認することや、服をたたむことなど、お風呂での行動が盛り込まれており、子供たちの日常生活をテーマにしています。
2009年に『決定盤!!ひらけ!ポンキッキ ベスト』アルバムの一部としてリリースされ、テレビ番組『ひらけ!ポンキッキ』で放送されたことで知られるようになりました。
本作は、お風呂の時間を楽しむためのBGMとしてはもちろん、親子で歌って楽しむのもおすすめですよ。
いちわのからす

縄跳びの遊び歌としても知られ、日本の伝統的な遊び歌として親しまれる楽曲です。
シンプルなメロディと動物たちの鳴き声を取り入れた歌詞が特徴的で、子どもたちの遊びや教育の場で活躍しています。
特定のリリース情報はありませんが、保育園や幼稚園での活動、さまざまな音楽CDに収録されることもあるそうです。
本作は、縄跳びをしながら歌うことで、リズム感や数の概念を楽しく学べる教育的な側面も持っています。
家族で楽しむのはもちろん、幼児教育の現場でも重宝される曲として、今後も長く愛され続けることでしょう。
流行歌数え唄榎本健一・武智豊子

「昭和の爆笑王」こと喜劇役者・エノケンと、「女エノケン」こと武智豊子のデュエットによる数え歌。
尾張万歳の三曲万歳がベースです。
1939年リリース。
当時のヒット曲「国境の町」の歌詞の一部がそのまま流用されています。