日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌
「数え歌」は文字通り数えるということを歌った歌謡、または和歌のことです。
日本においては古来より親しまれており、老若男女を問わず童謡などで一度は耳にしたことがある有名な曲も多数存在しますね。
こちらの記事では日本人にとって大切な「数え歌」をテーマとして、誰でも知っている名曲や数え歌の形式に則ったアニメソングや歌謡曲などさまざまなタイプの「数え歌」を紹介しています。
こどもたちと楽しむも良し、お遊戯などのBGMとして使うのも良し、そんな数え歌の魅力をぜひ味わってみてください!
日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌(1〜10)
ポケモンかぞえうた金沢明子

日本の伝統的な数え歌のスタイルを取り入れたこの楽曲は、ポケモンたちが登場し、ダンスやリズムに合わせて数を数える内容が特徴です。
金沢明子さんの歌声とともに、ピカチュウやミズゴロウ、ヒトカゲなどの人気ポケモンが楽しく踊る様子が描かれており、親しみやすさを感じられます。
テレビアニメ『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』の第6つ目のエンディングテーマとして2005年7月から10月まで放送されました。
本作は、幅広い年齢層に楽しまれており、ポケモンの世界観をより身近に感じさせる一曲となっています。
家族や友達と一緒に歌って踊ってみるのはいかがでしょうか。
いっぽんでもにんじんなぎら健壱

1975年のメガヒット曲「およげ!
たいやきくん」(子門真人)のB面。
歌唱はなぎらけんいち(現・健壱)。
一本・二足・三艘…と物の数が1つずつ上がると共に単位も変わる巧妙な歌詞は、子供だけでなく大人にも受けました。
ちゅうちゅうたこかいな

日本の伝統的な数え歌として長く親しまれている本作。
「ちゅう」という音で2を表現し、タコの足を連想させる歌詞が特徴的です。
江戸時代から伝わるこの曲は、子どもたちに数え方を教える教育的な側面も持ち合わせています。
興味深いことに、地域によって歌詞や数え方が異なる場合もあるそうです。
最近では、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのアルバム『35周年記念 VERY BEST OF ROCK & BALLADS』に収録されるなど、現代の音楽シーンでも注目を集めています。
シンプルでリズミカルな本作は、お子さまとの遊び歌としてはもちろん、日本の伝統文化に触れたい方にもおすすめです。
いちじくにんじん

数え歌として広く親しまれている、日本の伝統的なわらべうたの一つ。
食材や植物の名前を数字に対応させて歌う形式が特徴で、地域によって歌詞やメロディに違いがあるのも魅力の一つです。
子どもたちが楽しみながら言葉や数字を覚えられるため、昔から教育現場でも活用されてきました。
また、手遊びとしても人気があり、リズム感や手指の運動能力を養うのにも役立ちます。
世代を超えて歌い継がれてきたこの曲は、家族で一緒に楽しむのにぴったり。
懐かしさを感じる大人の方にも、新鮮な気持ちで楽しめる子どもたちにもおすすめの一曲です。
1975カープ初V/選手数え歌広島東洋カープ選手

1975年、広島東洋カープが初優勝した年にリリース。
メロディーは「大学かぞえうた」と一緒ですが、レギュラーメンバーと監督・コーチ陣が総登場して歌唱。
当時のカープ私設応援団有志までもがコーラスを務めました。