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日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌

「数え歌」は文字通り数えるということを歌った歌謡、または和歌のことです。

日本においては古来より親しまれており、老若男女を問わず童謡などで一度は耳にしたことがある有名な曲も多数存在しますね。

こちらの記事では日本人にとって大切な「数え歌」をテーマとして、誰でも知っている名曲や数え歌の形式に則ったアニメソングや歌謡曲などさまざまなタイプの「数え歌」を紹介しています。

こどもたちと楽しむも良し、お遊戯などのBGMとして使うのも良し、そんな数え歌の魅力をぜひ味わってみてください!

日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌(21〜30)

いたちのたぬき栗原正己

2010年にNHK-Eテレの「ピタゴラスイッチ」で発表。

「いたち」から「た」をぬいて「いち(一)」…を十まで続けるという、大人を唸らせる歌詞。

「いっぽんでもにんじん」の流れをくむ機知が番組のファンに評判です。

いちにのさんのしのにのご

🎵いちにのさんのしのにのご #shorts
いちにのさんのしのにのご

数字を用いたリズミカルなフレーズを、指を立てたり曲げたりしながら歌うシンプルな遊び方で、世代を超えて愛され続けているわらべうたです。

NHKの子供向け番組『にほんごであそぼ』で取り上げられ、動画投稿サイトでも親しまれています。

dmgさんの「イチ・ニ・サン・シ」や星野源さんの「いち に さん」など、現代アーティストたちによって新たな形で受け継がれている本作。

親子や友達と一緒に楽しみながら、手先の器用さやリズム感を育むことができる楽しい1曲です。

無責任数え唄植木等

植木等の全盛期1964年にリリースされた「だまって俺について来い」のB面。

東宝映画「ホラ吹き太閤記」の主題歌。

「数え唄」といいつつ、歌の中であっさり「5・6・7」を飛ばすあたりが作詞者・青島幸男の魅力ですね。

別れの数え歌加藤登紀子

日本の女性シンガーソングライターの草分け、加藤登紀子が1970年に発表したアルバム「私の中のひとり」に収録されている1曲です。

放浪者の哀感漂うポエジーな歌詞に70年代感が溢れます。

ちなみに加藤は翌年、名曲「知床旅情」を発表します。

ハゲの歌初音ミク

ハゲの歌 (一つ人よりハゲがある) ボカロ – 初音ミク
ハゲの歌初音ミク

ハゲに特化した歌詞のこの歌も、よく考えれば数え歌なのでした。

いつのまにか日本中に知れ渡った民間伝承歌の代表。

動画前半はメロディーの無いわらべ歌風、後半は『軍隊小唄(ほんとにほんとにご苦労さん)』の替え歌。

一かけ二かけて劇団でこんば

わらべうた『一かけ二かけて』~劇団でこんば~
一かけ二かけて劇団でこんば

今から約100年前、大正初期に誕生したといわれる伝承わらべ歌。

歌に合わせて数字を数えるのは冒頭部分だけですが、昔の子供たちはこれも数え歌の一種として、遊びのお供にして親しみました。

全国各地に替え歌があります。

尾獣数え唄うずまきナルト

週刊少年ジャンプで連載された人気コミック「NARUTO」のアニメで、挿入歌として放送された音頭調の数え歌。

作品内に登場するキャラクター「尾獣(びじゅう)」の特徴を並べた歌詞が、ネットで話題を呼びました。