実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌
子どもの頃に何気なく口ずさんでいた童謡やわらべうた、その歌詞の意味を大人になってから改めて読み解くと、背筋がぞくっとするような怖い解釈が隠されていることをご存じでしょうか。
よく知られたメロディの裏に潜む都市伝説や、時代背景から浮かび上がる不穏なメッセージは、一度知ると童謡の聴こえ方がまるで変わってしまいます。
本記事では、意味が怖いと語り継がれている童謡やわらべうたを取り上げ、その歌詞に込められた謎をひも解いていきます。
実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(1〜10)
かごめかごめわらべ歌

鬼を囲んでその周りを歌いながら回り、歌を歌い終わった時点で鬼が自分の真後ろにいる人を当てるという子供遊び。
さまざまな地方で微妙に歌詞や解釈が違う童謡であることから、逸話や都市伝説も数多く存在していることでも知られていますよね。
その中にはしゅうとによって突き飛ばされた妊婦や監視された環境から抜け出せない遊女といったイメージのしやすいものから、徳川埋蔵金の所在が隠されているというものまで、もはや起源を知ることすら困難と言われています。
伝承や言い伝えが多いとされる童謡の中でも、とくにメジャーで謎の深い童謡です。
てるてる坊主作詞:浅原鏡村/作曲:中山晋平

絶対に晴れてほしいときにつるす白い布や紙で作った人形を歌った童謡。
遠足や運動会の前日など、幼少期に願いを込めて軒先や窓際につるしながら歌ったという方も多いのではないでしょうか。
その起源は諸説あり、日本では雨乞いに失敗したお坊さんが首を切られ、その首を白い布に包んでつるしたところよく晴れたことが3番の歌詞を意味していると言われています。
また、中国では人柱としての伝説も残っているなど、かわいらしいメロディからは想像もつかない伝承が恐怖をあおる童謡です。
めだかの学校NEW!作詞:茶木滋/作曲:中田喜直

静かな水面の下にある規律正しい社会をのぞき見る描写が、平和なようでいてどこか現実離れした怖さを感じさせる、茶木滋さんの作詞による童謡。
メダカたちが遊ぶ様子を学校に見立てた牧歌的な内容ですが、1951年4月9日のNHKラジオ『幼児の時間』で初めて放送されたという戦後の背景を思うと、水底の世界に理想の日常を求めた切実さが胸に迫りますよね。
中田喜直さんが作曲した軽やかな旋律は安西愛子さんの歌唱でレコード化され、芸術選奨の関連でも評価された本作。
単なる観察歌としてだけでなく、厳しい現実を忘れて水中の理想郷へ没入してしまうような危うささえ感じられ、大人になってから聴くと背筋が伸びる思いがするのではないでしょうか。
サッちゃん作詞:阪田寛夫/作曲:大中恩

作詞を務めた児童文学家・阪田寛夫さんが幼少期に出会った女の子をモデルにして書かれたという童謡。
「一字一句も直すところがない」と自負する完成度であることから、外国語詞やCMソングによる改変の依頼をすべてNGとしていることでも知られています。
一般的には3番までしか知られていませんが、実は10番まで存在するとか、怪談「テケテケ」とのつながりがあるなど、古くから多くの都市伝説を耳にした方も多いのではないでしょうか。
ゆったりとしたメロディが逆に怖さを感じさせる、都市伝説としてメジャーな童謡です。
ロンドン橋イギリス民謡

世界中で親しまれている、イギリス生まれの伝承歌。
橋が崩れてしまう様子を歌った明るいメロディは、多くの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。
しかし、その歌詞の背景には、橋の建設のために人を犠牲にする「人柱」の恐ろしい伝説がひそんでいると言われています。
繰り返される「My fair lady」という優雅な響きが、実はいけにえにされた女性を指すという解釈もあるのだそう……本作の印象が一変しますね。
歴史ミステリーや歌に秘められた物語に興味がある方に、ぜひ深く味わっていただきたい作品です。



