実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌
子どもの頃に何気なく口ずさんでいた童謡やわらべうた、その歌詞の意味を大人になってから改めて読み解くと、背筋がぞくっとするような怖い解釈が隠されていることをご存じでしょうか。
よく知られたメロディの裏に潜む都市伝説や、時代背景から浮かび上がる不穏なメッセージは、一度知ると童謡の聴こえ方がまるで変わってしまいます。
本記事では、意味が怖いと語り継がれている童謡やわらべうたを取り上げ、その歌詞に込められた謎をひも解いていきます。
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実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(11〜20)
ドナドナイディッシュ民謡

荷馬車で運ばれる子牛のもの悲しい情景が目に浮かぶ外国の民謡。
哀愁あるメロディにのせて、決められた運命に抗えない子牛と、空を自由に舞うツバメが対照的に描かれているのが、聴き手の心を揺さぶるポイントですね。
実はこの歌、背景には迫害の歴史があり、自由への渇望が表現されているとも言われているんです。
1940年に舞台劇で披露された本作ですが、日本では1966年にNHKの番組『みんなのうた』で放送されて以降、広く知られるようになりました。
悲しい歴史に思いをはせることで、作品の本当の意味が見えてくるのではないでしょうか?
山寺の和尚さん作詞:久保田宵二/作曲:服部良一

まりのかわりに猫を袋に入れてしまう、思わず耳を疑うような歌詞にドキッとした方も多いでしょう。
軽快でコミカルなメロディと、その裏にひそむ少し怖い内容のギャップが、本作の不思議な魅力を形作っています。
この楽曲は作詞家の久保田宵二さんと作曲家の服部良一さんによって、昭和12年に大人向けのコミックソングとして作られたもの。
もとは江戸の俗謡で、当時の世相を映す風刺やユーモアが込められていたそうです。
ただ怖いだけでなく、歌が生まれた背景を知ることで、昔の人々の遊び心を感じられるかもしれません。
どうしてこんな歌詞なのか、友達と想像しながら聴いてみるのもおもしろいいですよ。
靴が鳴る作詞:清水かつら/作曲:弘田龍太郎

子供たちが元気に歩く微笑ましい光景が目に浮かぶ『靴が鳴る』。
作詞家の清水かつらさんと作曲家の弘田龍太郎さんが手掛けたこの曲は、誰もが知る名曲ですよね。
しかし、この軽快な靴音に「戦地へ向かう兵隊の行進」を重ねたり、無邪気な子供たちがどこかへ連れ去られてしまうのでは、という少しぞっとする解釈もあるのだそう。
明るく楽しげなメロディだからこそ、その裏に隠された意味を想像すると、いつもの歌が少し違って聴こえてくるから不思議です。
普段とは違う視点で聴いてみるのも、この曲の新たな楽しみ方かもしれませんよ!
雨降りお月作詞:野口雨情/作曲:中山晋平

雨の夜、花嫁がひとり嫁いでいく様子を描いた『雨降りお月』は、どこかもの悲しい雰囲気が印象的な童謡です。
歌詞をよく読むと、なぜか一人で嫁いでいく花嫁の姿に、少し不思議な気持ちになりますね。
その背景には、亡き娘を思う鎮魂歌という切ない説があるといわれています。
ですが、作者が雨の中を嫁いできた妻をモデルにしたという、心温まるエピソードも残されているのだとか。
いろいろな可能性を想像しつつ、歌詞の世界観に思いをはせながら聴いてみてくださいね。
線路は続くよどこまでもアメリカ民謡

19世紀後半にアメリカで生まれた民謡『線路は続くよどこまでも』。
日本では、NHK『みんなのうた』で流れていたのを記憶している方もいらっしゃるはず。
野山を越えてどこまでも旅をする、希望に満ちた歌という印象が強いですよね。
しかし、原曲は過酷な鉄道工事にたずさわる人々の労働歌だったのだそうです。
働き詰めで力尽きる様子や、恋人の不貞を暗示するような衝撃的な歌詞も存在したといいます。
この事実を知ってしまうと、陽気なメロディが、かえって不気味な響きを帯びて聴こえてくるから不思議です。



