実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌
子どもの頃に何気なく口ずさんでいた童謡やわらべうた、その歌詞の意味を大人になってから改めて読み解くと、背筋がぞくっとするような怖い解釈が隠されていることをご存じでしょうか。
よく知られたメロディの裏に潜む都市伝説や、時代背景から浮かび上がる不穏なメッセージは、一度知ると童謡の聴こえ方がまるで変わってしまいます。
本記事では、意味が怖いと語り継がれている童謡やわらべうたを取り上げ、その歌詞に込められた謎をひも解いていきます。
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実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(11〜20)
こぎつねドイツ民謡

ドイツ民謡を原曲とし、日本では秋の唱歌として親しまれている『こぎつね』。
誰もが一度は歌ったことがあるといっても過言ではない、おなじみの1曲ですね。
この曲のおもしろいところは、日本語詞と原曲のドイツ語詞で描かれる世界が全く違う点にあります。
愛らしいこぎつねがお化粧する日本語詞に対し、原曲は盗みをいましめる教訓的な物語。
その背景を知ってから聴き直すと、どこか哀愁を帯びたメロディがより深く心に響くのではないでしょうか?
国や文化による歌詞の違いを親子で話し合ってみるのも、この曲の奥深い楽しみ方としてオススメですよ!
めだかの学校作詞:茶木滋/作曲:中田喜直

静かな水面の下にある規律正しい社会をのぞき見る描写が、平和なようでいてどこか現実離れした怖さを感じさせる、茶木滋さんの作詞による童謡。
メダカたちが遊ぶ様子を学校に見立てた牧歌的な内容ですが、1951年4月9日のNHKラジオ『幼児の時間』で初めて放送されたという戦後の背景を思うと、水底の世界に理想の日常を求めた切実さが胸に迫りますよね。
中田喜直さんが作曲した軽やかな旋律は安西愛子さんの歌唱でレコード化され、芸術選奨の関連でも評価された本作。
単なる観察歌としてだけでなく、厳しい現実を忘れて水中の理想郷へ没入してしまうような危うささえ感じられ、大人になってから聴くと背筋が伸びる思いがするのではないでしょうか。
桃太郎作詞:不詳/作曲:岡野貞一

日本中で歌い継がれてきたといっても過言ではない、おなじみの童謡『桃太郎』。
誰もが桃太郎の活躍に胸をおどらせた記憶があるのではないでしょうか?
ところが、歌詞を全編通して聴いてみると、その印象がガラリと変わってしまうから驚きです。
「残らず鬼を攻めふせて」「ぶんどりものをエンヤラヤ」と歌う内容は、正義のヒーローの活躍にもとれますが、少し過激な侵略者のようにも聞こえてしまいます。
このドキッとするような展開の裏には、実は深い歴史的背景があるのだそう。
物語の別の側面を探るきっかけとして、親子で話し合ってみるのもよいかもしれませんね。
あぶくたったわらべうた

お鍋を囲んで輪になって歌う、わらべうた『あぶくたった』。
グツグツ煮えたお鍋の中身を「むしゃむしゃ」と食べるまねをするのが、この歌の楽しいところですね!
でも、戸棚に鍵をかけて寝静まると聴こえてくる「トントン」という不気味な音……。
その正体は「お化けの音!」という掛け声で、ここから一気に鬼ごっこがスタートします。
人食いの儀式というゾッとする説もありますが、このスリルこそが遊びの醍醐味(だいごみ)ではないでしょうか。
物語の登場人物になった気分で、ドキドキの追いかけっこを思いきり楽しみましょう。
りんごのひとりごと作詞:武内俊子/作曲:河村光陽

愛らしいリンゴの独白が描かれた『りんごのひとりごと』。
軽快なメロディで親しまれていますが、歌詞にはどこかもの悲しさがただよいます。
北国から汽車で運ばれ、故郷のおじいさんを思う姿が、実は都会へ出稼ぎに来た娘の境遇と重なるという解釈もあるようです。
この歌が作詞家の武内俊子さんの闘病中に生まれたと知ると、歌詞に込められた郷愁が一層胸にせまるかもしれません。
背景を知ってから聴き直すと、いつもの童謡がまったく違う物語に見えてくるはず!
ぜひそのギャップを味わってみてくださいね。



