雨の日に歌いたい・雨をテーマにした童謡
雨が降ると外に遊びに行けなくなって、子供たちもなんとなく憂鬱を感じてしまいますよね。
そんなときは「雨」をテーマにした童謡を聴いたり歌ったりして、少しでも雨の日を明るく過ごしましょう!
この記事では雨が降る様子を歌った曲や、雨をイメージさせる曲、雨が上がった後のワクワクとした気持ちを感じさせる曲など、さまざまな「雨」をテーマにした童謡を集めました。
雨は苦手だなと感じているお子さんも、紹介する童謡を聴けば雨のことが少し好きになるかもしれません。
憂鬱な雨の日にこそ歌を歌って明るい気分で過ごしましょう!
雨の日に歌いたい・雨をテーマにした童謡(1〜10)
虹のむこうに作詞・作曲:坂田修

NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』で歌いつがれている名曲『虹のむこうに』。
おさむお兄さんとして同番組で活躍していた坂田おさむさんが作詞、作曲を手がけた童謡です。
『虹のむこうに』は1996年4月の歌としてオンエアされ、はいだしょうこさんが歌ったバージョンのYouTube動画は200万回再生を突破し現在でも人気を集めています。
雨があがって太陽が顔を出し、虹が出てきたときのワクワク感やドキドキ感をステキに歌った名曲です。
雨作詞:江口章子/作曲:弘田龍太郎

作詞を『あめふり』でも知られる童謡作家の北原白秋さん、作曲を『春よこい』で知られる童謡作曲家の弘田龍太郎さんが手がけた楽曲。
冒頭から流れる物悲しいメロディーと文学的な歌詞が特徴で、1日中雨が降り続き外に遊びに行けない幼い子の心情をとてもよく表現していますよね!
作曲者の弘田さんの故郷である高知県安芸市にはこの曲の歌詞にも登場する緒が切れた赤いげたと、雨傘をモチーフにしたユーモアあふれる歌碑が建てられているんですよ。
あめふりくまのこ作詞:鶴見正夫/作曲:湯山昭

1962年にNHKで放送された童謡で、作曲は童謡作家で知られている湯山昭さん、作詞はこの曲で第6回日本童謡賞、第6回赤い鳥文学賞特別賞を受賞した鶴見正夫さんがつとめました。
歌詞が全てひらがなというのも子どもたちのことを考えて作られていますよね!
山に雨が降ってできたみずたまりを小川だと思って水を飲んでみたり、魚を探してみたりするくまのこの様子が何とも愛らしい曲です。
梅雨の時期に歌われることが多い楽曲でもあるので、お子さんと一緒に聴くことで幼いころの思い出にひたれますね!
雨ふり水族館作詞:新沢としひこ/作曲:中川ひろたか

作詞をシンガーソングライターで保育教材も多数手がける新沢としひこさん、作曲を絵本ライターの中川ひろたかさんが担当した童謡。
イントロのピアノからしっとりとした雨の季節が思い浮かびますよね!
雨が降る街の光景を水族館にたとえて表現したきれいな歌詞とメロディーが秀逸です。
雨や梅雨の時期が嫌いなのは子どもたちだけではなく大人も同じでしょう。
雨にぬれる車や人を水族館の魚にたとえてみれば、憂鬱な梅雨も乗り切れちゃうかも!
かたつむり作詞・作曲:文部省唱歌

1911年に当時の文部省によって編さんされた尋常小学唱歌。
それまでは翻訳唱歌が多く用いられてきたのですが、日本人の作曲家による日本独自のメロディーと歌詞をこのときから採用するようになったそうです。
現在もよく知られている『はとぽっぽ』や『桃太郎』『紅葉』などの名曲もその一つ。
かたつむりはでんでんむしとも呼ばれていますが、これはかたつむりをモチーフにした古典狂言の『蝸牛』に由来しているそうです。
反復するリズムと歌詞が楽しい曲ですので、親子で歌って雨の日も明るく過ごしましょう!
あまだれぽったん作詞:杉山寿子/作曲:一宮道子

手遊びとしても人気の『あまだれぽったん』。
作詞は杉山寿子さん、作曲は一宮道子さんが手がけています。
雨でポタポタとしずくが垂れる様子をかわいらしく表現したナンバー。
ポタポタという音を太鼓をたたくと表現しているところがおもしろいですよね!
あまだれが落ちる様子を手をたたいたり、腕をくるくる回したりと手遊びをしながら楽しく聴いてみましょう!
憂鬱な雨や梅雨の時期もお部屋で盛り上がれること間違いなしのオススメ曲です。
かえるの合唱日本語訳詞:岡本敏明/作曲:ドイツ民謡

19世紀に誕生したドイツの童謡である『Froschgesang=フロシュ・ゲサング』を原曲とし、日本では『かえるのうた』として知られています。
原曲の作詞者はドイツの童謡である『ぶんぶんぶん』や『かっこう』などで有名な童謡作家ホフマン・フォン・ファラースレーベンだとされています。
幼少期に合唱や輪唱で歌ったことがある人も多いのではないでしょうか。
かえるが泣いている部分の歌詞は歌い方もさまざま。
いろいろなパターンで歌ってみてもおもしろいですね!