雨の日に歌いたい・雨をテーマにした童謡
雨が降ると外に遊びに行けなくなって、子供たちもなんとなく憂鬱を感じてしまいますよね。
そんなときは「雨」をテーマにした童謡を聴いたり歌ったりして、少しでも雨の日を明るく過ごしましょう!
この記事では雨が降る様子を歌った曲や、雨をイメージさせる曲、雨が上がった後のワクワクとした気持ちを感じさせる曲など、さまざまな「雨」をテーマにした童謡を集めました。
雨は苦手だなと感じているお子さんも、紹介する童謡を聴けば雨のことが少し好きになるかもしれません。
憂鬱な雨の日にこそ歌を歌って明るい気分で過ごしましょう!
もくじ
- 雨の日に歌いたい・雨をテーマにした童謡
- 虹のむこうに作詞・作曲:坂田修
- 雨作詞:江口章子/作曲:弘田龍太郎
- 雨ふり水族館作詞:新沢としひこ/作曲:中川ひろたか
- かたつむり作詞・作曲:文部省唱歌
- かえるの合唱日本語訳詞:岡本敏明/作曲:ドイツ民謡
- あめふり作詞:北原白秋/作曲:中山晋平
- あまだれぽったん作詞:杉山寿子/作曲:一宮道子
- あめふりくまのこ作詞:鶴見正夫/作曲:湯山昭
- だから雨ふり作詞:新沢としひこ/作曲:中川ひろたか
- ピッシャンポンゆきちゃん、ワンワン、うーたん、クックー
- 雨の遊園地作詞:谷内六郎/作曲:中村八大
- みんなで作ったてるてるぼうず作詞:柴野民三/作曲:大中恩
- あめのひの ぼくじょう
- てるてる坊主作詞:浅原鏡村/作曲:中山晋平
- にじ作詞:新沢としひこ/作曲:中川ひろたか
- ながぐつマーチ作詞:上坪マヤ/作曲:峯陽
- 雨降りお月さん作詞:野口雨情/作曲:中山晋平
- にじのオーケストラ作詞:ささぐちゆう/作曲:佐藤五魚
- 天気予報をお知らせします日本語詞:福尾野歩/アメリカ民謡
- 蛙の笛作詞:斎藤信夫/作曲:海沼 實
- ニャニュニョの天気予報作詞:小黒恵子/作曲:宇野誠一郎
- 蛙の夜まわり作詞:野口雨情/作曲:中山晋平
雨の日に歌いたい・雨をテーマにした童謡(1〜20)
虹のむこうに作詞・作曲:坂田修

NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』で歌いつがれている名曲『虹のむこうに』。
おさむお兄さんとして同番組で活躍していた坂田おさむさんが作詞、作曲を手がけた童謡です。
『虹のむこうに』は1996年4月の歌としてオンエアされ、はいだしょうこさんが歌ったバージョンのYouTube動画は200万回再生を突破し現在でも人気を集めています。
雨があがって太陽が顔を出し、虹が出てきたときのワクワク感やドキドキ感をステキに歌った名曲です。
雨作詞:江口章子/作曲:弘田龍太郎

作詞を『あめふり』でも知られる童謡作家の北原白秋さん、作曲を『春よこい』で知られる童謡作曲家の弘田龍太郎さんが手がけた楽曲。
冒頭から流れる物悲しいメロディーと文学的な歌詞が特徴で、1日中雨が降り続き外に遊びに行けない幼い子の心情をとてもよく表現していますよね!
作曲者の弘田さんの故郷である高知県安芸市にはこの曲の歌詞にも登場する緒が切れた赤いげたと、雨傘をモチーフにしたユーモアあふれる歌碑が建てられているんですよ。
雨ふり水族館作詞:新沢としひこ/作曲:中川ひろたか

作詞をシンガーソングライターで保育教材も多数手がける新沢としひこさん、作曲を絵本ライターの中川ひろたかさんが担当した童謡。
イントロのピアノからしっとりとした雨の季節が思い浮かびますよね!
雨が降る街の光景を水族館にたとえて表現したきれいな歌詞とメロディーが秀逸です。
雨や梅雨の時期が嫌いなのは子どもたちだけではなく大人も同じでしょう。
雨にぬれる車や人を水族館の魚にたとえてみれば、憂鬱な梅雨も乗り切れちゃうかも!
かたつむり作詞・作曲:文部省唱歌

1911年に当時の文部省によって編さんされた尋常小学唱歌。
それまでは翻訳唱歌が多く用いられてきたのですが、日本人の作曲家による日本独自のメロディーと歌詞をこのときから採用するようになったそうです。
現在もよく知られている『はとぽっぽ』や『桃太郎』『紅葉』などの名曲もその一つ。
かたつむりはでんでんむしとも呼ばれていますが、これはかたつむりをモチーフにした古典狂言の『蝸牛』に由来しているそうです。
反復するリズムと歌詞が楽しい曲ですので、親子で歌って雨の日も明るく過ごしましょう!
かえるの合唱日本語訳詞:岡本敏明/作曲:ドイツ民謡

19世紀に誕生したドイツの童謡である『Froschgesang=フロシュ・ゲサング』を原曲とし、日本では『かえるのうた』として知られています。
原曲の作詞者はドイツの童謡である『ぶんぶんぶん』や『かっこう』などで有名な童謡作家ホフマン・フォン・ファラースレーベンだとされています。
幼少期に合唱や輪唱で歌ったことがある人も多いのではないでしょうか。
かえるが泣いている部分の歌詞は歌い方もさまざま。
いろいろなパターンで歌ってみてもおもしろいですね!
あめふり作詞:北原白秋/作曲:中山晋平

詩人としても有名な北原白秋さんによる童謡。
北原さんは『あめふり』や『からたちの花』『待ちぼうけ』など数多くの童謡を手がけています。
歌詞に出てくるジャノメは、江戸時代から作られ使用されてきた蛇の目傘のこと。
傘を上から見ると蛇の目のような色の塗わけがされているので、その名前がついたそうです。
時代劇でもお侍さんが内職で傘貼りをしているシーンで見たことがあるかもしれませんね。
1番の歌詞は有名ですが、2番以降は聴いたことがない人も多いのでは。
あめふりの日に傘を持っていなくて泣いている子に傘を貸してあげるというかわいらしい歌詞も魅力的なので、親子で歌ってほっこりしてくださいね!