雨の日に歌いたい・雨をテーマにした童謡
雨が降ると外に遊びに行けなくなって、子供たちもなんとなく憂鬱を感じてしまいますよね。
そんなときは「雨」をテーマにした童謡を聴いたり歌ったりして、少しでも雨の日を明るく過ごしましょう!
この記事では雨が降る様子を歌った曲や、雨をイメージさせる曲、雨が上がった後のワクワクとした気持ちを感じさせる曲など、さまざまな「雨」をテーマにした童謡を集めました。
雨は苦手だなと感じているお子さんも、紹介する童謡を聴けば雨のことが少し好きになるかもしれません。
憂鬱な雨の日にこそ歌を歌って明るい気分で過ごしましょう!
雨の日に歌いたい・雨をテーマにした童謡(6〜10)
あめふり作詞:北原白秋/作曲:中山晋平

詩人としても有名な北原白秋さんによる童謡。
北原さんは『あめふり』や『からたちの花』『待ちぼうけ』など数多くの童謡を手がけています。
歌詞に出てくるジャノメは、江戸時代から作られ使用されてきた蛇の目傘のこと。
傘を上から見ると蛇の目のような色の塗わけがされているので、その名前がついたそうです。
時代劇でもお侍さんが内職で傘貼りをしているシーンで見たことがあるかもしれませんね。
1番の歌詞は有名ですが、2番以降は聴いたことがない人も多いのでは。
あめふりの日に傘を持っていなくて泣いている子に傘を貸してあげるというかわいらしい歌詞も魅力的なので、親子で歌ってほっこりしてくださいね!
あまだれぽったん作詞:杉山寿子/作曲:一宮道子

手遊びとしても人気の『あまだれぽったん』。
作詞は杉山寿子さん、作曲は一宮道子さんが手がけています。
雨でポタポタとしずくが垂れる様子をかわいらしく表現したナンバー。
ポタポタという音を太鼓をたたくと表現しているところがおもしろいですよね!
あまだれが落ちる様子を手をたたいたり、腕をくるくる回したりと手遊びをしながら楽しく聴いてみましょう!
憂鬱な雨や梅雨の時期もお部屋で盛り上がれること間違いなしのオススメ曲です。
かえるの合唱日本語訳詞:岡本敏明/作曲:ドイツ民謡

19世紀に誕生したドイツの童謡である『Froschgesang=フロシュ・ゲサング』を原曲とし、日本では『かえるのうた』として知られています。
原曲の作詞者はドイツの童謡である『ぶんぶんぶん』や『かっこう』などで有名な童謡作家ホフマン・フォン・ファラースレーベンだとされています。
幼少期に合唱や輪唱で歌ったことがある人も多いのではないでしょうか。
かえるが泣いている部分の歌詞は歌い方もさまざま。
いろいろなパターンで歌ってみてもおもしろいですね!
だから雨ふり作詞:新沢としひこ/作曲:中川ひろたか

シンガーソングライターで絵本作家の新沢としひこさんが作詞、絵本ライターの中川ひろたかさんが作曲を手がけた童謡。
雨の季節が大好きなかえるやあじさい、ながぐつの気持ちを歌ったかわいい雨ソングです。
雨が嫌いで外に行きたくないとダダをこねる子どもたちに聴いてほしい1曲!
晴れの日が続くとひからびちゃうかえるや、雨が降らないと咲けないあじさい、げた箱で眠ったままだとほこりくさくなるながぐつの気持ちになってほしい!
ほっこりするメロディで一緒に歌いたくなりますね。
雨の遊園地作詞:谷内六郎/作曲:中村八大

NHK『みんなのうた』で放送された童謡。
童画家の谷内六郎さんが作詞をし『上を向いて歩こう』でも有名な中村八大さんが作曲を担当しました。
雨の遊園地の光景が目に浮かぶようなきれいな描写が印象的な楽曲で、番組内の映像は谷内さん自身が描いた画像が使われました。
2003年には『なつかしのみんなのうた』として40年ぶりに再放送が実現。
冒頭の軽やかな雰囲気から転調して物悲しくなる部分がとても印象的で、記憶にも残る名曲ですよね。
雨の時期に親子で聴きたい1曲です!