ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽
怖い曲、ときどき聴いてみたくなりませんか?
ホラー映画やお化け屋敷、心霊スポットなど怖いもの見たさが勝ってしまうあの感覚。
今回この記事ではホラーな世界観、狂気や裏の心理、歪んだ愛情などなど、背筋が凍るようなテーマを持った楽曲を紹介していきますね。
ホラーソングフリークであればぜひとも見ていただきたい内容。
また「昔一度聴いた怖い曲が気になっているけど、タイトルがわからない」というときにも活用できるかもしれません。
ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽(1〜10)
呪い山崎ハコ

怖い歌の定番として有名すぎるほど有名な、丑の刻参りをテーマにした曲です。
アニメちびまる子ちゃんのエピソード「まる子、フォークコンサートへ行くの巻」で一度だけエンディングとして使われた際にはテレビ局に苦情が殺到したといううわさもある曲です。
告げ口女王蜂

独特の世界観を持ったバンド、女王蜂。
この曲は思春期の少女の潔癖さや歪んだ正義感、残酷さを教師への語りかけの形で描写しています。
淡々とした関西弁でつづられた歌詞に生々しい怖さを感じます。
ぜひともじっくりと聴き込んでみてください。
カール・マイヤー引き裂かれた恋 Part 1カールマイヤー

ネット上では怖い曲として定番になっており、一部では「検索してはいけないキーワード」とも言われているほど恐ろしいと話題のバンド、カールマイヤーは1990年代に活動していました。
この曲は1994年にリリースされた音源のリマスター版だそうで、2018年にリリースされました。
お寺の鐘のような音やノイズ、沈黙のあとの突然の叫び声……、聴いているだけで頭がクラクラするような内容で、非常に前衛的な挑戦をされています。
この曲以外にも彼らの曲は背筋の凍る曲がたくさんあるので、興味のある方はぜひ聴いてみてくださいね……!
花-A last flower-ASA-CHANG&巡礼

イントロからかなり怖い雰囲気がただよう、こちらの『花-A last flower-』。
歌というよりは語りに近いボーカルです。
少女の不気味な声と弦楽器をメインとしたハイセンスなバックサウンドが独特の印象を与えます。
怖い曲ですが、中毒性は抜群ですね。
おともだちファントムシーター

友情の裏側に潜む闇を描いた衝撃のデビュー曲です。
ファントムシータが2024年6月に世に送り出した本作は、一見かわいらしいアイドルソングに見せかけて、実は恐ろしい内容。
怪しげで中毒性のある曲調と、裏切りや疑心暗鬼をテーマにした歌詞が絶妙にマッチ。
レトロホラーをコンセプトに掲げる彼女たちの世界観が存分に表現されています。
人間関係の複雑さを感じている人に、ぜひ聴いてもらいたい1曲です。
ド屑なきそ

狂気と依存が交錯するボカロ曲です。
なきそさんが歌愛ユキを起用し、2022年3月にリリースしました。
一方的な愛情と支配欲が絡み合う歌詞が印象的。
命令口調と懇願が交互に現れ、主人公の不安定な心情を表現しているんです。
いきなり突き放されるようなサウンドアレンジがゾクっとくるんですよね。
STEAKAさんによるリミックスバージョンや、小説も発表されていますので、気になる方はぜひ。
ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~阿部真央

共感性のある歌詞とパワーをあわせ持った歌声で男女を問わず人気のあるシンガーソングライターの阿部真央さん。
ロックをベースにポップスを掛け合わせたサウンドに定評があります。
そんな彼女が歌う怖い曲は『ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~』です。
曲のタイトルがストレートすぎてもはや怖いですよね。
アコースティックギターの爽やかな音色からの歌詞全体が気になる人をストーキングする歌詞で、妙にリアルな内容がとてつもなく怖さがあります。