ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽
怖い曲、ときどき聴いてみたくなりませんか?
ホラー映画やお化け屋敷、心霊スポットなど怖いもの見たさが勝ってしまうあの感覚。
今回この記事ではホラーな世界観、狂気や裏の心理、歪んだ愛情などなど、背筋が凍るようなテーマを持った楽曲を紹介していきますね。
ホラーソングフリークであればぜひとも見ていただきたい内容。
また「昔一度聴いた怖い曲が気になっているけど、タイトルがわからない」というときにも活用できるかもしれません。
ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽(21〜30)
ママ文月メイ

児童虐待というデリケートな問題を扱った衝撃的な楽曲です。
文月メイさんのデビューシングルとして2013年10月に発表され、多くの反響を呼びました。
天使となった子供の視点から母親への複雑な感情を歌う歌詞が、聴く人の心に深く刺さります。
リリース当時、動画サイトなどで話題になりましたが、過激な内容ゆえに有線放送は見送られた、というエピソードが。
2014年2月にリリースされたアルバム『She is.』にも収録。
文月メイさんの鋭い洞察力と表現力が光る1曲です。
奉神御詠歌柚楽弥衣

ホラーゲーム『SIREN』で使用された曲。
実際には日本語の歌詞ですが、一聴しただけでは何語かわからない歌といい、メロディーといい、聴けば聴くほど不安な気持ちにさせられます。
タイトル通り一種の神がかり的な怖さを持った曲です。
COTTON COLOR谷山浩子

ファンタジックな中に不気味さ漂う曲を作らせたら右に出る者のいない、谷山浩子さんによる作品。
普通に聴き流しているとなんということのないかわいらしい曲に聴こえますが、実は歌詞の中の謎の言語のアルファベットを逆から読むと……恐ろしい内容が明らかになります。
OBSCUREDIR EN GREY

人気ビジュアル系バンドのDir en grey。
猟奇的で凝ったMVを作るバンドの先駆けの一つでもあります。
こちらの曲のMVはホラー短編映画と呼んでも過言ではありません。
血やグロ描写が苦手な人は閲覧注意です。
おめえだよミドリカワ書房

Jポップ界の無頼派を名乗り、タブーに切り込んだ個性的な楽曲を多く発表しているミドリカワ書房。
この曲は過失で妻の連れ子を死なせてしまった男の取調室での供述の体裁をとっているのですが、その中で語られる妻のセリフが怖すぎる!
終盤の絡みつくような激しいギターの音も相まって、一度聴くと耳から離れない鬱曲です。
ガタゴト弌誠

静寂を切り裂くように始まるダークなサウンドが、聴く人の心臓を掴みます。
2025年6月に登場した弌誠さんの楽曲で、映画『きさらぎ駅 Re:』の主題歌に起用されました。
歌詞の世界観は、出口のない恐怖の中で正気を失っていく人物の心情を鮮烈に描き出しています。
そして息遣いまでもが音楽の一部となったボーカルワークが圧巻!
都市伝説やホラー作品が好きな方が、その空気感にひたりたい時にピッタリだと思いますよ。
柘榴睡蓮

タイトルですでに嫌な予感がした方、大正解です。
なぜ歌の世界では恋に狂った人はカニバリズムに走りがちなのでしょうか……。
血の臭いが漂ってきそうな歌詞、不安をあおる曲調、絶対に夜中に1人で聴いてはいけない系の曲です。