ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽
怖い曲、ときどき聴いてみたくなりませんか?
ホラー映画やお化け屋敷、心霊スポットなど怖いもの見たさが勝ってしまうあの感覚。
今回この記事ではホラーな世界観、狂気や裏の心理、歪んだ愛情などなど、背筋が凍るようなテーマを持った楽曲を紹介していきますね。
ホラーソングフリークであればぜひとも見ていただきたい内容。
また「昔一度聴いた怖い曲が気になっているけど、タイトルがわからない」というときにも活用できるかもしれません。
ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽(1〜10)
ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~阿部真央

共感性のある歌詞とパワーをあわせ持った歌声で男女を問わず人気のあるシンガーソングライターの阿部真央さん。
ロックをベースにポップスを掛け合わせたサウンドに定評があります。
そんな彼女が歌う怖い曲は『ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~』です。
曲のタイトルがストレートすぎてもはや怖いですよね。
アコースティックギターの爽やかな音色からの歌詞全体が気になる人をストーキングする歌詞で、妙にリアルな内容がとてつもなく怖さがあります。
あの子な幸せがばぶちゃん

日本の音楽文化の一つとしてすっかり定着した初音ミク。
多くのボカPによるさまざまな曲がありますが、この曲はMVも含めてグロテスクさでは群を抜いています。
カニバリズムを思わせる歌詞と悪夢的な映像の組み合わせが絶妙です。
けもの道Cocco

暴力的なまでの女の情念を歌った作品が多いことで知られるCoccoさんですが、この曲はとくにその傾向が顕著にあらわれています。
イントロの不協和音や間奏での絶叫、どことなく血なまぐささを感じさせる歌詞など、最初から最後まで不穏で猟奇的な雰囲気が漂いまくっています。
ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽(11〜20)
FEELS LIKE HEAVENHIIH

大ヒットホラー映画『リング』のテーマソングとして有名な、こちらの『FEELS LIKE HEAVEN』。
メロディもさることながら、サビの歌詞も非常に特徴的なため、耳に残っている方も多いのではないでしょうか?
怖さを見事に表現した曲調に注目ですね。
五月の蝿RADWIMPS

大人気バンドRADWIMPSのヒット曲『五月の蝿』。
メロディはよくあるポップスですが、歌詞が性犯罪をテーマとしているため、全体的にはかなり怖い曲です。
ただ歌詞の表現自体はわかりやすい話し言葉なので、キャッチーな曲ではあります。
子供向けの怖い曲といった感じですね。
誰ヒグチアイ

ヒグチアイさんの繊細な歌声と、ピアノのどこか不穏な音色が絶妙にマッチしています。
映画『あのコはだぁれ?』の主題歌として書き下ろされ、2024年7月にリリース。
緻密なサウンドスケープ、つぶやくようなボーカルワーク、不気味なのに美しい音像に引き込まれます。
歌詞では自己と他者の境界線が曖昧になっていく様子を、独特な言葉選びで表現。
映画のストーリーを色濃く反映した楽曲なので、まだの方はぜひご覧になってみてください。
うらみ・ます中島みゆき

中島みゆきさんの7枚目のオリジナルアルバム『生きていてもいいですか』に収録されている怖い曲が『うらみ・ます』です。
タイトルからその怖さが一目で伝わりますね。
曲の出だしから「うらみます」と歌い始め、その恨みは自分をもてあそんだ相手に対して向けられており、自らの爪で恨んでいる人のドアに優しくしてくれてありがというメッセージを残したいなど、狂気をうかがわせる歌詞が怖さをそそります。
人間の恨みほど怖いものはありませんね。