【暗い歌】つらい気持ちに寄り添う闇深い曲や切ない曲を厳選
なにかつらいできごとや悲しいことがあって、気分が落ち込んでしまうときってありますよね。
そんなとき「前を向いて頑張れ!」「君ならできる!」とポジティブすぎる曲を聴くと、かえってつらくなるという方は意外に多いのではないでしょうか?
そこでこの記事ではポジティブな曲ではなく、ネガティブに偏った気持ちにそっと寄り添う、暗い雰囲気の曲を紹介します。
重い歌詞や切ない歌詞など、あえて暗い内容の曲を聴くことで、あなたの気持ちが少しだけ楽になるかもしれませんよ。
【暗い歌】つらい気持ちに寄り添う闇深い曲や切ない曲を厳選(1〜10)
消えない温度Kotoha

優しく透明感のある歌声と、繊細なピアノやストリングスのアレンジが胸を締め付ける、HoneyWorksのプロジェクトで活躍するKotohaさんの楽曲です。
MIMIさんが丁寧に描き下ろした壮大なメロディは、失われた時間や感情を取り戻すような切ない思いと、それでも前を向こうとする希望が交錯する内容となっています。
2024年8月に公開された本作は、ミニアルバム『Autumn Vox』に収録され、Kotohaさんの感情豊かな歌唱と相まって、多くの人々の心に深く響いています。
つらい気持ちを誰にも言えないとき、一人で抱え込んでしまいそうなとき、静かに寄り添ってくれる温かな曲です。
心の奥ロクデナシ

寂しさや孤独に寄り添うバラードがロクデナシによって2025年2月に公開されました。
つらさや痛みを内包しながらも、大切な人への思いと希望を見出そうとする切実な心情が丁寧に描写されています。
MIMIさんの紡ぎ出す繊細なメロディと、にんじんさんの表現力豊かな歌声が、孤独な夜に寄り添い、明日への一歩を後押ししてくれる作品です。
孤独を感じているときや、心に痛みを抱えているときに聴けば、この曲が不安定な心にそっと寄り添ってくれるでしょう。
愛が灯るロクデナシ

シンプルなピアノの音色にのせて、孤独や不安を抱える心情を繊細に歌い上げるロクデナシの心揺さぶるバラード。
にんじんさんの透明感のある歌声が、あたたかな光のように心を照らし出します。
2023年2月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『愛ニ咲花』にも収録された、ボカロPのMIMIさんとのコラボレーション作品。
自分や相手のことが好きになれない、過去の傷にとらわれている、そんな寂しさを抱えた人に寄り添う楽曲です。
誰にも言えない思いを抱えているときや、深い孤独を感じているときに、耳元で優しく励ましてくれるでしょう。
生まれた意味などなかった。まふまふ

心の暗闇に浮かび上がる繊細な歌声と、虚無感や喪失感をつづった深い歌詞が印象的な楽曲です。
生きる意味を見失い、社会から疎外された心情を歌いながらも、それでも前に進もうとする意志が感じられる哲学的な内容となっています。
2019年8月に公開され、まふまふさんのアルバム『神楽色アーティファクト』に収録された本作は、彼の繊細な感性と表現力が存分に発揮された作品。
ピアノの静かなイントロから壮大なバンドサウンドへと展開していく楽曲構成も見事で、エモーショナルなロックとバラードの要素が絶妙なバランスで融合しています。
孤独や虚無感にさいなまれているとき、同じ気持ちを抱える誰かの存在を感じられる楽曲です。
私が明日死ぬならキタニタツヤ

人生の終わりを想像しながら、日々の生きる意味を探る切ない楽曲です。
キタニタツヤさんの中毒性のある歌声が、曲の世界観を見事に表現しています。
アルバム『roundabout』に収録され、2024年1月にミュージックビデオが公開された本作は、「もし明日が最後だとしたらどう過ごすか?」そんな問いかけを通じて、日常のささやかな幸せや、大切な人への感謝の気持ちを思い出させてくれます。
つらい出来事に直面したとき、この曲を聴けば、生きることの素晴らしさを再確認できるかもしれません。
心が折れそうになったときこそ、本作を聴いてみてはいかがでしょうか。
今はいいんだよ。MIMI

美しく切ないメロディと印象的なピアノサウンドが心に寄り添うバラード作品です。
優しく包み込むような温かい調べのなかで、強がって生きることに疲れた誰かに向けて、そっと手を差し伸べるように歌いかけます。
失敗や挫折、自分の弱さを受け入れ難くて、寝れない夜を過ごすこともあるはず。
本作は、そんな過去の涙も大切な思い出として受け止めながら、ゆっくりと前を向いて歩んでいけばいいのだと、背中を押してくれます。
2022年12月にシングルとしてリリースされ、2025年3月発売のアルバム『夜をだきしめる時。』にも収録。
つらい気持ちを抱えているとき、一人で頑張りすぎてしまいそうなときに、そっと聴いてほしい1曲です。
告白平井堅

絶望的な闇や深い悲しみを描いた、平井堅さんの重厚な歌声が心に響く楽曲です。
2012年5月にリリースされ、テレビ朝日系ドラマ『Wの悲劇』の主題歌として起用されました。
悲しみを抱えた女性の視点から描かれる苦しみや諦めの感情が、独特な映像美のミュージックビデオによってさらに印象的に表現されています。
本作は、阿波踊りや歌舞伎といった日本の伝統芸能とダンスを融合した斬新な演出で話題を呼び、音楽的にも視覚的にも深い印象を残しました。
つらい気持ちを抱えながらも前に進もうとしている方や、自分のなかにある暗い感情と向き合いたい方に、そっと寄り添ってくれる1曲です。