ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽
怖い曲、ときどき聴いてみたくなりませんか?
ホラー映画やお化け屋敷、心霊スポットなど怖いもの見たさが勝ってしまうあの感覚。
今回この記事ではホラーな世界観、狂気や裏の心理、歪んだ愛情などなど、背筋が凍るようなテーマを持った楽曲を紹介していきますね。
ホラーソングフリークであればぜひとも見ていただきたい内容。
また「昔一度聴いた怖い曲が気になっているけど、タイトルがわからない」というときにも活用できるかもしれません。
ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽(11〜20)
事故物件fox capture plan

『事故物件』という曲は、KAT-TUNの亀梨和也さんが主演を務めた2020年に公開された映画『事故物件恐い間取り』のサウンドトラックです。
作者は、有名映画の劇伴を多く手がけているインストゥルメンタルバンドのfox capture planが制作しました。
歌詞の内容やストーリーに怖さをつける曲がある中で、曲自体に恐怖感を与える部分は怖さはあるものの聴きごたえがあります。
耳鳴りのような旋律と音量と速度に緩急をつけるとたちまち怖い曲に仕上がるんです。
Cell久石譲

久石譲といえばエモーショナルなサウンドのイメージが強いと思います。
こちらの『Cell』は、ジブリの久石譲さんのイメージとはかなり違う、不気味なサウンドに仕上げられています。
不気味な曲ですが、ポイントポイントには久石譲さんらしいサウンドが登場していますね。
きみがいいならスキマスイッチ

国民的なポップソングを数多く世に送り出しているスキマスイッチですが、ファンでもぞっとする怖い歌があるんです。
1枚目のオリジナルアルバム『夏雲ノイズ』に収録されている『きみがいいなら』。
一見するとピアノの伴奏と大橋卓弥さんの優しい声が心地良いですが、曲の内容は君と離れていても、遠いとこでも君のことが分かるから大丈夫という精神病質とストーカー気質な歌詞が怖さを高めています。
また、ここでは書けない内容のシリアスな言葉が出てくるのでスキマスイッチ史上、ダントツに怖い曲です。
かすみDIR EN GREY

狂気と歪んだ愛情が入り混じる楽曲です。
DIR EN GREYが2003年4月にリリースしたシングルの表題曲で、アルバム『VULGAR』に収録されています。
哀愁ただようメロディーに乗せて、父と娘の悲しい物語が歌われています。
歌詞の中で過去と現在が交錯しており、だんだんと父親の狂気が明らかになっていく様子に、背筋が凍ってしまうんです。
怖いもの見たさな気分のときにオススメですよ。
たべちゃうぞガチャピン

子供番組『ポンキッキ』から生まれ、現在でもCMやバラエティに引っ張りだこの人気キャラクターであるガチャピン。
そのガチャピンにこんな黒歴史があったことをご存じでしょうか?
あまりの怖さにすぐに放送されなくなったそうですが、子供の頃ウキウキとテレビをつけて、大好きなキャラクターがこんな歌を歌っているのを目にしたらトラウマ確定です。
ぼくたちの失敗森田童子

『ぼくたちの失敗』は、女性シンガーソングライターの森田童子さんが1976年にリリースした曲。
はかなげで優しい声がとても印象的なアーティストです。
1983年に活動を停止しましたが、その後に放映されたテレビドラマ『ぼくたちの失敗』の主題歌に起用され、ドラマのセンセーショナルな内容と相まってこの曲もリバイバルヒットしました。
歌詞に注目すると、誰かと別れて1人になったものの言葉の最後の文字がカタカナになっている部分がどこかその別れを楽しんでいるかのよう。
ジャケットアートワークのこちらを見つめる女性も怖さを引き立てます。
ゾゾっと背筋が凍る怖い曲。狂気やホラー性を感じる邦楽(21〜30)
そっくりさんファントムシーター

もし自分の生き様を丸ごと真似するニセモノが現れたら、あなたはどうしますか?
ファントムシータが歌うこの楽曲は、そんな自分の存在を脅かす者への強烈な怒りと「私だけの人生を邪魔するな!」という悲痛な叫びが込められたダークポップです。
本作は2025年7月に発売されたシングル『すき、きらい』に収録。
この不気味なのに元気付けられる、不思議な音楽にぜひ触れてみてください!