ストーカーの歌。歪んだ愛の狂想曲
怖い恋愛ソングが聴きたい時におすすめの「ストーカーの歌」を紹介します!
歌詞ドッキリでも知られている阿部真央さんの『ストーカーの唄〜3丁目、貴方の家〜』など、有名なザ・ストーカーソングはみなさんもご存じだと思いますが、実は有名な曲の中にも「これ、ストーカーの歌じゃない?」と言われている曲がたくさんあるんです。
聴いた後には背筋がゾワッとする曲ばかりですので、ご興味のある方はぜひ。
かわいいメロディの曲は、カラオケにもおすすめです!
ストーカーの歌。歪んだ愛の狂想曲(1〜10)
五月の蠅RADWIMPS

RADWIMPSの楽曲の中でも「歌詞がグロい」と有名な1曲『五月の蠅』。
この曲は2013年にリリースされた彼らの16枚目のシングルです。
最初から最後までずっと衝撃的で耳を疑うほどのストレートな怨念、気持ちが襲いかかってくるような1曲。
これほどまでに相手のことを恨む気持ちはどこから湧いてくるのかと思いますが聴いていると好きすぎた相手に裏切られた気持ちはやがて怨念に変わるのか、と気付きます。
「孫の代まで呪う」なんて言葉がありますがまさにその域にまで達しているストーカーソング。
MVもゾワゾワとする作品です。
ストーカーの唄〜3丁目、貴方の家〜阿部真央

軽快なリズムと可愛らしい歌声から歌われる歌詞は、ストーカーというミスマッチがおもしろい1曲。
住所録を盗んだり、妹の名前まで調べ上げたり、妄想に入った歌詞はぞっとしますね。
かわいらしい女の子がストーカーになっていくという、実は恐ろしい1曲なのです。
見つめているポルノグラフィティ

ストーカーの曲というと女性目線のものが多い、というか目立つ曲が多いですよね。
この曲『見つめている』は2000年にリリースされたポルノグラフィティの大ヒットソング『サウダージ』のカップリングソングとして収録されている男性目線の気持ちを歌っているナンバーです。
2000年という時代も感じられる歌詞にも注目したい1曲ですがなんというか思い込みが激しい、そしてその激しさが曲が進むにつれて加速していく、一方的な恋愛感情を押し付けられているような1曲です。
妄想日記シド

ストーカーといえばこんな感じ!というストレートに思い描くストーカーを歌っているこの曲、シドの『妄想日記』。
恋に恋する女性、と言うとかわいらしく聞こえますが曲のタイトル通り、自分の思い描く妄想をありのままにぶつけている、ノリもよくテンポのいい曲ですがよくよく聴くと怖いなと思う1曲です。
恋する相手はきっと有名人、芸能人やバンドマンなのでしょうか。
ファンの行き過ぎた気持ち、行為がこれでもかというほど襲ってくる、そして最後の歌詞に衝撃を受けるストーカーソングです。
粘着系男子の15年ネチネチ家の裏でマンボウが死んでるP

ストーカーソングと言えば怖い、ゾッとするような気持ちが歌われたものが多いのですがこちらはなんともツッコミどころの多い1曲『粘着系男子の15年ネチネチ』。
タイトルからもうツッコミたくなる、ストーカーと言えば粘着という型にハマった粘着質な男性の気持ちかと思いきや、歌詞のそこかしこに思わず笑ってしまう、でもそれはストーカーだよと言いたくなる流れ。
そしてその15年間を1年ずつ振り返り、歌っているのですが最後にしてまさかのどんでん返し、今までのコミカルさはどこへやらと思うような胸が締め付けられるような展開になるオススメの1曲です。
恋愛疾患まだ仔
VOCALOIDの巡音ルカが歌っている1曲。
かなりハードなストーカー行為をつづった歌詞を、どこか懐かしさを感じるメロディと、やさしくはかげな歌声のおかげで、恐ろしさはあまり感じない曲に仕上がっています。
卵とじ倉橋ヨエコ

ドロドロとした感情やねっとりとした気持ちとは無縁な、カラリと、そしてさわやかなこの曲倉橋ヨエコさんの『卵とじ』。
楽しげで卵とじを作ってお出かけする、ピクニックにでも出かけるようなかわいらしいナンバーですがよーく聴いてみると……ちょっと「ん?」と思いませんか?
軽やかな歌声とメロディにだまされそうですが聴きようによっては伝えられない気持ちを押し込んみながらも人には言えないような恋する気持ち、誰かをねっとりと思うような気持ちが感じられます。