ストーカーの歌。歪んだ愛の狂想曲
怖い恋愛ソングが聴きたい時におすすめの「ストーカーの歌」を紹介します!
歌詞ドッキリでも知られている阿部真央さんの『ストーカーの唄〜3丁目、貴方の家〜』など、有名なザ・ストーカーソングはみなさんもご存じだと思いますが、実は有名な曲の中にも「これ、ストーカーの歌じゃない?」と言われている曲がたくさんあるんです。
聴いた後には背筋がゾワッとする曲ばかりですので、ご興味のある方はぜひ。
かわいいメロディの曲は、カラオケにもおすすめです!
ストーカーの歌。歪んだ愛の狂想曲(21〜30)
執行猶予三年蜉蝣

2007年に解散してしまったヴィジュアル系ロックバンド、蜉蝣。
これぞストーカー、まさしくストーカーというこの曲『執行猶予3年』。
物語がジワジワと進むかのような歌詞、そしてゾクッとする身の毛もよだつ描写。
繰り返される言葉、この曲中ではまだおとなしい感じの歌詞がリフレインするところに余計に狂気を感じてしまいます。
なぜか映像までもが目の裏に映るようなナンバーで寝る前に聴くと耳から離れないような怖さのある1曲ですね。
好き好き大好き戸川純

極端な愛の形を描いたディスターブなラブソングです。
戸川純さんの個性的なボーカルと、不気味なメロディーが絶妙にマッチしています。
1985年11月にリリースされたアルバム『好き好き大好き』に収録されたこの曲。
聴き手の心を掻き立てる魅力にあふれています。
本作は一見するとポップな楽曲ですが、歌詞の内容は相手への執着心が暴走した様子を赤裸々に表現。
愛する人への思いが高じて、暴力的な表現にまで及んでいきます。
恋に悩む人や、ストーカー気質を自覚している方にぜひ聴いてほしい一曲です。
部屋とYシャツと私平松愛理

想いを募らせる女性の心が、優しくも危うい愛の形を描き出します。
平松愛理さんの代表曲は、1992年3月にアルバム『MY DEAR』からシングルカットされ、大ヒットを記録。
平松さんのブレイクスルーとなった本作は、日常の細やかな心理描写で共感を呼びます。
歌詞には、愛する人への強い思いが込められ、時に狂気を感じさせるような表現も。
軽快なメロディとのギャップが、聴く人の心に深く刻まれます。
恋に悩む人、片思いの人にぜひ聴いてほしい一曲。
カラオケでも盛り上がること間違いなしです。
ドリーマーポルノグラフィティ

夢のなかにも出てくるほど愛する人への感情があふれ出す場面を歌う『ドリーマー』。
ジャンルレスな魅力を持つ楽曲をリスナーに届ける音楽ユニットのポルノグラフィティが2005年にリリースしたアルバム『THUMPχ』に収録されました。
現実ではかなえられないことを夢のなかだけでも実行しようとする恋心が描かれており、どこか艶やかな場面をイメージさせる歌詞が展開します。
カズーの楽器演奏を取り入れた軽快なバンド演奏とともに、岡野昭仁さんのエモーショナルな歌声が響く恋愛ソングです。
さよならをおしえて戸川純

死んでも地の果てまで追いかけてくる、というストーカーの鑑のようなこの曲、戸川純さんの『さよならをおしえて』。
この曲、聴いていると「どこかで聴いたことがある」と感じさせますがアメリカの『It Hurts to Say Goodbye』という原曲があります。
そしていろいろな国のたくさんの方々がタイトル、歌詞を変えて歌っている1曲です。
タイトルでは『さよならをおしえて』と言っていますがまったくさよならという言葉がしっくりこない、教えても理解してもらえないという怖さが襲ってくるような1曲です。
紫陽花と雨の狂想曲森山直太朗

じっくりと聴かないとストーカーソングとは思わないだろうこの曲、森山直太朗さんの『紫陽花と雨の狂想曲』。
何気なく聴いていたらポップなラブソングだと思いますが……実はしっかりとストーカーソングでした。
この曲は2004年にリリースされた森山直太朗さんの3枚目のアルバム『新たなる香辛料を求めて』に収録されている1曲。
タイトルや歌詞からもわかる、雨の季節のさわやかなラブソングかと思いきや、相手をジワジワと追い詰めていくような、さわやかさの下に隠れた狂気を感じるナンバーです。
メンヘラミオヤマザキ

ストーカーといえばメンヘラ、という図式はあると思います。
そしてメンヘラといえば名前の挙がるバンド・ミオヤマザキ。
代表曲でもある『メンヘラ』はそのままストレートにメンヘラな女性の気持ち、行動がこれでもかというほど詰まった1曲。
攻め立てるようにググッと迫る歌詞にうわぁ……となってしまう方も多いはず。
しかしメンヘラな彼女自身も自分のことをわかっている、誰もなりたくてこうなったんじゃないという気持ちも少なからず伝わってくるナンバーでもあります。