ストーカーの歌。歪んだ愛の狂想曲
怖い恋愛ソングが聴きたい時におすすめの「ストーカーの歌」を紹介します!
歌詞ドッキリでも知られている阿部真央さんの『ストーカーの唄〜3丁目、貴方の家〜』など、有名なザ・ストーカーソングはみなさんもご存じだと思いますが、実は有名な曲の中にも「これ、ストーカーの歌じゃない?」と言われている曲がたくさんあるんです。
聴いた後には背筋がゾワッとする曲ばかりですので、ご興味のある方はぜひ。
かわいいメロディの曲は、カラオケにもおすすめです!
ストーカーの歌。歪んだ愛の狂想曲(1〜10)
タナタロHONEY WORKS

ストーカーの曲といえば片思いが行き過ぎた、ちょっと怖いイメージのものを思い浮かべますがこちらの『タナタロ』はとてもかわいらしくてさわやかな?ストーカーソングです。
メロディもポップでかわいらしく、はじめは「片思いソングかな?」と思えるのですがどんどんと聴き進めていくと「あれ、なんかちょっとおかしいぞ?」となります。
好きすぎるがゆえの行き過ぎた行為がとてもさわやかに歌われていてなぜかかわいらしさまで感じてしまう、でもじっくり聴くとやはり怖い1曲です。
箱庭天野月

聴きようによってはそういうふうに聴こえるという含みをもたせたような、聴く人によって違うという楽曲、ありますよね。
この曲、天野月さんの『箱庭』ももどかしい気持ちを歌った1曲、と思えるのですがじっくりと聴くと、ストーカーというかゆがんだ愛が感じられる、ちょっとゾワッとするナンバー。
しっとりとしていて大人っぽさが感じられる中に、ジワジワと響く怖さのある1曲です。
とくに終盤、追い打ちをかけるように怖さが追いかけてきますよ。
誰よりもあなたをミドリカワ書房

軽快なリズムとやさしげな歌声でストーカー曲を歌い上げています。
かなり狂気の世界に入り込んでしまっている女性の歌ですね。
「ゆうや君逃げてー!」と叫びたくなる曲です。
ただかなりキているストーカーソングのわりにはかわいく仕上がっているのでオススメです。
ストーカーの歌。歪んだ愛の狂想曲(11〜20)
ストーカーキズ

得体の知れない何かが自分のうしろから着いてくる場面を歌う『ストーカー』。
ビジュアル系ロックバンドのキズが2019年にリリースしたシングル『平成』に収録されました。
重厚かつメロディアスなバンドサウンドにのせて、自分のもとに近づく何者かの正体を探る様子が描かれています。
語りかけるように歌唱する彼のクールかつ情熱的なボーカルから切ない心情が伝わるでしょう。
何をしているときも見られているような、恐怖や不安を表現した楽曲です。
ストーカーガール.BPM

好きな人に向けた気持ちがあふれておさえきれない様子を描いた『ストーカーガール』。
懐かしくも新しいサウンドをリスナーに届けるアイドルグループの.BPMが歌唱しています。
「あの人とどうしても付き合いたい」というピュアな恋心が加速してしまうストーカーの恋心を描いており、相手に向かって語りかけるようなフレーズが展開。
EDM調のダンサブルなビートに刻まれるレトロなシンセの音色もクセになるでしょう。
どこまでも相手のことを追いかける、怖さとキュートさの両方を感じさせるナンバーです。
いただきます倉橋ヨエコ

ストーカーの本質、自己中心的な考えが煮詰まって、逆にすがすがしささえ感じる倉橋ヨエコさんの『いただきます』。
明るく、理路整然と歌っていますが歌詞の内容をじっくりと読み、聴き込むとゾワゾワとしてしまう1曲。
この中に登場する、愛されて愛されすぎている誰かは果たして生きておられるのかと心配になる、ホラー映画のような感情が押し寄せてきます。
ここまであけっぴろげに言われてしまうともう逆に正統でまっとうな愛なんじゃないかと思いますよね。
くらやみ乙女佐田玲子

フォークグループ、白鳥座のメンバーとしても活躍した佐田玲子さんのデビューシングル『くらやみ乙女』。
中島みゆきさんが作詞作曲、久石譲さんが編曲を手掛けました。
月が満ちる夜の街のなかで、思いを寄せる人に向けた恋心があふれる様子を歌い上げています。
相手のことを思ってもうまくいかない恋愛模様が描かれており、どんなことがあっても会いにいこうとする姿が怖さを感じさせるでしょう。
はかなくも美しいメロディーにのせて響く、彼女の切ない歌声からもさまざまな感情が読み取れる楽曲です。