【ひな祭りの歌】桃の節句の定番曲。実は知らない!雛祭りソング
3月3日は女の子のすこやかな成長を祈るひな祭り。
旧暦では桃の花が咲く季節にあたることから「桃の節句」とも呼ばれています。
ひな祭りの曲といえば童謡の『うれしいひなまつり』が有名ですよね?
それ以外はなかなか思い当たらないなという方も多いかもしれませんが、実はひな祭りを歌っている曲はこのほかにもあるんです。
そこでこの記事では、さまざまなひな祭りソングを紹介していきます。
「『うれしいひなまつり』以外は知らない」という方は、この機会にぜひ聴いてみてくださいね。
【ひな祭りの歌】桃の節句の定番曲。実は知らない!雛祭りソング(1〜20)
ひなまつり文部省唱歌

いわゆる「ヨナ抜き音階」で作曲された『うれしいひなまつり』がどこか悲しげな旋律を持った楽曲であることに対して、こちらの『ひなまつり』は子どもたちが楽しく歌っているのが想像できるくらいに明るい曲調が特徴のひな祭りの歌なのですね。
あまり知られていない作品ですし、本稿を読んで初めてこの曲の存在を知ったという方も多いのではないでしょうか。
『うれしいひなまつり』が「お内裏様」について誤った認識で書かれた歌詞であることは有名ですが、本稿で取り上げている『ひなまつり』は雛飾りの形式に沿った形の歌詞だということにも注目してみてくださいね。
おひなまつり作詞:斉藤信夫、作曲:海沼実

住んでいた地域や世代によっては、子どもの頃に歌ったひな祭りの歌として本稿で取り上げている『おひなまつり』を挙げられる方はいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの『おひなまつり』は日本で最も歴史のある児童合唱団とされている「音羽ゆりかご会」の創設者であり、童謡作家として『みかんの花咲く丘』など多くの日本人の心に残る作品を生み出した海沼實さんが作曲を務め、斎藤信夫さんが作詞を担ったひな祭りソングです。
戦後に姉妹で活躍した童謡歌手として知られる川田孝子さんが歌唱するレコードも現存しているようですから、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。
ミニモニ。ひなまつり!ミニモニ。

桃の節句を祝う『ミニモニ ひなまつり!』は、女性アイドルグループ・ミニモニが贈るユニークな楽曲です。
つんく♂さんの手によって作られ、小西貴雄さんのアレンジが加わっています。
楽曲は、女の子の成長と夢を祝福する内容で、ミニモニらしい遊び心とともに、ひな祭りの楽しさを全面に押し出しています。
歌詞の中のリフレインや、元気なフレーズは親しみやすく、家族みんなで聴いていただきたい作品です。
親子で一緒に歌えば、ひな祭りのお祝いがより一層盛り上がるはずです!
けっこんしきをあげました荒巻シャケ

「保育シンガーソングライター」を名乗ってオリジナルのあそび歌を多く世に送り出している、荒巻シャケさんによるひな祭りにぴったりの曲が『けっこんしきをあげました』です。
昭和の時代から長く愛されている曲と錯覚してしまいそうなほどになじみやすいメロディとリズム、テンポ感を持ったこちらの『けっこんしきをあげました』は、歌単体として楽しむこともできますが手遊びの歌ということで、保育園などの現場でもぜひ活用してみてほしいですね。
荒巻さん自身のYouTubeチャンネルでも紹介されていますから、参考にしつつ替え歌などにも挑戦してみるのもきっと楽しいですよ!
メモトキレナガールKAN

エレクトロポップの軽快なビートが印象的な1曲です。
KANさんのアルバム『23歳』に収録され、2020年11月にリリースされました。
独特な言葉遊びが感じられるタイトルや、ユーモアたっぷりの歌詞からは、片思いの切なさとそれを軽やかに表現する作者の遊び心が伝わってきます。
中田ヤスタカさん風のサウンドを意識して制作されたとのことで、KANさんの音楽的挑戦が感じられる本作。
ぜひひな祭りのタイミングで聴いてみてください!